メモ

Dear Destiny クラウド編【ネタバレ注意】

2026/02/23 16:19
Dear Destiny、クラウドの感想。
ワールドプレビューで読んだ時も思ったけれど、率直に言えば、ファンにはあまり気持ち良くはないストーリー。
興味深いところは数多くあるし、このドライさが私は嫌いではないけれど、二次創作のノリで読めば、まぁ楽しくはないよね。

基本、野島氏はキャラを甘やかさないけれど、「英雄へ続く2千ギル」のクラウドには殊更厳しい。
十三歳って中一~中二だよ?もっと手加減を…と思ったけれど、あの世界での十三歳ならこの程度は普通?たまたまクラウドが失敗しただけで、うまく立ち回れる子は大勢いるし、騙されたとしても自力で立ち直るほどの精神力を持っているって?
いやいや、やっぱり手厳しいよ!

正直、世間で蔓延っている「可愛い一般兵ちゃん!」に対して、公式が「そんなキャラいねぇよ」と反論してきたのかと思ったっけ。




■出発から十五分ほどで胃のあたりが不快になり、
乗り物酔いって、三半規管が敏感だからなるのだっけ?子供は特に未発達…まだまだ子供なのよね、十三歳は。

■リオン・ルナード(十五歳)、ジョエル・ロダン(十三歳)
彼等が三部作目に出ることはあるのだろうか。

■(中略)子供みたいな奴。その印象の方が、乗り物酔いで会話の余裕も無かった奴よりマシだ。
クラウドにとって、「余裕」があるかどうかが重要なんだね。

■時折、ニブルヘイムにも姿を見せる、神羅カンパニーの幌付きトラックだ。
当然ながら、ニブルも自給自足で成り立っているわけではない。

■あの女はどこだ?
十三歳が「女」呼ばわりは…
クラウド視点とは言え、第三者視点でもあるし、そういう文体だと思えば違和感はないのだけど、ちょっと「ハァ?生意気なガキ」とはなるわな。

■見せつけるように胸元の開いたシャツを着ている。不愉快になり、クラウドは視線を外した。
クラウド少年は年上のお姉さんの胸には興味がないようで。私的には好印象。
もしくは、ニブルは古い価値観が根強そうだから、「女は謹み深くあるもの」という認識なのかも。

■初耳だった。
クラウドにしろ、他のキャラにしろ、もう少し情報収集しろよ!と思うことが多すぎる。ソルジャーになりたい・神羅の思惑が知りたいというわりには、雑すぎないか?
それだけ、神羅が世間をうまく欺いているとも言えるけど。
でも、自分が受ける会社の、それこそ絶対成り上がってやる!という気概を持っているわりには、ものを知らなさすぎでは?

■「君って、救いがたい意地っ張り?私に見せても意味ないから」
年上の女性が親切にしてくれたんだから、素直に聞いとけばいいものを…

■150ギル
水が150ギルで高いということは、1ギルは大体どれくらい?
1ギル=100円くらいと私は思っていたけれど、それは1997年当時だから、今はもっと高いだろうな。

■「君、親切にされたことないの?」
これ、クラウドにはかなりきッッッつい一言だよね。エマとしては軽い皮肉だったろうけど、事実なんですよ…
あからさまな意地悪(暴力)をされたわけではないけど、親切もされたことがない。それがどれだけ惨めか…

■「どうかな。あまり変わらない」
クラウドは、というか、あの世界には敬語を使う文化がないのか。侮っていても、相手は大人。普通に失礼だぞ。

■「本物の装備に本物のトラック。でも中身は偽物だ」
これは何かの暗喩なのか…

■「お前のお袋さんに、パイと心付けをもらった」
そういうことを本人に言うなよ、マイロ!大人なんだからさ!

■「刺激と誘惑で頭が痛くなる。街は鉄臭くて、花も咲かない。田舎育ちにはつらいところだ」
クラウドもザックスも、「息苦しい…」と思った時があったのかな。
いや、ザックスはその場その場を満喫してそう。クラウドは、気持ちは馴染めないのに、身体が馴染んでいきそう。「お前、文句言うわりには、都会に染まってんじゃん」みたいな。

■「ズルい?」
ずるへの嫌悪と言うより、ずるをする人間だと思われたことへの嫌悪だよね。自分の評価を気にしている。
だから、マイロ、余計なことを言うな。

■「波風立てるような物言いはやめろ。目を付けられて先輩にボコボコにされるぞ」
どこかの二次創作では上官や同期にやたらと甘やかされる一般兵ちゃんか、性的に可愛がられる一般兵ちゃん扱いされるけれど、まあこれが普通だよね。

■こんなところで宣言するつもりはなかったのに、先を越されたという敗北感が胸に溢れる。
自分の目標を胸張って声に出せないなら、仕方ないよね。

■悔しさが伝染する。そして恥も。
クラウドの場合、悔しいと恥がワンセットなのが難儀なところ。

■「ソルジャーには、あらゆる面で人並み以上が求められる。戦闘能力、精神の健全性、健康状態」
一応の建前って奴だろうねェ。
でも、広告塔ではあるから、強いのは当然として、顔よし頭よしメンタルも安定なのは当たり前か。

■「得体の知れないモンスターの細胞を埋め込まれるとか」
おい!情報が漏れてんぞ!誰のせいだ!

