標的22- ventidue
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一方水中では
乱れるチャクラを何とか練り道中設置されていた重力装置を破壊出来たはいいが
デスヒーターの濃度が濃く身体のマヒが早く更に六咲の能力によって追い打ちがかかり
あろうことか水中で息を切らしてしまった
身体が麻痺して動かない私は水圧により更に深いプールの底へと沈んで行くのを感じた
あぁ―ここで溺れ死ぬなんて最悪だ
不意打ちとは言えこんな死に方は嫌だなと後悔していると暗闇の中から声がした
―コッチヘオイデ
誰…
ここ、水中よね と冷静になり気のせいか
と思ったがもう一度声が聞こえたので幻聴ではなさそうだ
―ハヤク解放してクレ
解放…って何の事
―オナカ、スイタ…ハヤクタベタイ
お腹すいた…?私は食い物じゃないんだが
―サア早クコッチニ来るンダ
人の話を聞く気がない声の主に体をさらに底へと引っ張られて流石に抵抗をしたが身体が言うことを聞かず少し焦った
やめっ…
―抗ウナ、サアモウ少し
―イッパイタベヨウ
うるさいな…
私の意思などお構いなしの声の主に頭にきた
さっきから黙って聞いてれば―…
この世界には私の帰りを待っていてくれている人達がたくさん居るの
だから私はこんな所で負けるわけには行かないしお前なんかに食われる筋合いはサラサラないっつーの!!
黙って引っこんでなさい!
―!!
そう想いを伝えると声の主は驚いた様な声を出して暗闇の底に消えていった
そして
こんな所で道草食ってる場合じゃないと
―死ぬ気で這い上がれ
心から強く願った