ふたご島編
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114.船旅
オーキド博士やナナミとの電話を終えた小夜はジムへと向かっていた。
小夜、いいのですか?
「えっ?何が?」
私の為に次の目的地を決めてしまったようで申し訳なくて...
「そんなの気にしなくていいのに」
小夜がそう言うとその言葉に同調するようにバックの中のボール達がカタカタと揺れた。
ありがとうございます
セキチクジムへと来た小夜が中に入ると、ちょうどアンズがバトルの練習をしているところだった。
「あら!小夜じゃない!」
「こんにちわ」
「ここに来たってことはもう街を出るの?」
「はい、ふたご島に行こうと思ってます」
「そうなの!それならジムを曲がった先に船着き場があるからそこに行けばふたご島行の船に乗れるわよ」
「そうなんですか、ありがとうございます。あの、キョウさんは?」
「あぁ、父上ならここにはいないわ。もうポケモンリーグに行ったのよ」
「そうなんですか。」
「はい、これ父上からよ」
アンズに渡されたのは手紙だった。
そこには四天王への挑戦を待っていると書かれていた。
「またセキチクシティに来たときはジムに寄ってよね!またバトルしましょう」
「はい...!」
アンズに教えてもらった場所へ行くとそこにはいくつかの船が泊まっていた。
「わぁ...」
船ですね~あれに乗るんですか?
「う、うん...。たぶんどれかに乗るんだろうけど...」
小夜?どうかしましたか?
「う、うん。私、船に乗るの初めてだから...」
そうなんだ。私も船に乗った事はないけどきっと大丈夫ですよ。私や皆がいますから
「そうだね...。よし!行こう」
小夜は気合いを入れると船着き場へと行き、ふたご島行きの船を尋ね乗り込んだ。
(ちなみにミズキは外にいると乾燥するという理由でボールへと戻り、代わりにジンが出てきた)
小夜、大丈夫か?
「大丈夫だよ。揺れるかと思ったけどそんなことなくてよかった」
そうだな。ふたご島までは時間がかかるのか?
「そんなに時間はかからないって聞いたけどね」
ジンに返事をした後水面を何かが跳ねた。
「わっ!」
水面を跳ねたのは白い体をした生き物であり、周りの人の言葉からジュゴンである事が分かった。ジュゴン達は水面を楽しそうに飛び跳ねており、弾ける水しぶきが太陽に反射してキラキラ眩しかった。
「綺麗だね」
あぁ
ジュゴン達を見ながらジンに乗り出したら危ないや、水がかかるなど心配をされていた小夜がふと空を見上げると、ポッポやピジョンの群れが映った。
「あんな風に自由に空を飛べたら...」
えっ?
「あっ、なんでもないよ」
ジンは小夜が少し遠くを見ながら言った言葉を聞いていた。
(小夜は空を飛びたいのか...?いや、でもさっきの表情は何だか悲しそうだった...)
「ジン、着いたみたいだよ」
小夜に声を掛けられ船の先を見ると2つの島が見えていた。
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ふたご島編が始まります!
オーキド博士やナナミとの電話を終えた小夜はジムへと向かっていた。
小夜、いいのですか?
「えっ?何が?」
私の為に次の目的地を決めてしまったようで申し訳なくて...
「そんなの気にしなくていいのに」
小夜がそう言うとその言葉に同調するようにバックの中のボール達がカタカタと揺れた。
ありがとうございます
セキチクジムへと来た小夜が中に入ると、ちょうどアンズがバトルの練習をしているところだった。
「あら!小夜じゃない!」
「こんにちわ」
「ここに来たってことはもう街を出るの?」
「はい、ふたご島に行こうと思ってます」
「そうなの!それならジムを曲がった先に船着き場があるからそこに行けばふたご島行の船に乗れるわよ」
「そうなんですか、ありがとうございます。あの、キョウさんは?」
「あぁ、父上ならここにはいないわ。もうポケモンリーグに行ったのよ」
「そうなんですか。」
「はい、これ父上からよ」
アンズに渡されたのは手紙だった。
そこには四天王への挑戦を待っていると書かれていた。
「またセキチクシティに来たときはジムに寄ってよね!またバトルしましょう」
「はい...!」
アンズに教えてもらった場所へ行くとそこにはいくつかの船が泊まっていた。
「わぁ...」
船ですね~あれに乗るんですか?
「う、うん...。たぶんどれかに乗るんだろうけど...」
小夜?どうかしましたか?
「う、うん。私、船に乗るの初めてだから...」
そうなんだ。私も船に乗った事はないけどきっと大丈夫ですよ。私や皆がいますから
「そうだね...。よし!行こう」
小夜は気合いを入れると船着き場へと行き、ふたご島行きの船を尋ね乗り込んだ。
(ちなみにミズキは外にいると乾燥するという理由でボールへと戻り、代わりにジンが出てきた)
小夜、大丈夫か?
「大丈夫だよ。揺れるかと思ったけどそんなことなくてよかった」
そうだな。ふたご島までは時間がかかるのか?
「そんなに時間はかからないって聞いたけどね」
ジンに返事をした後水面を何かが跳ねた。
「わっ!」
水面を跳ねたのは白い体をした生き物であり、周りの人の言葉からジュゴンである事が分かった。ジュゴン達は水面を楽しそうに飛び跳ねており、弾ける水しぶきが太陽に反射してキラキラ眩しかった。
「綺麗だね」
あぁ
ジュゴン達を見ながらジンに乗り出したら危ないや、水がかかるなど心配をされていた小夜がふと空を見上げると、ポッポやピジョンの群れが映った。
「あんな風に自由に空を飛べたら...」
えっ?
「あっ、なんでもないよ」
ジンは小夜が少し遠くを見ながら言った言葉を聞いていた。
(小夜は空を飛びたいのか...?いや、でもさっきの表情は何だか悲しそうだった...)
「ジン、着いたみたいだよ」
小夜に声を掛けられ船の先を見ると2つの島が見えていた。
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ふたご島編が始まります!