セキチクシティ編

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104.VSコア

アンズとのバトル
第一陣 アリアドスVSグレン(WIN)
第二陣 アリアドス、マタドガスVSコア、マリア(WIN)



「さぁ、次の勝利は私達がもらうわよ!いきなさい、クロバット!」

「コア、行ける?」

もちろん!

「クロバット、あやしいひかりで混乱させなさい!」

「コア!すなかけで壁を作って!」

クロバットの繰り出した光は砂の壁で塞がれ、コアに届く前に消えてしまった。

「それならこれはどう?嫌な音よ!」

アンズの指示でクロバットの羽から出された音は、思わず耳を塞ぎたくなるような音だった。

~っ!なんだよ、この音!

「クロバット!つばさでうつ!」

コアを目がけてクロバットが技を繰り出すと、音に苦難しているコアはまともに受けてしまった。

ぐっ...!

「コア!」

大丈夫!

「クロバット、エーフィに近付きなさい!」

旋回していたクロバットを横目で見ながらコアは態勢を立て直した。

「コア、クロバットを引き寄せてサイケこうせん!」

小夜の指示を聞いたコアはしっかりとクロバットを見据えてその時を待った。

目の前にクロバットが迫ってきたところでサイケこうせんを繰り出そうとすると、その様子を見ていたアンズがニヤリと笑った。

「クロバット、急浮上!」

っ!なに⁈

「そのままエアスラッシュ!」

『まずいっ!』

急浮上したクロバットは180度回転するとコアに向かって真っすぐ向かってきており、そのままエアスラッシュを繰り出した。

う"っ...!

もろに攻撃を受けたコアはその場にうずくまってしまい、動けない様子だった。


「コア!」

「降参するなら今よ」

「...コア!」

降参...?ふざけんな!

コアはクロバットを睨みながら傷ついた体を奮い立てた。

「まだやるって言うのね。その心意気は認めてあげる。でも、この子は私の右腕よ!そう簡単に勝てる相手じゃないってこと教えてあげる!」

小夜、やるよ!

「っうん...!」


互いに向き合ったコアとクロバットは目をぎらつかせていた。

「さぁ、これで最後よ!」

「クロバット、クロスポイズン!」

「コア、サイケこうせん!」


コアの繰り出したサイケこうせんをらせん状に避けていたクロバットだったが、コアの軌道修正により翼に技が当たった。しかし、それに臆することなく技を体に受けながらコアに向かって来たクロバットは、クロスポイズンをコアに命中させた。

クロスポイズンが命中したコアはフィールドに倒れ、サイケこうせんを受けながらもコアに向かって来たクロバットもまた、その勢いのまま壁に当たり倒れてしまった。

「コア...」

「.....」

倒れた2人は動かずどちらも戦闘不能かと思われた。

しかし...

クロバットがゆっくりと立ち上がり羽を羽ばたかせて空中に飛び上がった。

「それでこそ、我陣の片腕よ!」

「コア....」

ごめん...負けちゃった


アンズがクロバットを肩に乗せながら褒めているのを背にし、小夜の腕に抱かれながらエーフィの姿からイーブイの姿になり、ボロボロの体と悔しそうな顔でコアは小夜といつの間にか横に来ていていたマリアを見ていた。

「頑張ってくれてありがとう。私の力不足でごめんね...。ゆっくり休んで」

後は頼むよ、マリア

えぇ、任せなさい

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コア....頑張りました!
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