標的39-trentanove
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白蘭のホログラムが消えたのを確認したレナはいつの間にか戻ってきたスクアーロがコソコソ通信機を弄っていたので背後から忍び寄った
───ツナside
う゛お゛ぉい!!いいからつなげぇ!!
─怖いから繋ぎますよ!ヘッドホンの音量に気をつけてください
ジャンニーニが怯えながらもツナ達へ通信を繋げた
ス「てめーらぁ 生きてんだろーなぁ!!!」
山「スクアーロ!」
獄「っるせーぞ!!」
ス「いいかぁ!こうなっんぐ?!『ツナー!!!聞こえるー!!?』
背後から忍び寄ったレナはスクアーロの口を手で塞ぎ通信機を奪い取って懐かしの面々に問いかけた
ツ「その声は…レナちゃん!」
山「よ~レナ!声だけだとあんま変わんねぇのな!!」
獄「10年後のレナさんっスか!!」
『ツナ、武、隼人!久しぶり!』
しばらくぶりの彼女の声にツナ達は喜んだ
リ「レナか、大活躍だったみてぇじゃねーか」
『…リボーン!えへへ、そんな事ないよ~ あ、皆ボンゴレ匣は貰えた?10日後に備えて猛特訓しなきゃだよ!』
ツ「う、うんさっき貰ったとこ…レナちゃんは?」
『それが私のボンゴレ匣はないのよねぇ…というか作れないが正しいかな?でもその代わりヴァリアー匣は沢山持ってるから心配ご無用よ~!』
実は闇の炎属性の匣は何度試しても作れなかったのだ
その代わり、大空と晴以外の匣は全て開けれるし別に困ってはいない
レナとツナのやり取りを黙って聞いていた雲雀が口を開いた
雲「キミはこっちに来ないのかい」
闇の守護者なんでしょう と言いたげな声だ
『恭弥!なんか…声かわいいね クスッ 』
10年前の恭弥の声を聞いた私は懐かしくて微笑んだ
雲「…質問の答えになってない」
音声越しでも分かる、不機嫌そうな声
『ごめんごめん…その件は───っと後ろからすごーく殺気というか憤怒の炎が飛んできそうなので代わります…!』
つい長話をしていると後ろからコオォォという音が聞こえてきたので通信を交代した
──沢田綱吉 乳臭さはぬけたか
10日後にボンゴレが最強だと証明してみせろ
ザンザスは通信を一方的に切るとそのまま破壊した
その間レナにずっと口元を塞がれていたスクアーロは彼女を睨んだ
『あ、もういい…むぐっ!?「う゛お゛ぉい…テメェ…良くも邪魔しやがったなぁ!!」
彼の口から手を離した直後鬼の形相をしたスクアーロに片手で両頬を潰すように掴まれた
『だって…あのまま話してたとして…あなた、ボシュに瓦礫ぶん投げられてたオチでしゅし…』
ザ「ぶはっ 随分ブサイクな面してんじゃねぇか」
ザンザスの近くに形の良い瓦礫の岩があるのを視線で訴えてみたら暫く考え有り得た話だ、と解放された
ル「ただいま~ん ってあら…どうしたのよその頬!」
部下達の治療を終えて戻ってきたルッスーリアは赤く腫れたレナの両頬を見て驚いた
『ルッス姉…カス鮫から虐待受けた…』
アイツです、と指をさす
ス「あ゛?手加減してやっ…グハッ
レナから話を聞くや否やルッスーリアは目にもまとまらぬ速さでスクアーロの鳩尾に一撃を入れた
ル「全く女の子の顔に何してんのよ!ほら、レナちゃんお顔治してあげるからこっち向いてちょうだい!」
『は~い』
───
ベ「うししっ なにこれどういう状況…?」
フ「ミーが予想するにスクアーロ先輩がレナパイセンに手ぇ出した感じかとー」
遅れて帰還したベルとフランは床に倒れているスクアーロとルッスーリアから治療を受けてるレナ
黙々とフィレ肉を平らげるザンザスの3人を見つめた
レ「ぬ…ぉぉオレにも施し…を…」
その後ろからボロボロな レヴィが戻ってきた