標的27-ventisette
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診察を終えたのでスクアーロの病室へと戻ろうとしたが終わるのを待っていた恭弥によってそれは叶わず学校まで強制連行される形に
───応接室
ずっと不機嫌そうな彼の隣へ腰を下ろし問いかけた
『恭弥…その、良かったの?』
雲「…なんのこと」
なんのことって、と先ほどの出来事を思い出した
スクアーロの病院移動させなければならないという件に対して恭弥が新しい病院の手配をしてくれたのだ
まさか新しい病院の手配をしてくれると思わなかった
スクアーロが生きていたことを知られてしまったけど恭弥なら黙っていてくれるよね?
その辺少し不安になったが群れるのが嫌いな恭弥だし大丈夫だと信じることにした
『ううん、何でもない。連絡くれたのに出れなくてごめんね』
スマホの電源を付けると恭弥からの着信履歴が大量にあった
雲「それはいつものことでしょ。病み上がりみたいだし休んでれば」
私は一体何故ここに呼ばれたのだろう
言葉を発する前に睨まれてしまったので口を閉じた
正直連行された意味が分からなかったが隣で溜まっている書類にサインを走らせている恭弥を見ていたらだんだんと睡魔に襲われて目を閉じた
トンッ
雲「…!」
肩にもたれかかってきた彼女に視線を移すとスヤスヤと寝息を立てて眠っていたのを見て微笑んだ
ホント…キミは無防備だね
そっと頬に触れても起きないレナをソファーへ寝かせ彼女のために用意しておいたブランケットをかけた雲雀はデスクへと移動し中断していた作業を再開したのであった