標的25-venticinque
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髑髏「サンドイッチとても美味しかった。…骸様と変わるね」
『うん』
クロームが名前を小さく呟くと周囲に霧が立ち込み男性のシルエットが浮かび上がった
『久しぶり…ってわけでもないかしら』
最近はテレパシーで何度か会話もしているしねと笑うとクフフと言う声と共に霧の中へと引っ張られた
骸「クフフ、そんな事言わないでください…こうして直接お会いするのは初めてじゃありませんか。やっと会えましたよレナ」
『-!?』
チュッと頬に口づけされレナは慌てて身を引いた
『っ…挨拶とか言うんでしょう?』
骸「クハハハッ!そうですね、挨拶と言う事にしときましょうか」
『何よ…』
笑いを堪える骸にムッとしたが本題に移ろうと私を呼び出した理由を聞いた
骸「そうでしたね。では今から僕の瞳を見てください」
『それって骸の術にかかれってこと?』
骸「クフフ、僕を信じて下さい」
信じるも何も今さっき会ったばかりだけど…
レナは警戒しながら言われた通りに骸の瞳を見つめた
骸「…やっぱり特殊なようですね」
『も、もういい?』
まじまじと見つめられ段々恥ずかしくなった
骸「えぇ…貴女には僕の六道輪廻の能力が効かないようです」
まって、それって今術をかけようとしたって事よね
『ちょっと…』
骸「おや?素直に見つめてくるものですから僕に憑依されても構わないのかと思いましたよ」
『信じてって言ったのはどこの誰よまったく。…でも骸の能力にかからないのは好都合ね』
骸「クフフ、それは困りましたね…所で、貴女を呼んだのは六咲ファミリーの件です。これから話す間僕の手を握っていてください」
『え、えぇ…』
何故なのか訳が分からなかったが術にかかることはなさそうだったので私は差し出された手をとった
骸「クフフ、良い子です。それでは六咲ファミリーの事ですが…―」