セキチクシティ編
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110.コアの修行
セキチクジムへとコアの修行をお願いしに来た小夜達はジムのフィールド上に来ていた。
「では、まずそちらのイーブイがなれる姿を確認したいのだが」
キョウにそう言われたコアは変化出来る8種類全ての姿になって見せた。
「ほぉ、これは凄いな。色々な戦い方が出来そうだ」
「サファリゾーンでケンタロスを助けてくれたのも君だったのね。ジムでのエーフィもいい動きだったと思うから、修行をすればもっと強くなれるわよ!」
自分の姿を見ても嫌悪や興味を示す事がないキョウやアンズを見て、純粋に自分を見てくれる人間だとコアは思った。
「では、修行を始めるとしよう」
キョウの言葉を合図にコアの修行が始まった。
修行では変化出来タイプに合わせての戦い方を鍛えて行った。
シャワーズやブラッキーでは水や闇夜に紛れる隠れ方やそこからの奇襲の方法を教えてもらった。(シャワーズの修行ではミズキも食い気味に見ており、一緒に修行をすることもあった)
サンダースではその素早さを生かしたかげ分身のレベル上げや電気を使った電気裏剣の繰り出し方を習い、ブースターでは火を巧みに操って敵を欺く技や相手に打撃を与える方法を教えてもらった。(ちなみに、この時はグレンも一緒に修行をしていた)
リーフィアでは“この葉隠れの術”を教えてもらい、身を隠すための方法や枝や葉を利用した戦い方を習った。(この時はマリアが一緒に修行を行い、2人でタッグバトルをおこなった)
グレイシアの姿では雪や氷を使った戦い方を教えてもらった。
ニンフィアではリボンの使い方、エーフィではエスパーが苦手とするゴーストや悪タイプに対する攻略方法を身につけていった。
コアの修行は夕方近くまで行われ、部分的にグレンやミズキやマリアが一緒に修行に参加し、ジンやナイトは修行中のバトル相手としてコアの相手を行っていた。また、修行内ではキョウやアンズのポケモン達と戦う事もあり、時には2対2や複数でのバトルを行うこともあった。
日が沈む頃にはコアは体中に傷を作り、他のメンバーも多少疲れている様子だった。
「さて、ここまでですな」
「キョウさん...」
「彼の強くなりたいという気持ちがこちらまで伝わってくる修行だった。だからか、つい私やアンズも熱くなってしまったようだ」
「ごめんね、つい張り切り過ぎちゃった。イーブイだけじゃなくて他のポケモン達も気合いが凄いんだもの」
「小夜殿のポケモンは皆、仲間思いなのですな」
「えっ?」
「全員がイーブイの修行に参加し己の力を貸していた。全員が力を貸すなんてそのイーブイは良い仲間を持ちましたな」
キョウがグレン達を見渡してそう言うと、全員少し恥ずかしい様子でそっぽを向いていた。
そして、コアはと言うと疲れてしまったのかうずくまって眠っているようだった。
「さぁ、ポケモン達をポケモンセンターへ預けに行きましょう」
「今日は皆頑張ったからゆっくり休ませてあげないとね!」
「はい」
小夜達はポケモンセンターへと向かいジョーイさんにボールを預けた。
「今日は本当にありがとうござました」
「お礼なんていいよ!私もいい修行になったし!」
「そうだぞ。我々も久しぶりにいい修行をした。」
「小夜は明日旅立つの?」
「まだ決めてはないんです」
「そうなの、もし明日旅立つようならジムに来てよね!」
「はい」
「うむ。ではな」
キョウとアンズの2人と別れた小夜はセンターの自室へと来ていた。
『皆がいないと寂しいな...』
そう思っていると扉が開いた。
「コア!もう大丈夫なの?」
うん
「...今日はお疲れさま、頑張ったね」
....僕強くなるから
「うん」
いつかこの力を認めて使いこなせるようになって、必ず小夜を守るよ
「うん。一緒に強くなろうね」
小夜に撫でられたコアは尻尾を揺らしながらも、しっかりと何かを決意した目で窓から見える満月を見ていた。
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コアの修行&セキチクシティ編終了です!
