ヒーロー


人を助け人に感謝される職業


お母さんの職業


人を救うヒーローの姿を


人を救い笑顔になるヒーロー（お母さん）の姿を




私は今でも覚えてる




なりたいと思ったことはある。でもヒーロー（お母さん）になれるかと言われたらなれないなと感じてしまう。



「私はお母さん（ヒーロー）みたいにはなれないです」



そういうと根津先生は丸い瞳をさらに丸くした


「私はヒーローだったお母さんの姿を見て、ヒーローのために働くお父さんの姿を見て育ってきました。だからこそ私はヒーローにはなれない」




「では、ヒーローになることがご両親の希望でもかい？」




両親の.....希望....？


お母さんとお父さんが私をヒーローにしたがってるってこと？



「彼女は五代元さんのお母さんがね、『娘はヒーローに向いている、人の事をよく見ながら動ける、人のために動くことができる子だ』って言ってたんだ」


人の事をよく見ていたのは......妄想をするときのネタ集めのためで
人のために動けたのは、人の事を見ていた時にたまたま気がついたからだ




でも、なんで





「なんで、母は父は......私の両親はそれを直接私に言わないんでしょうか」

「ああ、それはね」















「恥ずかしいんだってさ」











お母さん、お父さん、2人ともやっぱり私の親だわ。


「あと直接言ったら絶対否定されて落ち込むからだってさ、君のお母さんがね！」



あっ多分こっちが本当の理由だ