標的6-sei
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学校を後にしたレナは手配されていたマンションへと向かった
カードキーを使い中へ入るとそこは一人で使うには贅沢すぎる広さの部屋だった
学校から程よい距離で高層マンションの最上階を貸し切りで必要なものは全て揃っていた
流石ボンゴレね…あ、そういえば…
今まで所持していることを忘れていたスマホを確認した
ないと不便だとザンザスから支給された物だ
不在着信が2桁…
全て同一人物からだ
並盛の制服を脱ぎ捨てそのまま近くにあったソファーへ倒れ込み暫く天井を見つめていたが、かけなおそうと決めため息をつきながら不在着信の相手へ電話をかけた
イタリアは今何時だっけ…まぁいっか
呼出音が止まったと同時に鼓膜が破けそうな大声が部屋中に響いた
―う゛お゛ぉい!貴様何度かければ電話に出るんだあ゛ぁ?!
―うるさい…しかもかけすぎ。日本に着いたばかりで忙しかったのよ…
レナは顔をしかめながら不在着信の相手であるスクアーロに返事をした
―ったくよぉ…任務から戻ってきたらテメェがジャッポーネに行ったと聞き連絡したが全然出ねぇじゃねぇかぁ!行く前に一言俺に伝えやがれぇ!……それで、いつこっちに帰ってくるんだぁ
スクアーロは連絡もなしに日本へ行ってしまった事が気に食わなかったみたいだ
出会った当初では想像できなかったが戦闘スタイルが似ているということもあり入団後意気投合をして今では一緒に居ることが多かったりする
―それは…ごめんね。9代目から依頼された方は当分かな。…そっちは変わりない?
―ちっ…あのクソ爺何考えてやがる。…こっちはクソボスのご機嫌取りで忙しいぞぉ!さっさと帰ってきやがれぇ。
どうやらレナが不在になりいつも以上にザンザスの機嫌が悪く手こずっているようだ
他のメンバー達の様子も聞きレナは少しイタリアが恋しくなった
―そっか、うん…私も早く皆に会いたい
呟くように本音が零れその言葉を聞いたスクアーロは電話越しで驚いた後口元を吊り上げた
―…テメェの帰る場所はここだぁ!いつでも帰ってきやがれぇ
―うん、ありがとうスクアーロ
―また連絡するぜぇ今度は出ろよ゛ぉ。じゃあなぁ
―またね
レナは通話を終え少し仮眠をとり今夜のターゲットを暗殺しに出掛けたのであった
おまけ→