旅立ち
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11.旅立ちのプロローグ
森での出来事後、ナナミと合流した小夜はガーディの手当てをしてもらい、(ガーディはかすり傷だと言っていたが...)研究所へと帰って来た。そして、これでもかと怒られている途中である
ポケモンもいないのに勝手にガーディを追いかけたこともそうだが、ガーディを追って森の中を走ったため服や髪がボロボロだったのだ
「女の子なんだから傷を作ったらどうするの?!」
怒られた小夜だったが、今までそんなことを気にする環境ではなかったため、ナナミに言われたことにピンと来なかった
怒られている小夜を見ていたガーディだったが、おもむろに2人の間に割って入った
「なによ、ガーディ~?大体、スピアーに向かって火炎放射なんかするから....」
「で、でも彼は私達を助けようとしてくれた訳ですし...」
「そうだとしても!これからは単独行動はダメだからね!」
その様子を見ていたオーキド博士がナナミをなだめてくれた
「まぁ、2人とも大きなケガは無かったことだし、ガーディが追い払ってくれたという群れもいなくなって森も落ち着いたことだからよしとしようかの」
「そう言えば、あのガーディ達なんでこんなところにいたんだろ。この辺にはいないはずじゃないの?」
「う~む、元々いた住処になにかあったのかもしれんの」
「なにかって?」
「それは分からんが、いないはずの生息地にいないはずのポケモンが出現するという目撃情報がわしの元へも届いとるんじゃ」
「どういうこと?」
「恐らく、何らかの原因で生息地に環境的な異変が起きて、ポケモンたちが住処を追われているという話を研究者同士でしているところなんじゃよ」
「ふ~ん、一体、どうしたんだろうね?」
「はてな~、各地を周って実際に見る事が出来たら何か分かるかもしれんがの~、研究所がある手前わしは動けんし、グリーン達は今忙しいと言って言っていたからの~。そうじゃ!ナナミ!お前が各地を周って調査して来てくれんか?」
「え~、無理だよ~!だって私もブリーダーの仕事あるし~」
「あの......。その調査私が行っちゃだめでしょうか?」
その言葉に2人と一匹は驚くように小夜を見た。そして、小夜自身も自分の発した言葉に驚いていた
「あ、あの、ごめんなさい」
「いや、謝ることではないんじゃが....。本気で言っとるのかの?」
「そうよ!小夜ちゃんはまだ思い出していることも少ないし、危ないわよ!」
2人が言っている事は自分自身でも分かっていたが、自然に言葉を紡いでいた
「あ、あの...。私まだ思い出したことも少ないし、頼りないかもしれないけど、その....、旅をしてみたいんです....」
「でも!」
ナナミが何か言おうとするのをオーキド博士が止めてゆっくりと小夜を見た
「小夜に託してみるのもいいかもしれんな。ナナミが心配することも分かる。じゃが、ここにいるだけでは小夜の世界も広がらんというものじゃ。ここから出て色んな所へ行き、色んな人やポケモンと出会う中で記憶が戻ることもあるかもしれんじゃろ。それに、可愛い子には旅をさせろともいうしな」
オーキド博士の言葉を聞きながらナナミは何か言いたそうであったが、博士の話を最後まで聞き終わった頃には、どこか諦めたような、覚悟を決めたような表情をしていた
「...。小夜ちゃんは本当に旅に出たいの?」
小夜の目を真っすぐ見て尋ねたナナミに対して小夜も真っ直ぐ見つめて頷いた
「はぁ~....!なら仕方ないわね!それならそれで準備するわよ!」
そう何か吹っ切れた様にナナミは今すぐにでもその準備とやらを始めようとしていた。そんなナナミをオーキド博士がなだめていた
「それもそうね、でも準備するものはたくさんあるわよ~!リュックに洋服、そして相棒のポケモンもね!」
「それに関してはわしが何匹か見繕っておこうかの、さて、食事にするかの~」
『相棒のポケモンか...』
そう小夜がふとガーディの方を見ると丸まって寝ているようだった。その様子を見ながら小夜はナナミのいる台所の方へと向かった。ガーディが小夜の背中を見ていると知らずに....
