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佐庭 椿 (未変換の場合)
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・前世審神者で、加州清光と恋仲だった。今世では新一、蘭、園子と幼なじみ。
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あのあと安室さんと別れ、私達は部屋に戻った。
「ええ?毛利探偵事務所に送ったじゃと?先週のキャンプの時の映像をか?」
「ええ。助けてもらったあの女の人にちゃんとお礼がしたかったので。名探偵ならどこの誰かを調べられるかと思って…」
「あのムービーなら私もお父さんも見たよ。顔と声だけじゃ無理だけど、ネットに流せば、知ってる人がいるかもって言ってたけど」
阿笠博士と少年探偵団の皆は先週キャンプに行き、見知らぬ女の人に助けてもらったらしい。そしてその動画を毛利探偵事務所に送ったらしい。蘭と蘭のお父さんもその動画をみたらしい。
「あの女の人って、ミステリートレインのパスリングしてたから、ここで会えるかもって話してたんだよね」
「まだ見てねぇけどな」
『そっか、会えるといいね』
「うん!」
「ええ」
「おう!」
返答を返す少年探偵団達(哀ちゃん除き)、ううう、み、みんなかわいいよ……!!うちの本丸にいた短刀達のこと思い出しちゃうよ……!
***
「灰原さん?メールですか?」
「誰から?」
「コナンからじゃねぇか?」
「いいえ、ただの広告メールよ」
「えっ……」
「あっ……」
「あ……」
『……?』
どこか様子のおかしい哀ちゃん。
「あ、哀くんどこへ行くんじゃ?」
阿笠博士の問いに「トイレ、風邪薬も飲むからちょっと長いかも」
「じゃあ、わたし付き添うよ__」
なんて言う蘭を無視し、ドアを閉めてしまった。
「ほっときなよ、ウザがられるだけだって」
腕を組み、やめときなと蘭を引き止める園子。
『…………どうしたんだろう、?哀ちゃん』
「でもあの子、この部屋に来る途中、ずっとわたしの上着の裾つかんでたから何か心配事があるみたいだし、そばについててあげないと……おーい!哀ちゃん、どこ!?」
そう言って、蘭は部屋のドアを開け、哀ちゃんを探しに行ってしまった。
その後直ぐに戻ってきた蘭は、
「ただいま。………哀ちゃんがいなくなっちゃったみたい」
「ええ?哀くんがいないじゃと!?」
「うん。近くの車両のトイレも捜したんだけど………………あ、メールだ」
心配そうな蘭に元にメールが届く。差出人は、
「哀ちゃんからだ。…………"私は大丈夫だから心配しないで"だって、」
携帯も見つめる蘭のそばに寄る、阿笠博士と園子。
「………確かに哀くんのメルアドじゃが」
「コナンくんの所じゃないでしょうか?」
「きっとそうだね!」
「俺らも行きたかったよな!」
「それならそうと断ってけっつうの」
なんて不機嫌そうにする園子
『まぁまあ、……もしかして具合悪かったのかもよ?せっかく楽しんでる皆に迷惑かけたくなかったのかもしれないし』
なんて園子をなだめれば、
「………まあ、そっか」
納得してくれたようだ。
「おっかしいな、哀ちゃんもコナンくんもお父さんも世良さんまで電話が繋がらないよ。……どうしたんだろう?」
「うむ……」
「やっぱり私一等車に行ってくる」
「ああ。こ、これ……今推理ショーの真っ最中だそうじゃから邪魔せんほうがいいと思うがのう」
『…………なんか阿笠博士。焦ってない?』
「な、なんのことじゃ!?」
『………あーいや?勘違いか……?』
いや、多分勘違いじゃないよな。明らかに阿笠博士ってば焦ってるよな…………。
「コ、コホン………ワシが、_」
「緊急連絡です。ただいま当列車の8号車で火災が発生いたしました、7号車と6号車のお客様は念のため前の車両に避難していただきますようお願いします」
「え?」
「ウソ?」
「家事じゃと?」
阿笠博士が何か話しだそうとすれば、車内アナウンスが流れた。どうやら8号車で火災が起きたようだ。私達が現在いるのは6号車だ。急いで避難しなければ…。
「ここ6号車でしたよね?」
「う、うん」
「じゃあ逃げねぇと」
『………大変なことになったな』
***
「っゲッホ、ゲホ」
「ん?おお、毛利くん」
私達は前の車両に避難した。コナンくんや世良ちゃん、哀ちゃんがいないかさがしたが姿が見えなかった。そんな中、後ろの車両から蘭のお父さんが咳き込みながらやってきた。
「お父さん!コナンくんと世良さんは?」
「あ?メガネの坊主ならさっきまで一緒だったが……あのボクっこならすいぶん前にお前らの所に行ったはずだぞ?」
「え?」
「来てないわよ」
「だったら車両間違えてどっかその辺うろうろ……」
「ねぇ、おじさん!哀ちゃんは?」
何かいいかけていた蘭のお父さんを遮る、歩美ちゃん達、少年探偵団。
「そっち行ったよな?」
「コナンくんと一緒じゃないんですか?」
「おめえらと一緒じゃなかったのか?」
3人に目線を合わせる蘭のお父さん。こういう時の仕草で、蘭のお父さんは優しい人ってわかるよね。
「それが、トイレに行ったきり戻ってないんです!」
「じゃあ、もっと前の車両に逃げてんじゃねぇのか?」
「そう思って捜したんだけど見当たらないのよ!」
「……ったく、しょうがねぇガキだなぁ」
『…………わ、私もういっかい前の車両みてくる!』
「え、!?あ、ちょ!椿!」
「行っちゃった………!」
なんとなくあの時、トイレに行こうとした哀ちゃんの様子がどこか覚悟を決めた様子に見えたのは気のせいだろうか。もう一度捜しに行こう。私は背後から引き止める声が聞こえたが聞こえないフリをして前の車両へと歩みを進めた。この時、前世で散々私を振り回しまくった刀剣男士に再開するとは思いもよらなかった。