セキチクジムへとコアの修行をお願いしに来た小夜達はジムのフィールド上に来ていた。
「では、まずそちらのイーブイがなれる姿を確認したいのだが」
キョウにそう言われたコアは変化出来る8種類全ての姿になって見せた。
「ほぉ、これは凄いな。色々な戦い方が出来そうだ」
「サファリゾーンでケンタロスを助けてくれたのも君だったのね。ジムでのエーフィもいい動きだったと思うから、修行をすればもっと強くなれるわよ!」
自分の姿を見ても嫌悪や興味を示す事がないキョウやアンズを見て、純粋に自分を見てくれる人間だとコアは思った。
「では、修行を始めるとしよう」
キョウの言葉を合図にコアの修行が始まった。
修行では変化出来タイプに合わせての戦い方を鍛えて行った。
シャワーズやブラッキーでは水や闇夜に紛れる隠れ方やそこからの奇襲の方法を教えてもらった。(シャワーズの修行ではミズキも食い気味に見ており、一緒に修行をすることもあった)
サンダースではその素早さを生かしたかげ分身のレベル上げや電気を使った電気裏剣の繰り出し方を習い、ブースターでは火を巧みに操って敵を欺く技や相手に打撃を与える方法を教えてもらった。(ちなみに、この時はグレンも一緒に修行をしていた)
リーフィアでは“この葉隠れの術”を教えてもらい、身を隠すための方法や枝や葉を利用した戦い方を習った。(この時はマリアが一緒に修行を行い、2人でタッグバトルをおこなった)
グレイシアの姿では雪や氷を使った戦い方を教えてもらった。
ニンフィアではリボンの使い方、エーフィではエスパーが苦手とするゴーストや悪タイプに対する攻略方法を身につけていった。
コアの修行は夕方近くまで行われ、部分的にグレンやミズキやマリアが一緒に修行に参加し、ジンやナイトは修行中のバトル相手としてコアの相手を行っていた。また、修行内ではキョウやアンズのポケモン達と戦う事もあり、時には2対2や複数でのバトルを行うこともあった。
日が沈む頃にはコアは体中に傷を作り、他のメンバーも多少疲れている様子だった。
「さて、ここまでですな」
「キョウさん...」
「彼の強くなりたいという気持ちがこちらまで伝わってくる修行だった。だからか、つい私やアンズも熱くなってしまったようだ」
「ごめんね、つい張り切り過ぎちゃった。イーブイだけじゃなくて他のポケモン達も気合いが凄いんだもの」
「小夜殿のポケモンは皆、仲間思いなのですな」
「えっ?」
「全員がイーブイの修行に参加し己の力を貸していた。全員が力を貸すなんてそのイーブイは良い仲間を持ちましたな」
キョウがグレン達を見渡してそう言うと、全員少し恥ずかしい様子でそっぽを向いていた。
そして、コアはと言うと疲れてしまったのかうずくまって眠っているようだった。
「さぁ、ポケモン達をポケモンセンターへ預けに行きましょう」
「今日は皆頑張ったからゆっくり休ませてあげないとね!」
「はい」
小夜達はポケモンセンターへと向かいジョーイさんにボールを預けた。
「今日は本当にありがとうござました」
「お礼なんていいよ!私もいい修行になったし!」
「そうだぞ。我々も久しぶりにいい修行をした。」
「小夜は明日旅立つの?」
「まだ決めてはないんです」
「そうなの、もし明日旅立つようならジムに来てよね!」
「はい」
「うむ。ではな」
キョウとアンズの2人と別れた小夜はセンターの自室へと来ていた。
『皆がいないと寂しいな...』
そう思っていると扉が開いた。
「コア!もう大丈夫なの?」
うん
「...今日はお疲れさま、頑張ったね」
....僕強くなるから
「うん」
いつかこの力を認めて使いこなせるようになって、必ず小夜を守るよ
「うん。一緒に強くなろうね」
小夜に撫でられたコアは尻尾を揺らしながらも、しっかりと何かを決意した目で窓から見える満月を見ていた。
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コアの修行&セキチクシティ編終了です!