標的36-trentasei
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中に入るとセキュリティをくぐったであろう彼が待っていた
ーお待ちしておりました 千里さん
10年前の入江正一だ
あれ、どこかで会ったようなー…
いや、今はそれよりも聞きたいことがあるわ
『どうやってこの場所に入ったのかしら 入江正一』
入「それはー…10年後の貴女からです…」
少しオドオドとした表情で入江は返事をした
あぁ、それなら理解が行くわね
『…それで私に要件があるのでは?そもそも接触して大丈夫なのかしら』
入「ー!は、はい 此処で貴女と出会った事は彼には知られません。 」
そう言うと入江は一つの匣を出した
彼…白蘭のことね。
『それは?』
入「これは10年後の貴女の物です…。この匣の能力によって今ボクと貴女が落ち合っている事自体が数分後にはなかった事になります」
ーなるほど 詳細は良くわからないけれど匣の能力によって一次的に白蘭のパラレルワールドとやらのサーチから漏れる仕組みなのね
レナは10年後の自分が絡んでいることを把握したので入江から話を聞くことにした