標的9-nove
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凪「ごめんなさい。もう大丈夫です…あの、聞いてもいいですか」
『うん…これからの事ね。急に環境が変わって最初は大変になるだろうけど何か困ったことがあったら私に連絡してちょうだい』
凪が何を聞きたいのか察したレナは1つずつ丁寧に説明をしてゆき連絡先を凪に渡した
凪「レナさん、ありがとう…ございます」
『そんなにかしこまらなくていいよ、もう友達でしょ…ね?』
さん付けもしなくていいよと付け加え凪の頭を撫でた
凪「友達…嬉しい…っ」
初めて出来た友達にまた泣きそうになる凪を宥め他愛のない会話を暫くした
凪の境遇はなんかほっとけないのよね…
これから彼女はクローム髑髏として生きて行く事になり色々苦労するだろうし
出来る範囲で助けてあげたいな
気付けば学校に戻らないといけない時間になっていたのでレナは帰る支度をした
『凪、私そろそろ行くわね』
凪「あ…うん…レナちゃん…また会えるよね?」
『もちろんよ、近いうち一緒に買い物に行きましょ』
凪「本当?楽しみにしてる…!」
少し不安そうな顔をする凪にそう返事をすると安心した後今日一番の笑顔を見せてくれた
『うん、それじゃあ行くね』
レナは凪に見送られながら病室の窓枠に足をかけ病院を後にしたのであった