標的23-ventitré
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―うつし雨
武が自分で編み出した時雨蒼燕流・九の型「うつし雨」が決まりスクアーロは水面へ倒れたのを見てレナは目を逸らした
結末は最初から分かってはいたけれど…と避けて通れないシナリオを憎んだ
X「スクアーロ…ざまぁねえ!負けやがった!カスが!…用済みだ。おい、殺せ」
『…!』
大笑いしているザンザスに殺せと命令されたレナはぐっと拳を握りしめた
マ「僕がやろうか?」
チェ「お待ちください…―」
レナの様子に気を遣ってマーモンが発言したがチェルベッロが止めに入り手を下す事は出来なくなり規定水深へと達したため獰猛な鮫がアクアリオンへ解き放たれ命の保証はしないと言い放つチェルベッロ
獰猛な鮫は血の臭いを嗅ぎつけ二人に近寄って来て突進により地面が崩れ落ちた
ス「おろせ…剣士としての誇りを汚すな」
山「でもよ…うわっ」
スクアーロに蹴り飛ばされた武は助けを求めるかのようにレナを見た
『武…』
でも今助けに行くわけには…
苦渋の決断だったがレナは首を横に振った
山「…!」
ス「そうだぁ…それで良いんだぜぇレナ。ガキ…剣のスジは悪くねぇ後はその甘さを捨てることだぁ。」
わりぃ、後は頼んだぜ…
彼と目が合った直後スクアーロは鮫の餌食となり水中へと消えていった
『ス…んぐっ?!』
思わず叫びそうになったがベルに口を塞がれた
ベ「しー…今ここで叫んじまったらボスにかっ消されるだけだぜ…な?」
『ッ…』
確かにベルのいう通りだとレナはこくりと頷くと解放してもらった
『ごめんベル…ありがと』
ベ「うししっ…イイ子」