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佐庭 椿 (未変換の場合)
※名字は変換されません
・前世審神者で、加州清光と恋仲だった。今世では新一、蘭、園子と幼なじみ。
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席替えをし、毛利さんと席が近くなった。
これはラッキーだ。お昼時間になると、毛利さんの席で佐庭さん達は昼食をとる。
『はぁ、他の刀剣男子もいればなぁ。』
「トウケンダンシ?」
『あーたまたま読んでた小説にでてきたんだよね』
「アンタって本好きよね」
「トウケンダンシ……?」
「……!、」
同じく盗み聞きしている山本。そんな言葉聞いたことがない。と不思議そうな顔をしている。
それにしても、トウケンダンシ……聞いたことあるような気がする…?一体どこで聞いたんだろうか……?
「あ、そういえば。ポアロにイケメンがバイトしてるの知ってる?」
『?イケメン……?』
「見た目が金髪碧眼で王子様みたいなのよね」
『!!、も、もしかして…名前って山姥切国広!?!?』
ポアロという喫茶店にイケメンのアルバイターがいると言えば、佐庭さんは興味なさそうにしていたが、その人物の外見の話をすれば驚いたように大きな音をたて、椅子から立ち上がる。
思わず、体がびくりと反応してしまう。
「………山姥切国広、?」
また聞き覚えのあるような、ないようなワードが登場してくる。胸がざわつく感じがする。…………なんなんだ、一体?。
「どしたん?もしかして清光の知ってる人?」
「う、ううん知らないけど」
「い、いや安室さんだけど」
『なんだー。………まんばちゃんかと思ったのに』
「とうとうアンタも恋愛する気になったかと思ったじゃない」
「そうだよ。椿、好きな人とかいないの?」
『いるよ。初恋の男の子』
「ああ、確かたんぽぽの花をくれた子だっけ?」
『そうそう。ある_、私にそっくりだからあげる。って言ってくれたんだよね』
「……ピュアだね」
「いやぁ~、蘭と新一のエピソードには負けるよ」
「プッ、たんぽぽって……」
佐庭さんにも初恋の男の子、いるんだ……。
バレないように聞いていたが、思わず吹き出してしまった。
「加州くん…」
「清光くん…♡」
『そんなに笑わなくても……!』
「ふ、はは。…だ、だって、佐庭さん金髪じゃないのにその子たんぽぽあげたんでしょ?」
『ま、まぁ』
「黒髪なのにたんぽぽあげるって、あはは!」
『私もびっくりして同じこと聞いたら、あの子は笑った顔がたんぽぽにそっくりだからって言ってた』
そういう佐庭さんはいままでみたことがないくらい幸せそうな表情を浮かべていた。
それをみてどこか苦しくなった俺は嫌味っぽい言い方をしてしまった。
「……ふーん。そんなに好きなんだね。その子のこと」
『うん。好きだよ。』
「!」
失礼な態度をとった俺のことを気にせずに微笑む佐庭さん。…………そんなに大切な人なんだ。確かに笑った顔たんぽぽみたい。
「……へー、今までうまくいってるのに何で別れてるのかと思ったら、肉体関係持ちたいって迫られてんのねー」
「なんかそういう気分になれなくて」
濁したように山本に話したが、ハッキリ言えば、気持ち悪い。
「そっかー…………とりあえずお腹空いたからポアロって喫茶店行ってみる?」
「え、?」
「今日佐庭さん達が話してて気になってたんでしょ?」
「ま、まぁ……」
「んじゃ、行こ」
そういえば佐庭さん達、放課後寄ろうか、って話していたような…………。
山本と学校であった出来事を雑談していればあっという間に目的地に到着した。
ふと入り口に幼馴染みである大和守安定がいる。……どうしたんだアイツ?あんなに驚いた顔して。そのまま安定はポアロの店内に入っていった。
カランカランとドアベルが鳴り、目の前には
「主ぃ~!!会いたかった!!!」
『え、?ちょ、安定!?離れよ、離れよっか!!』
幼馴染みである大和守安定は、俺の思い人である佐庭さんを思いっきり抱きしめていた。佐庭さんは苦しそうにしている。
「え、ヤバ!佐庭さん彼氏いたんだぁ!」
「は?…………何やってんの安定」
は?安定のやつ……!!あり得ないんですけど!?
『山本さんと加州くん……!』
「え?清光?なんでここにいるの?」
『安定。と、とりあえず離れようよ』
「えー、しょうがないな」
『はぁ、』
安定はどうしてここにいるの?、と驚いた表情を浮かべている。2人の掛け合いからして、昔からの知人のような仲だ。一体いつ知り合っていたんだ……?
「椿?…今のどういうこと?」
「椿にも彼氏いたの!?」
『違う、安定は友達だよ』
鈴木さんと毛利さんも2人の関係が気になっているのか「彼氏なの?」と佐庭さんに質問している。佐庭さんは安定との関係性は「友達」だと言う。
「それに、あるじ…?って何?」
「清光と主は学校一緒だったの!?」
『こら、安定!。今は主じゃなくて椿って名前だから』
「あ、そっか!」
"主"、か……昔よく安定が話題に出していた気がする。
「え………?安定と佐庭さんって知り合いなの?」
『まぁ、うん。…………』
思わず声が震えてしまう。鈴木さん達の会話からして友人なのだろうけど、俺の知らない所でいつの間に知り合っていたのだろうか……。
コソコソと隣にいる安定に小声で話しかけている佐庭さん。何て言っているかは聞こえないが。仲良いな……。
「………~っオマエ、いつの間に仲良くなってるんだよ!俺だって佐庭さんと仲良くなりたいのに!」
『…………え、?』
なんとなく悔しい気持ちになってしまった俺は言ってしまった。隣で山本が「ドンマイ」とそっと肩を叩かれた。
鈴木さんと毛利さんもキラキラとした目を俺に向けてくる。当の本人は「え?……加州くんって私と仲良くしたかったの……!?」と驚いている。…………。佐庭さんって意外と鈍い……?本人に好きバレしたかと思って焦ったがそんなことはなかったようだ。
「プッ、清光ってば乙女みたい」
『安定??煽っちゃだめだよ???』
「あ?」
『ほらぁあ怒ってるじゃん』
乙女?俺のどこが乙女なんだよ!?
それよりも佐庭さんと仲良いの腹立つっ……!!
「清光!皆で話そうよ!」
「え?………コイツだけは嫌だ!」
おいでおいでと手招きする山本。いつの間に鈴木さん達と盛り上がってるの!?
とにかく、安定だけは嫌だ!嫉妬でいつもより強く安定に当たってしまっている。
「なんでさ。いつも困った時僕に相談してくるじゃん」
『じゃあ私と安定はコナンくんの方に行くね』
「え、あ!、………やっぱ安定も佐庭さんも話そ」
すこし困った様子の佐庭さんは、安定と一緒に先程まで鈴木さん達のそばにいた男の子の元へ行こうとするので、ひきとめる。
『…?うん』
「?」
佐庭さんと安定は顔を見合わせてお互い首を傾げていたと思えば、急に笑いだす。
「アンタ達仲良すぎない?」
と鈴木さんは呆れ、俺は安定を睨みつけることしかできなかった。