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
うーん、長い!(泣)すいません!
森での出来事後、ナナミと合流した小夜はガーディの手当てをしてもらい、(ガーディはかすり傷だと言っていたが...)研究所へと帰って来た。そして、これでもかと怒られている途中である
ポケモンもいないのに勝手にガーディを追いかけたこともそうだが、ガーディを追って森の中を走ったため服や髪がボロボロだったのだ
「女の子なんだから傷を作ったらどうするの?!」
怒られた小夜だったが、今までそんなことを気にする環境ではなかったため、ナナミに言われたことにピンと来なかった
怒られている小夜を見ていたガーディだったが、おもむろに2人の間に割って入った
「なによ、ガーディ~?大体、スピアーに向かって火炎放射なんかするから....」
「で、でも彼は私達を助けようとしてくれた訳ですし...」
「そうだとしても!これからは単独行動はダメだからね!」
その様子を見ていたオーキド博士がナナミをなだめてくれた
「まぁ、2人とも大きなケガは無かったことだし、ガーディが追い払ってくれたという群れもいなくなって森も落ち着いたことだからよしとしようかの」
「そう言えば、あのガーディ達なんでこんなところにいたんだろ。この辺にはいないはずじゃないの?」
「う~む、元々いた住処になにかあったのかもしれんの」
「なにかって?」
「それは分からんが、いないはずの生息地にいないはずのポケモンが出現するという目撃情報がわしの元へも届いとるんじゃ」
「どういうこと?」
「恐らく、何らかの原因で生息地に環境的な異変が起きて、ポケモンたちが住処を追われているという話を研究者同士でしているところなんじゃよ」
「ふ~ん、一体、どうしたんだろうね?」
「はてな~、各地を周って実際に見る事が出来たら何か分かるかもしれんがの~、研究所がある手前わしは動けんし、グリーン達は今忙しいと言って言っていたからの~。そうじゃ!ナナミ!お前が各地を周って調査して来てくれんか?」
「え~、無理だよ~!だって私もブリーダーの仕事あるし~」
「あの......。その調査私が行っちゃだめでしょうか?」
その言葉に2人と一匹は驚くように小夜を見た。そして、小夜自身も自分の発した言葉に驚いていた
「あ、あの、ごめんなさい」
「いや、謝ることではないんじゃが....。本気で言っとるのかの?」
「そうよ!小夜ちゃんはまだ思い出していることも少ないし、危ないわよ!」
2人が言っている事は自分自身でも分かっていたが、自然に言葉を紡いでいた
「あ、あの...。私まだ思い出したことも少ないし、頼りないかもしれないけど、その....、旅をしてみたいんです....」
「でも!」
ナナミが何か言おうとするのをオーキド博士が止めてゆっくりと小夜を見た
「小夜に託してみるのもいいかもしれんな。ナナミが心配することも分かる。じゃが、ここにいるだけでは小夜の世界も広がらんというものじゃ。ここから出て色んな所へ行き、色んな人やポケモンと出会う中で記憶が戻ることもあるかもしれんじゃろ。それに、可愛い子には旅をさせろともいうしな」
オーキド博士の言葉を聞きながらナナミは何か言いたそうであったが、博士の話を最後まで聞き終わった頃には、どこか諦めたような、覚悟を決めたような表情をしていた
「...。小夜ちゃんは本当に旅に出たいの?」
小夜の目を真っすぐ見て尋ねたナナミに対して小夜も真っ直ぐ見つめて頷いた
「はぁ~....!なら仕方ないわね!それならそれで準備するわよ!」
そう何か吹っ切れた様にナナミは今すぐにでもその準備とやらを始めようとしていた。そんなナナミをオーキド博士がなだめていた
「それもそうね、でも準備するものはたくさんあるわよ~!リュックに洋服、そして相棒のポケモンもね!」
「それに関してはわしが何匹か見繕っておこうかの、さて、食事にするかの~」
『相棒のポケモンか...』
そう小夜がふとガーディの方を見ると丸まって寝ているようだった。その様子を見ながら小夜はナナミのいる台所の方へと向かった。ガーディが小夜の背中を見ていると知らずに....
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うーん、長い!(泣)すいません!