夢小説
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(ダメ、絶対……!!)
目の前にはマードックの寝顔。柔らかそうな唇。
私は良からぬことをしようと企む頭をブンブンと振る。
いくらマードックのことが好きで振り向いてくれないからって、本人の了承なくキスをするなんて絶対にダメだ……!!
でも、このまま片思いで関係が終わっちゃったら?マードックとキスをすることなく一生を終えるの?いや、それどころかファーストキスを経験することなく死んでいくんじゃ……
「ん……シルギ?」
「へ!?」
一人でぐるぐると考え事をしていると、マードックが目を覚ましてしまう。マードックは呑気に大きなあくびをしているが、私は居た堪れない気持ちでいっぱいになり、慌てて後ずさるとその場を逃げ出すように走り出す。
「ご、ごめんんんんん!!」
「え、なんだぁ……?」
マードックの気の抜けた声が背後から聞こえ、何も気づかれていないことに心底安堵するが、しばらくはマードックの顔を直視できそうにない。
目の前にはマードックの寝顔。柔らかそうな唇。
私は良からぬことをしようと企む頭をブンブンと振る。
いくらマードックのことが好きで振り向いてくれないからって、本人の了承なくキスをするなんて絶対にダメだ……!!
でも、このまま片思いで関係が終わっちゃったら?マードックとキスをすることなく一生を終えるの?いや、それどころかファーストキスを経験することなく死んでいくんじゃ……
「ん……シルギ?」
「へ!?」
一人でぐるぐると考え事をしていると、マードックが目を覚ましてしまう。マードックは呑気に大きなあくびをしているが、私は居た堪れない気持ちでいっぱいになり、慌てて後ずさるとその場を逃げ出すように走り出す。
「ご、ごめんんんんん!!」
「え、なんだぁ……?」
マードックの気の抜けた声が背後から聞こえ、何も気づかれていないことに心底安堵するが、しばらくはマードックの顔を直視できそうにない。