■「手術が終われば誰でもソルジャーだ。でもソルジャーとして出世できるかは」
まぁ、手術にまで漕ぎ着けられるかが難しいと思うのだけど、そう簡単に「誰でもソルジャーだ」と言われると、カンセルやローチェの立場…

■不思議な目をしていた。青とも緑ともつかない色で、瞳の中に模様があるように見えた。
これは魔晄を浴びた瞳の描写じゃないのか?

■男はうなずくと、クラウドの顎を掴み、右、左、そして上下に動かした、
おい!美少年の品定めか!

■「悪くない。英雄向きだ」
そうやってテキトーなことを言って~

■「お前は実力でのしあがれ」「望むところです」
こちらの方がよほど健全だと思うよ。

■(すぐに人を疑うのはよくないな)
確かにそうだけど、お宅の息子さん、リュックサックを置きっぱなしにしていましたよ。自分の持ち物の管理が甘すぎません?

■亡き父親が使っていたという財布──財布と呼ぶには武骨すぎる革の袋だ。
クラウドの父親、三部作目に関係するのか。
そして、財布は今も使っているのか。

■「2千ギルあれば、たいていのところへ行けるし、たいていの困難は乗り越えられるからって。だからね、うちに2千ギル貯まりそうになると、母さん、こっそり使っちゃってた」
■「父さんがいなくなって長いから、今回は油断しちゃったな」
夫でなく、息子に対して、なのね。

■村を出る時に心に誓ったことをクラウドは覚えていた。しかし、ほんの数時間で誓いは揺らいでいる。
十三歳だもの、同じ気持ちでずっといられるわけではないでしょう。気持ちや考えは、その時の状況や気分で簡単に変わってしまう。大人でもそうなのに、子供なら尚更そうでしょ。
この世界の子供と大人の線引きが難しい。架空の世界を、現代の日本の価値観と比べるのもおかしな話だけど、明らかにまだ子供だよ。ママのところに戻りなって思うよね。

■しかし、長い人生を想像するには、クラウドは若すぎた。
若いというか、想像力が足りないというか。
「働かなくちゃいけない!」「たくさん稼がなきゃ!」という自立心や向上心は立派だと思うけど、クラウドに限らず、変に考えが甘いのは何なの。行き当たりばったりすぎる。

■特別な男になる。
■そしてティファの特別な存在になること。
しっかり明記してきたのは、今更驚きはしないけど、「ティファの特別な存在になること」は「公式!」で(別にそれに対しては異を唱えないよ。その時はそうだったんでしょ、その時は)、「恋人」は「片想い!!」なのが意味がわかんねェや。

■ミッドガルに到着してからひと月近く過ぎていた。
いや、軍に入ってからひと月程度なのに、結果を求めすぎでは?
2千ギル出したからってのはわかるけど、ソルジャーの才能があったら、訓練か座学でそれなりの成果を出せているはずだろうし、何かしら評価を得ているでしょ。そうでないから、そういうことなのよ…
地元では有名なスポーツ選手で、全国大会にも何度も出場して…とかそういうのじゃないでしょ、あんたは!何の実績もないでしょ!厳しいことを言うけど、現実を見ろ!
地元では可愛いと言われまくって、実際に努力もしていて、都会でも通用すると思ったのに、その程度ならごまんといる…みたいなこと、いっぱいあるでしょ。

■故郷へは、神羅軍の一員になったことを知らせる葉書を送っただけだった。
母親にしか葉書を送ってないし、ティファを励みにしている描写もないのは、どうしてでしょうね。

■新兵だからといって、兵士が死体で動揺するわけにはいかない。
あんた、まだ十三歳でしょ。しかも、実際の戦場に行ったわけでもなく、まだ訓練を一ヶ月程度しか受けていないピヨピヨでしょ。何をそんなにいきがってんのよ…と居たたまれなくなった。

■「世間知らずの小金持ちを騙して金を巻き上げる詐欺師親子」
タークスに目をつけられていたのは、単純に詐欺師だから?あの瞳を持っていながら、ソルジャーではなかったってこと?
白髪は劣化ではないのか…?

■「おばかさん」
きッッッッッついな~
ここから、騙されることへの嫌悪、お金への執着が強くなっていくのかも。
あと、「女」への警戒も。エマ、女タークス、憧れの彼女とは言え、親しくなかったのに何故か世話を焼いてくれるティファ。そして、やたらと馴れ馴れしい花売り。そりゃあ、警戒するわね。

■(俺のことなんて忘れたのかな)
タークスだから表情に出さないだけだと思うよ。レノやイリーナが表情豊かすぎるだけ。ツォンさんやルードみたいなのが普通なんだよ。
大体、反応してほしかったの?微笑んでほしかった?驚いてほしかった?憐れんでほしかった?
十三歳に意地悪な言い方しちゃったね、ごめん。

■俺は特別な男になれるのだろうか。
そう意識すればするほど、目指すものから離れていくと思うんだよね。まずは目の前の小さな目標から、一つずつこなしていくのがいいと思う。

■何者でもない新兵の群の中に、クラウドは足を踏み入れた。
あなたにとってはモブでも、向こうにとってはあなたこそモブなんだよ。
「何者でもないその他大勢」にも家族がいて、恋人がいて、夢があって、目標があって、自分なりに精一杯頑張ってるんだよ。
十三歳で生き方を決めるなんて難しいし、無理なんだよ。もっと世界を広げて、色々な経験をした方がいいよ。
誰かと比較したり、自分を型にはめる生き方ではなく、今この時の自分の身の丈に合う生き方をするのも、そんなに悪いことではないと思うけどね。

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