標的29-ventinove
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やはり傷口が深く中々塞がらない
いくら万能な治療忍術と言えこれだけ傷が深いと簡単に治せないどころか大量のチャクラを消費する
もう、少し…っ
チャクラの消耗が激しい証拠に額に汗が滲んでいた
―我々は勝利者が次期ボンゴレボスとなるこの戦いを大空のリング戦と位置づけます―…
―それでは明晩並中に皆さんお集まりください
9代目の治療に集中をしているとチェルベッロ達が最後のリング争奪戦の提案をする声が聞こえた
ベ「あーらら モドキに執行猶予あげちゃったよ」
ザ「明日が喜劇の最終章だ、せいぜいあがけ」
ツナにリングの片割れを投げ渡すと9代目の治療をしているレナを見て小さく舌打ちをした
ザ「さっさと来い」
雲「ねぇ、僕が勝ったんだからレナはそっちに行く必要ないでしょ」
ザ「…」
横槍を入れられたザンザスは気に食わなさそうな顔をしたが直後カッと手を光らせ去っていった
引き続き治療をしていると、遅れて到着したディーノさん達の声がした
ディ「遅かったか!お前ら、9代目と怪我人を!門外顧問のチームから連絡を受けた…まさかこんなことが。レナ、9代目の容態は!?」
『…油断ならないです。治療術での止血を試みたけれどまだ完全には…』
ごめんなさいと頭を下げるとディーノは驚いた
ディ「なんでレナが謝る、むしろお前は率先して9代目の治療をしてくれてたんだろ?なぁリボーン」
リ「あぁ…だがな、モスカの中に9代目が入っていた事を最初から知っていたとすると話はまた別だ。レナ、どうなんだ」
ディ「―!」
『いいえ…それは知らなかったわ』
今ここで知ってましたなんて言ったらどうなることか…
リ「そうか、ならいいんだ。明日に備え帰って休んどけ」
『うん…それじゃ』
ディ「おいおい大丈夫なのかレナ!また倒れるんじゃねーだろうな!?」
リ「どーいう意味だディーノ」
ディ「えっ…あ、それは…!あ、おいレナ!」
また、という言葉にリボーンはどういう事だと反応したのでこれ以上聞かれるのはごめんだったので私は逃げるようにその場を去った