セキチクシティ編
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107.余韻
「父上...」
急に現われたのはアンズと同じような忍びの恰好をしたどこか威厳のある人物だった。
「父上...って事はアンズさんのお、お父さんですか?」
「えぇ、そうよ。私の父でありこのジムのジムリーダー」
「私はキョウ。先ほどの戦いを見せてもらった。2人とも、反省をするのはいいが先にポケモン達をポケモンセンターへ連れて行ってはどうだ?」
キョウに言われた2人はボールにポケモンを戻すとポケモンセンターへと向かい、ジョーイさんへ皆を預けた。その際、コアの姿が変わっている事に驚かれたが、これまでの経緯を伝えるとアンズもキョウも渋い顔をしていた。
「...そんなの酷すぎるわ。ポケモンの事を一体なんだと思ってるの」
「まさしく。そのロケット団という奴らは極刑に値するような外道を行っているようだ。明日、ポケモンリーグ連盟に行った際に話しをして、各地のジムリーダ達に警告をしておこう。さすれば、各地での見回りやポケモン達の保護も行われるだろう」
「はい...ありがとうございます」
「それにしても父上、ポケモンリーグ連盟に行かれるのですか?」
「あぁ、リーグ連盟から招集がかかってね」
「招集...ですか?」
「そうだ。四天王任命のな」
「っ!!四天王任命ですか⁈おめでとうございます!」
アンズとキョウの話しを聞きながら小夜はポカーンとしていた。そんな小夜に気づいたのかキョウが声を掛けた。
「小夜殿は四天王と言うのをご存知かな?」
「い、いぇ...」
「四天王っていうのはね、その地方の特に強い4人と戦う事が出来る場所なの。まぁ、四天王に挑戦するためには全てのジムに挑戦して勝ってバッチをゲットしないといけないけどね。そして、四天王の4人に勝つことが出来た者はチャンピオンに挑戦できるのよ。」
「その四天王の1人に父上が選ばれたのよ!あれ...でも、そうなるとこのジムはどうするんですか?誰がジムリーダーに...」
「アンズ、お前が次のジムリーダーだ。」
「えっ?」
「今日からお前がセキチクシティのジムリーダーと言ったんだ」
「私がですか...?」
「あぁ、これからこのジムを頼むぞ」
「...っ!はい!父上の名に恥じないようにこれからも精進致します!!」
「小夜殿、アンズのジムリーダーとしての初陣であのような素晴らしいバトルをして頂き感謝致します。」
「いえ...私こそ、いい経験をさせてもらいました」
「小夜、これを」
アンズが差しだしてきたのはキラリと光るバッチだった。
「これで正真正銘ジムリーダーに勝ったことを示すバッチになったわね。不本意だけど、ジムリーダーとして戦った相手があなたでよかったわ。ありがとう」
「こちらこそ、ありがとうございました。」
小夜はアンズからもらったバッチをタケシにもらったバッチ入れに大切そうに収めていた小夜を見たキョウが小夜に質問をした。
「小夜殿はジムを周っておられるのか?」
「いぇ...そういう訳じゃないんですけど...。これは色んな経緯でもらった物です。」
「でも、もう3つもバッチを持ってるなんて凄いわよ!どうせなら全部のバッチを集めてリーグに挑戦してみたらいいじゃない♪」
「私もそう思いますな。先ほどのバトルを見ていて小夜殿と戦ってみたいと思いましたぞ」
「はい...」
小夜がキョウ達の話しを聞いて考え事をしていると、ラッキーとジョーイさんがアンズと小夜のボールを運んで来た。
「お待たせしました、ポケモン達は元気になりましたよ!」
「「ありがとうございます」」
お互いにボールをバックに直しながらアンズが小夜に声を掛けた。
「小夜はまだこの街にいるの?」
「はい。皆、今日のバトルで疲れたと思うので明日1日休んでから旅立とうかと思ってます。」
「そうなの、じゃあ、明日またジムに来ない?」
「えっ?」
「さっき、イーブイの話しをしてたでしょ?それで私思ったんだけど、その特性をフルに生かせばイーブイはもっと強くなると思う。だから、明日小夜とイーブイさえ良ければ私達、忍者一族の戦い方をイーブイに伝授出来ればと思うんだけど」
そう言うアンズの話しを聞いていたキョウも頷いていた。
