ふたご島編
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116.雪の守り神
氷島へと到着した小夜達は大きな山を見つめていた。
「大きい山だね」
てっぺんの方は白いね
「雪が積もってるのかな」
小夜がそうコアに返事をした時後ろから声が聞こえた。
「あれは守り神のいる山だよ」
「えっ?」
「あの山には守り神がいると言われているんだ。ふたご島に雪が降るのはその守り神のおかげだとも言われているそうだよ。君は氷タイプのポケモンを仲間にしに来たのかい?」
「い、いえ...」
「僕はミナキ、君は?」
「あっ、小夜と言います」
「小夜君か、氷タイプのポケモンを仲間にしに来たんじゃないとなると、釣り人かい?」
「いえ...私は湖に行きたくて...」
「あぁ、雪解け水の流れるという場所か。あそこはとても澄んだ場所だと聞いた。....っ!という事はスイクンがいるかもしれないということか!!こうしてはいられない!」
そう言ってミナキと名乗った人物は走ってどこかに去って行った。
『あれ...あの人スイクンって言ってなかったかな?』
なんか変な人だったね
「うん...」
さてと、早く湖に行こうよ♪どうやって行くんだろ?
「聞いてみないとね」
その後、小夜達は街の人に湖への行き方を尋ねると、ミズキの言っていた守り神のいると言う山まで行かないといけないという事が分かったため、直ぐに出発する事になった。
こっちの姿の方が寒く無くていいよ
そう言ったコアの姿は水色と白の混じったような姿だった。
「グレイシアの姿になったら雪に適応したんだね」
そうみたい、それにしても山まで結構あるみたいだね
「うん。途中に山小屋があるみたいだからそこまで行かないと野宿になっちゃうから急がないとね」
小夜達は雪の積もる山を登っていると雪が強さを増して来た。
なんか雪が強くなってきたね...小夜、大丈夫?
「うん。大丈夫だよ、でも急いだ方が良いみたいだね...」
雪が強くなる前になんとか山小屋まで辿り着こうと急いでいた小夜は目の前が見えなくなってきている事に焦りを感じていた。
しかし、雪の勢いは強さを増し前に進むことも難しい程に吹雪いていた。このままはまずいと思ったは小夜どこか休める場所がないかと当たりを見渡してみると、小さな洞窟のような場所を見つけた。
「コア...!あそこに行こう...!」
洞窟があってよかったね!
洞窟へ入ったコアがそう言いながら小夜を見た時、コアは目を見開いた。
小夜!どうしたの⁈顔が真っ青だよ!
「だ、大丈夫...」
何とか返事をした小夜だったが一気に寒さが襲い、床に膝をついてうずくまってしまった。
『あっ...この感じ...』
体が冷えていくのを感じながら小夜は思い出していた
親と呼べるようなことをされたことは無く、ただ、ただ、無視をされ続けられた時の事を
寒い冬の日に着る物を着せられず理由もなく蹴られていた時の事を
『あの時と同じ寒さ...寒い...?分からない...』
朦朧とする意識の中で小夜はコアが心配そうな顔で何かを叫んでいる様子がぼんやりと見えた。
そして視界が暗くなる前に聞こえたのはポンッと何かが開く音だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
長くなりそうな予感...
ミナキさんが突然出てきましたね(笑)
氷島へと到着した小夜達は大きな山を見つめていた。
「大きい山だね」
てっぺんの方は白いね
「雪が積もってるのかな」
小夜がそうコアに返事をした時後ろから声が聞こえた。
「あれは守り神のいる山だよ」
「えっ?」
「あの山には守り神がいると言われているんだ。ふたご島に雪が降るのはその守り神のおかげだとも言われているそうだよ。君は氷タイプのポケモンを仲間にしに来たのかい?」
「い、いえ...」
「僕はミナキ、君は?」
「あっ、小夜と言います」
「小夜君か、氷タイプのポケモンを仲間にしに来たんじゃないとなると、釣り人かい?」
「いえ...私は湖に行きたくて...」
「あぁ、雪解け水の流れるという場所か。あそこはとても澄んだ場所だと聞いた。....っ!という事はスイクンがいるかもしれないということか!!こうしてはいられない!」
そう言ってミナキと名乗った人物は走ってどこかに去って行った。
『あれ...あの人スイクンって言ってなかったかな?』
なんか変な人だったね
「うん...」
さてと、早く湖に行こうよ♪どうやって行くんだろ?
「聞いてみないとね」
その後、小夜達は街の人に湖への行き方を尋ねると、ミズキの言っていた守り神のいると言う山まで行かないといけないという事が分かったため、直ぐに出発する事になった。
こっちの姿の方が寒く無くていいよ
そう言ったコアの姿は水色と白の混じったような姿だった。
「グレイシアの姿になったら雪に適応したんだね」
そうみたい、それにしても山まで結構あるみたいだね
「うん。途中に山小屋があるみたいだからそこまで行かないと野宿になっちゃうから急がないとね」
小夜達は雪の積もる山を登っていると雪が強さを増して来た。
なんか雪が強くなってきたね...小夜、大丈夫?
「うん。大丈夫だよ、でも急いだ方が良いみたいだね...」
雪が強くなる前になんとか山小屋まで辿り着こうと急いでいた小夜は目の前が見えなくなってきている事に焦りを感じていた。
しかし、雪の勢いは強さを増し前に進むことも難しい程に吹雪いていた。このままはまずいと思ったは小夜どこか休める場所がないかと当たりを見渡してみると、小さな洞窟のような場所を見つけた。
「コア...!あそこに行こう...!」
洞窟があってよかったね!
洞窟へ入ったコアがそう言いながら小夜を見た時、コアは目を見開いた。
小夜!どうしたの⁈顔が真っ青だよ!
「だ、大丈夫...」
何とか返事をした小夜だったが一気に寒さが襲い、床に膝をついてうずくまってしまった。
『あっ...この感じ...』
体が冷えていくのを感じながら小夜は思い出していた
親と呼べるようなことをされたことは無く、ただ、ただ、無視をされ続けられた時の事を
寒い冬の日に着る物を着せられず理由もなく蹴られていた時の事を
『あの時と同じ寒さ...寒い...?分からない...』
朦朧とする意識の中で小夜はコアが心配そうな顔で何かを叫んでいる様子がぼんやりと見えた。
そして視界が暗くなる前に聞こえたのはポンッと何かが開く音だった。
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長くなりそうな予感...
ミナキさんが突然出てきましたね(笑)