標的12-dodici
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スクアーロと別れた後並盛山近くにある植物園へと向かっていた
実は風紀委員に入る時にお願いしたのはこの植物園を自由に使って良い権限と趣味の一つでもある調剤をする為に地下室を用意してもらったのだ
なので此処は私と恭弥しか知らない場所
…これとこれは順調ね
手持ちの薬草をこちらの世界でも栽培したくて色々試行錯誤しながら育てている最中でこうして偶に様子を見に来ている
今頃ツナ達はバジルの手当をする病院を見つけたころかしら
私はリング戦部外者だろうし、基本的には風紀の仕事メインで良さそうね
後は、どちらにつくべきか…
あちら側についた時にはザンザスが許さなさそうだけど傷の手当くらいはしてもいいよね…?
自問自答を繰り返しているとあっという間に時間が過ぎ今夜の任務へ行く時間になりスマホを確認すると恭弥から物凄い数の不在着信が来ていたので見て見ぬふりをした
ヴァリアーの先頭服を羽織り並盛町に来てからは巻物にしまうようにしている刀を取り出し後ろ腰へ装備した
この雷千刀は忍刀というらしく形状は直刀というものらしい
鍔はないので下手に扱うと手を斬る恐れがある
スクアーロが凄い詳しく解説してくれたっけなぁ…
あっ…とレナは思い出したかのように首筋に手を当て鏡で確認するとくっきりと赤い印が付いていたが今宵の任務に集中するため後にしようと決めた
───
今日はここ最近イタリアから逃亡してきたファミリーが居るようで拠点壊滅任務
えっと何々…黒曜町の方ね
移動時間を短縮するため口寄せの術を唱えると2匹の狼犬が現れた
―ワウ
―ガウガウ!
最初は口寄せの術が出来るのか不安だったがそこは支障がなかったのは救いね
よしよし…走ってちょうだい
二匹を撫でると雷を帯び一匹へと変化してレナを乗せ目的地へと走り出した