標的21-ventuno
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ス「う゛お゛ぉい!食いやすそうなもん持って来てやったぜぇ」
『それって…!』
スクアーロからお皿を受け取ると
そこには美味しそうな玉子粥が…
マ「レナには随分と気の利いた事をするじゃないか」
ス「あ゛?かっ捌くぞクソチビィ!」
マ「ム、やるかい」
『二人とも朝から喧嘩しないで。スクアーロ、朝食取ってきてくれてありがとう』
マ「君がそう言うなら今日の所はやめといてあげるよ」
ス「けっ…冷めねぇうちにさっさと食いやがれぇ」
睨み合う二人を仲裁して朝食に取ることにした
お粥を食べ終わり処方された薬を飲んでいるとスクアーロと目が合った
『何?』
ス「その薬全然効いてねぇだろ、まさか藪医者か?」
スクアーロに朝から顔が赤かったと言われ動揺した
マ「流石にそれはないと思うよ。彼らはこう見えても腕利きの医者だからね…。それよりも、薬があまり効いていない所を見ると本当に風邪なのかい?」
『雷戦で雨に濡れたせいで風邪引いたと思ってたけど…それって他に原因があるかもって事よね』
確かに普段雨に濡れたぐらいで風邪ひく事はない…
マ「じゃあここ最近、負傷したりしたかい?」
その言葉を聞いたレナはあっ…と顔を上げマーモンを見た
数日前に毒を盛られた事を思い出したが解毒はきちんと出来ていた
だとするとまだ他に知らない能力が…?
ス「お゛ぉい…心当たりがあるんじゃねぇか」
そんな報告聞いてねぇぞと言われたので隠し通す予定で居た先日の出来事を二人に話した
マ「なるほど。六咲ファミリーなんて聞いたことがないね」
聞き覚えのないファミリーにマーモンは考え込んでいた
ス「だがよぉファミリー自体の殲滅はしたんだろぉ?」
『あ、そういえばあの時ファミリーのボスは居なかったわ…。』
日本に逃走してきた奴らを殲滅すれば良い任務だったためファミリーのボスの事はすっかり忘れていた
マ「だとすると、ソイツはまだ日本に身を潜めてる可能性があるね。任務序に情報を探ってくるよ」
『うん、お願いマーモン』
マ「…後できっちりと報酬を頂くからね」
ス「う゛お゛ぉい、それよりもテメェ任務の報告怠りやがったなぁ!!」
任務に出かけたマーモンを見送っていると隣に座って話を聞いていたスクアーロに頬を抓られた
『痛っ…!』
ス「次は容赦しねぇからなぁ!レナも今宵に備えとけよぉ!」
『う、うん』
少し赤くなった頬をさすりながら雨戦に備え鍛錬をしに行ったスクアーロを見送り私もリング戦に備え体力を温存することにした