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「父上...」
急に現われたのはアンズと同じような忍びの恰好をしたどこか威厳のある人物だった。
「父上...って事はアンズさんのお、お父さんですか?」
「えぇ、そうよ。私の父でありこのジムのジムリーダー」
「私はキョウ。先ほどの戦いを見せてもらった。2人とも、反省をするのはいいが先にポケモン達をポケモンセンターへ連れて行ってはどうだ?」
キョウに言われた2人はボールにポケモンを戻すとポケモンセンターへと向かい、ジョーイさんへ皆を預けた。その際、コアの姿が変わっている事に驚かれたが、これまでの経緯を伝えるとアンズもキョウも渋い顔をしていた。
「...そんなの酷すぎるわ。ポケモンの事を一体なんだと思ってるの」
「まさしく。そのロケット団という奴らは極刑に値するような外道を行っているようだ。明日、ポケモンリーグ連盟に行った際に話しをして、各地のジムリーダ達に警告をしておこう。さすれば、各地での見回りやポケモン達の保護も行われるだろう」
「はい...ありがとうございます」
「それにしても父上、ポケモンリーグ連盟に行かれるのですか?」
「あぁ、リーグ連盟から招集がかかってね」
「招集...ですか?」
「そうだ。四天王任命のな」
「っ!!四天王任命ですか⁈おめでとうございます!」
アンズとキョウの話しを聞きながら小夜はポカーンとしていた。そんな小夜に気づいたのかキョウが声を掛けた。
「小夜殿は四天王と言うのをご存知かな?」
「い、いぇ...」
「四天王っていうのはね、その地方の特に強い4人と戦う事が出来る場所なの。まぁ、四天王に挑戦するためには全てのジムに挑戦して勝ってバッチをゲットしないといけないけどね。そして、四天王の4人に勝つことが出来た者はチャンピオンに挑戦できるのよ。」
「その四天王の1人に父上が選ばれたのよ!あれ...でも、そうなるとこのジムはどうするんですか?誰がジムリーダーに...」
「アンズ、お前が次のジムリーダーだ。」
「えっ?」
「今日からお前がセキチクシティのジムリーダーと言ったんだ」
「私がですか...?」
「あぁ、これからこのジムを頼むぞ」
「...っ!はい!父上の名に恥じないようにこれからも精進致します!!」
「小夜殿、アンズのジムリーダーとしての初陣であのような素晴らしいバトルをして頂き感謝致します。」
「いえ...私こそ、いい経験をさせてもらいました」
「小夜、これを」
アンズが差しだしてきたのはキラリと光るバッチだった。
「これで正真正銘ジムリーダーに勝ったことを示すバッチになったわね。不本意だけど、ジムリーダーとして戦った相手があなたでよかったわ。ありがとう」
「こちらこそ、ありがとうございました。」
小夜はアンズからもらったバッチをタケシにもらったバッチ入れに大切そうに収めていた小夜を見たキョウが小夜に質問をした。
「小夜殿はジムを周っておられるのか?」
「いぇ...そういう訳じゃないんですけど...。これは色んな経緯でもらった物です。」
「でも、もう3つもバッチを持ってるなんて凄いわよ!どうせなら全部のバッチを集めてリーグに挑戦してみたらいいじゃない♪」
「私もそう思いますな。先ほどのバトルを見ていて小夜殿と戦ってみたいと思いましたぞ」
「はい...」
小夜がキョウ達の話しを聞いて考え事をしていると、ラッキーとジョーイさんがアンズと小夜のボールを運んで来た。
「お待たせしました、ポケモン達は元気になりましたよ!」
「「ありがとうございます」」
お互いにボールをバックに直しながらアンズが小夜に声を掛けた。
「小夜はまだこの街にいるの?」
「はい。皆、今日のバトルで疲れたと思うので明日1日休んでから旅立とうかと思ってます。」
「そうなの、じゃあ、明日またジムに来ない?」
「えっ?」
「さっき、イーブイの話しをしてたでしょ?それで私思ったんだけど、その特性をフルに生かせばイーブイはもっと強くなると思う。だから、明日小夜とイーブイさえ良ければ私達、忍者一族の戦い方をイーブイに伝授出来ればと思うんだけど」
そう言うアンズの話しを聞いていたキョウも頷いていた。
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