標的31-trentuno
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そしてその後リングの回収が行われ大空戦の説明がなされた
勝利条件の1つであるリングを完成させる事については闇のリングだけは元々完成形のため例外だそう
チェ「では、守護者の皆様はリストバンドを装着次第各守護者戦が行われたフィールドに移動して下さい」
レ「ぬ?フィールドだと?今更どういうことだ?」
チェ「質問は受け付けません 従わなければ失格となります」
『って事は私は一人でプールね…』
チェルベッロから手渡されたリストバンドを腕に装着しながら皆の様子を確認した
レナの脳裏にはこの後起きる出来事が容易に想像できていたため
うーんと口元に手を当て考え込んでいるとふと向かい側から名前を呼ばれた
了「おーい!千里!最後の円陣だ、是非とも参加してくれ!」
獄「なっ、おいレナさんに迷惑かけんじゃねぇ!」
獄寺はヴァリアー側にいるレナに対して気を遣い叫ぶ笹川了平を止めていた
ベ「ししっ…なぁレナ、行かないよな?」
案の定ベルがナイフをチラつかせている
『えっ…と。ごめんねベル!』
ベ「―!」
最後だしツナの応援もしたいから許して!とツナ達の元へ走った
了「うむ、よくぞ来た!ではやるなら今しかないな…」
山「最後の円陣だ、気合いれてこーな!」
獄「レナさんが参加するなら心強いっス!」
『ツナ、応戦してる』
ツ「レナちゃん…来てくれて俺、嬉しいよ!」
『ふふっ何言ってるの、私はヴァリアーだけどツナの補佐役でもあるんだからね?』
ツ「う、うん!」
そして了平の極限ルールとやらによって雲雀と髑髏は10m以内に居れば参加とみなされていた
―沢田ファイッ
「『オーッ!!!』」
二度目の円陣は不思議と恥ずかしくなかった
それどころかなんだか心が温かくなるような感じがした
円陣が組み終わり皆それぞれのフィールドへと向かっていった
『ツナ、ザンザスは強いわ。…負けないでね』
ツ「うん!オレ、頑張るよ!」
『…―期待しているわ
Decimo. 』
ツ「―え?」
すれ違いざま耳元で囁かれた言葉にツナは驚き振り返ったが既にレナの姿は見当たらなかった