encounter<加藤>
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あの日からミサさんがうちのコンビニによく来るようになった。
あの時はっきり断ったはずなのに、なぜこんなにも執着されるのかいちにんしょうには分からなかった。
「ねぇ、聞いてる?」
『…っえ、なん、だっけ?』
「だから明日の休みどこ行くって?」
『あぁ、そう、そうだね、どうしよっか』
「…何かあった?」
『…なんで?なにもないよ』
言えない、美彩さんに会ったことしかも一度ではないこと。
不安にさせるだけだと分かっている。
史帆も不思議に思いながらも「そっか…」と引き下がる。
と思いきや背中から抱きしめられる。
『ぇ、どうし』
「そういうの好きじゃない」
『な、なにが?』
「隠し事とかしてほしくない、なまえには、特に」
『隠し事、なんて』
「心配事でもなんでも、話してほしい、だってさ」
「なまえの彼女はししでしょ」と涙声に変わっていく。
抱きしめる腕にも力が篭もる。
『ごめん、言わなきゃいけないことあった…』
「うん…」
『実は』
美彩さんと会ったことあの時の事今も客として来てしまうこと、全て正直に打ち明けた。
『不安にさせたくなくて、黙って、ました』
「抱きつかれただけ?」
『もちろん、それも悪いと思ってるよ…』
「キスとかされてないよね?」
『当たり前じゃん…』
「ちゃんと、証明して」
『史帆…?』
「今のなまえにはししだけだって」
軽く振り向くと不意にキスをされ「安心させて」と舌なめずりをする。
ここ最近ずっとこの事ばかりで史帆に触れてなかった、ここまで誘われたらいちにんしょうもとまるはずがない。
体を離しておんぶのように抱きしめキスをする。
何度も何度もキスをしながらベッドに史帆をおろす。
本番はここからなのだ…