標的5-cinque
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あれからずっと屋上で雲雀の相手をしている
容赦なくトンファーを振りかざしてくるのを軽々避けるレナに苛立ちを隠しきれない雲雀は息が上がっていた
雲「避けてばかりで…気に食わないね」
そろそろ飽きてきたしもういいかしら?
『そうね…特別に見せてあげるわ』
雲雀の攻撃を避けたレナは指の先を少し噛み懐から取り出した巻物に手をあて刀を取り出した
中から刀が出てきたのを見て雲雀は驚いていた
雲「なに、今の」
『秘密…今度は私の番だよ』
不敵に微笑み瞬身術で背後にまわり雲雀を蹴り飛ばした
雲「―!」
蹴りをまともにくらい壁へと激突した雲雀の首元に刃を突き付け耳元で囁いた
『ふふっ…私の勝ち』
雲「…僕の負けだよ」
顔が近い事が気になった雲雀は照れ隠しをするようにそっぽを向いた
『またいつでも付き合うよ』
レナは身を引き刀を鞘に戻し雲雀に手を伸ばした
雲「なら…今度は負けないから」
口をへの字にしながらもレナの手を握り返し立ち上がるとどこからともなく拍手をする音が