標的2-due
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―翌日、私は9代目にお会いするため本部へと足を運んだ
『9代目、お初お目にかかります。千里レナと申します。』
ヴァリアーの戦闘服に身を包んだレナは深くお辞儀をした
「初めましてレナくん。君の噂はかねがね耳にしておる。変わった戦い方をするそうだね、今度是非共お目にかかりたいものだ。ザンザス共上手くやっているようで安心しておる…。そこで一つこの老いぼれの頼みごとを聞いてやってほしいのだが…どうかね?」
9代目の瞳はザンザスとは真反対でとても優しく温かい
そして心を見透かしたように真っ直ぐとした眼差しだ
私直入に指名があるって事はザンザス本人とはゆりかごの一件があってからほとんど顔も合わせて居ないのだろう
ボンゴレ直属の暗殺部隊である以上彼の頼み事を断る理由はないのでレナは頷いた
『はい、何なりとお申し付けください。』
「うむ…実は―」
内容は日本にいる9代目の孫、沢田綱吉の補佐役をしてほしいとの事
薄々予感はしていた
どのみち、ツナ達とはいつか接触しておきたかったので調度良いわね、とレナはすぐに決断を下した
『分かりました…しかし、ヴァリアー所属である私で良いのでしょうか』
「おぉ、ありがとう。そうじゃな、何故だか君にしか頼めない事だと感じてね…しかし君を悪いようにはせんので安心してほしい」
─レナ君さえ良ければすぐにでも日本へ飛んでほしいのだが
───承知いたしました。
9代目から渡された契約書類にサインをして死炎印を交わしてもらった
これでレナは正式に9代目直々に任務を依頼され承った事になる
そして予め用意されていたであろうパスポート等を受け取り私は一度ヴァリアーの屋敷へ戻った