鼠が....喋って....いらっしゃる......？

うん...えっ.....あっ.....そういう“個性”か....

なんだビックリした....
某夢の国のネズミさんかと思った...


「雄英高校の校長先生...ですか....」


こんなかわいらしい鼠さんが。


「ハハッこんな可愛い鼠が雄英高校の校長をやっているのかって顔してるね！」



えっなんでわかった
口から出て...るはずないよねー私の心の声が皆様に聞かれていたら流石にヤベェよねーいろんな意味で！


「まぁそんなことは置いといて、五代さん今日は君と将来の話をしに来たんだ。先生方悪いんだが少し席を外してくれないかいこの子と話がしたい」


そう根津.....先生でいいのかな雄英高校の校長先生が言うと先生たちは校長室から出て行った。
え、将来の話って何？？？？


「さて、何から話せばいいかな」
「あの、根津先生」
「んどうかしたかい?」
「私の将来の話ってどういうことですか？なぜ雄英高校の校長先生がそれを話すんですか？」
「うんうん、いい質問だね五代さん、ところで君はご両親の個性や職業についてどこまで知ってるかな」

両親について？そんなこと聞いてどうするんだろう

「私の両親ですか？えっと父の個性は物を浮かせたり出来ます。職業はヒーローコスチュームやサポート器具の開発エンジニア、母の個性は火とか水とかを生み出し物に宿らせる。職業は元プロヒーローです。今はヒーロー事務所のサポートとかやってます。」
「うんそうだね。では自分の個性は？」
「私の個性は、火水風天地の五つの属性を自由に扱うことができる。同時に複数の属性を扱うことも可能です。母が生み出した属性を物に宿らせるだけなのに対し、私は父の個性が加わったためか属性を自由に動かすことができます。」

うーん質問の意図がわからない

「うんうん、では個性に関しての訓練はしているかい？」
「私の個性は扱いが難しく母よりかも自由度が高いため間違えて暴発することがないようある程度は母や母の友人から訓練を受けました。」
「ありがとう、では最後の質問だ」





「ヒーローに憧れはあるかい」





「.........え？」