標的11-undici
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ス「この辺でもういいだろぉ…」
スクアーロは辺りに人の気配がない場所に立ち止まるとレナを壁へ押し付けた
ス「で、俺に刃向けてどういうつもりだぁ」
『‥‥。』
ス「う゛おぉい…こっち見やがれぇ!」
スッと目線を逸らすレナにイラついたスクアーロは顎をくいっと掴み無理矢理顔をこちらに向けさせた
ス「黙ってねぇで何とかいいやがれぇ!」
『…今回の任務はさっきの子を護衛する事なの…だから』
ス「だから俺に攻撃してきただと?ふざけてんじゃねぇぞぉ!」
『それはごめ「はぁ…心配させんじゃねぇ…てっきり裏切ったのかと思ったぜ」
スクアーロは言葉を遮り剣を装備していないもう片方の手をレナの腰にまわし抱きしめていた
『な、な…//』
突然の事に顔が真っ赤になるレナ
ス「黙ってじっとしてろぉ…それよりなんだその恰好コスプレか?」
制服姿のレナを見るやニヤリと口元を吊り上げ先ほどより抱きしめている片腕に力をいれた
『ち、ちがっ//その…学校通ってるの…』
ス「ちっ…イタリア帰るぞぉ」
学校という言葉にピクッと反応をしたスクアーロはまた不機嫌になった
『えっ…?』
ス「任務だったとしてもテメェはヴァリアーだろうがぁ」
『そうだけど…でも今は帰れないわ!それにスクアーロはそれ、ザンザスに報告しに行かなくちゃ…でしょ?』
ス「あ゛ぁ…そうだったなぁ。クソボスへ渡し次第すぐ戻るから待ってろぉ」
先ほど強奪した箱の話を持ち出すと舌打ちをし名残惜しそうにレナを解放した
『…それじゃあまたね』
まぁ次来るときはリング戦開幕の時だからね…箱の中身もフェイクだし
ス「まてぇレナ!」
『?!』
飛び去ろうとしたら腕を捕まれバランスを崩しそのままスクアーロに受け止められた
ス「動くんじゃねぇぞぉ」
そう言うとそのまま首元へ顔を近づけ直後ちくりと痛みが走った
『なっ…!』
ス「…またなぁレナ」
驚いて口をパクパクしているレナを見たスクアーロは満足げに笑み去って行った