「[名無し]っ、、」
　
「あなたは？」　
　
「舞美だよ」
　
「舞美さん」

舞美さんは涙ぐみながら笑いかけてる　

「いいよ少しずつ無理しないで思い出して　私たちの過ごした時間をさ」
　
「はい」

「[名無し]　千聖と変顔競い合ったじゃんまだ勝負ついてないよ！」
「ねーっ舞のこと忘れたの？！」
「名無しさんっ、、ふがふがっ」

「何言ってるの？愛理さん」
　メンバーの事もさん付け記憶が戻らないのは分かるけどやっぱ胸がしめつけられるよ　　
　　
「中島思いついた！」
「何なっきぃ」
　　
「[名無し]の好きな歌を聴かせてあげたらいいんじゃないかな」　

「賛成」
次の日　
私は名無しさんを車椅子で庭先に連れて行く　

「何するんですか舞美さん？」

「お楽しみ♪」


千聖たちはもう集まって待っていた　
　
名無しさんを囲んで私達は歌を歌い始めた　
思い出の桜ちらり　

[名無し]が頭を抱えた　
　
あれ？何かこの歌　
知ってる　

　℃-ute　
「舞美っ！愛理！　千聖！舞ちゃんになっきぃ」

「「「「「[名無し]！」」」」」
寄ってきてみんなが抱きしめてくる　
みんな泣いてる　
やっと思い出せた、、　　
　
ありがと、、　
みんな　
ありがとう