標的32-trentadue
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リ「…そして揺りかごに繋がるんだな」
スクアーロが話終えツナとザンザスのやり取りを私は黙って見守った
―9代目はおまえのことを本当の子供のように…
っるせえ!!気色の悪い無償の愛などクソの役にも立つか!!
オレが欲しいのはボスの座だけだ
カスはオレを崇めてりゃいい!
オレを讃えてりゃいいんだ!!
ザンザスが叫び吐血と共に大空のリングが指から落ちた
ベ「かっきー」
『…えぇ』
ザンザスの本音の叫びと冷静さを失ってる姿に私はつい法悦の笑みを浮かべた
あぁ、なんて素敵なボスなのだろう―…
―叶わねーなら道連れだ!
どいつもこいつもぶっ殺してやる!!
その言葉を聞いたベル達は張り切っていた
私は参戦せずにザンザスの元へ行き動けない彼を膝の上に乗せて囁いた
『ボス…満足した…?』
ザ「余計な…事ばかりしやがって…ドカスが…。」
息を切らしながらも睨まれたが、それ以上何か言われることはなかった
ザンザスの頬にそっと手を当て気休め程度の治癒術を施しているとランチアがヴァリアー部隊を全滅させたと最後の部下たちが力を振り絞って報告をした事によりベルとマーモンは攻撃を仕掛けたが呆気なく制圧されてしまい降参していた
ベ「ダメだこりゃ…レナも加勢しねぇし…」
マ「ウム…勝ち目が無いと最初から分かっていたんだね。ボス、ここまでのようだ…」
『ごめん2人とも…ボス、もう終わりましょう』
ザ「…役立たずのカス共が…」
ザンザスは全員呪い殺してやると叫んだ
──リングの秘密を知っていたら…ザンザスはボスの座をあきらめていたと思うかぁ?
スクアーロがディーノに問う声が聞こえた
例えリングの秘密を知っていたとしても彼は最後まで諦めなかったでしょうね…