メモ
Dear Destiny エアリス編【ネタバレ注意】
2026/01/30 22:23Dear Destiny ひとまずエアリス編を読み終わった。
「楽しい読書体験♪」ではなく、研究資料や論文を読むような感じだったのが心苦しかったけれど、恐れていたような解釈違いはなかった。
以下、ネタバレと感想。
率直に言えば、エアリスはザックスへの恋心をしっかりと自覚していて、彼に会えないことの寂しさや悲しさ・不安もしっかり感じていて、それがだんだん薄れていく罪悪感もしっかり感じていた。そこをきっちり確定させたことに驚いた。曖昧なままにしなかったのは、やはり「過去」と区切らせるためか。
「『ほーら!ザクエアが正解!!クラエアはない!!』と言われる材料がまた増えて小躍りしそうだなァ」なんて思ってしまったけれど(こういう思考になる自分がただただイヤ)、あれだけ深く強くザックスを想っていた上で、クラウドに惹かれたと思えば、ますます愛おしくなった。
ただ、この繊細かつ美しい心の動きなんて、「クラティ公式!ザクエア公式!」には通じないだろう。もったいないなぁ。
■養童院
おそらくリーフハウスのことだと思うのだけど、ずっと「養童院」と呼ばれている。タイトルに「リバース」とあるのに、何故、リーフハウスを使わないのか。もしかして、無印の世界線だったりするのかな?
■『時々ニヤニヤしているし、ぽわーんとしているし』『エアリス・ゲインズブールが恋をしたって』
相手が誰かまでは知らなくても、エアリスが恋をしたことは周囲には筒抜けだった模様。ザックスに対して「欲張りになっている」と自覚するエアリスの乙女心よ…
■孤独は、心の奥に空いた穴のようで(中略)きっと、互いのその穴を埋めるために、ふたりは出会ったのだろう。
ザックスはさほど孤独を感じてはいなかったと思うけれど、ザックスの「普通じゃないんだ」はエアリスにはインパクトがあったのだろうね。そこまで彼を信じてしまうのだから。
■ザックスとの出会いは、やはり運命だったのだと(中略)不安が波のように押し寄せた。彼女にとって「運命」とは、実母の不幸な生を象徴する言葉であったからだ。
ここが、「運命なんて気にしない。気にしようがない」や、「運命なんて信じたくないから」が繋がるのかも。
エルミナさんの「運命だと認めてしまうと、他のことも運命だってことになりそうでね。クレイを失ったことは運命だって言うのかい?あんたの、母さんとの別れは運命なのかい?」「良くも悪くも偶然。最初から決まっていることなんて何もない」の力強さといったら。
■いつも持ち歩いている携帯電話を耳に当てる。知り合ってほどなく、ザックスが貸してくれたものだ。
ザックス、手が早い!!(言い方)
ツォンさん、知ってたのかなぁ?エアリス、もう少し警戒した方がいいって。ザックスに悪意がなくても、相手は神羅の人間だから、何かしら仕掛けられていてもおかしくないよ。GPS機能があれば、エアリスの居場所がいつでもわかってタークス的には便利だろうけど。
■神羅カンパニーが本気になれば、エアリスを誘拐して、監禁、不気味な装置に繋ぐことなど簡単だろう。
エアリスは自分の自由が危ういバランスの上に成り立っていることを自覚しているんだよね。
■「じゃあ、エンジェル。今日は帰るね」
スタンプじゃないんだ!!??これが一番の衝撃だった。アンジールコピーは「スタンプ」と呼ばれていたはずでは?
そもそも、「エンジェル」呼びはダッサ…げふんげふん。
■「死んでるんじゃね?」
さすがレノ。デリカシーのなさ、百点満点!彼らしい。それに対して、「ひどい!」と涙ぐむようなエアリスではない。「それはない」と断言する彼女は、それでもきっと心細いのだろうなぁ。
■「よくある話だ。あんた、捨てられたんだ。ふられた」
さすがレノ!デリカシーのなさ、二百点満点!実に彼らしい。「認めたくないだけだよな。わかる。わかるぞ」更に煽るレノ、マジで無神経。実に彼らしい。
そして、そんなレノに掴んだ土を投げつけるエアリス。さすが。
■「あんたは、そんな薄情な男を好きになったりはしない」
エルミナさん~!!そう、エアリスはそんな男を好きになったりはしないのよ。
■教えてくれる人は誰もいない。
セトラの感覚を教えてくれる人が誰もいない心細さ。それを一人で向き合ってきたのかと思うと不憫で不憫で。
■ほんの少しでも長く、一緒にいられたら──そんな思いが、ワゴン作りの原動力になっていた。
え~!!そうだったの~!!私ザックスもそうだったよ~!!ニブルヘイムなんかに行かずに、ずっとここで何台も花売りワゴンを作り続けていたかったなぁ~!!
■「わかった。会いに行く」「うん。待ってる」「約束だ」それが──今のところ──最後の会話だった。
「約束なんていらない」はこれが原因かもなぁ。約束でなくて呪いになったもんなぁ。
■『四人いると手加減が難しい。が、殺してはいない』
ルード!!!
私、タークスを「面白おかしいお兄さん達」として描かれるのが好きではなくて(だからACのお笑い担当が未だに納得できない)、汚れ仕事をしています・カタギではありません、カタギに戻れるとも思いません・目的のためなら手段は選びませんというところをきっちり描いてくれてとても嬉しい。
■『あーあ、腕が痛い。肩も変だし。すぐに治ると思うけど、一応ツォンには報告しないと』
こういうちゃっかりしたところが実にエアリスって感じで大好き。交渉上手なのはタークスとの駆け引きの賜物だね。
■色の濃いサングラスに自分の顔が映っていた。挑むように睨んでいる。かわいくない。こんな顔、したくない。
自分のメンタルをコントロールしようとするエアリスのいじらしさよ…
■『これは軽さを重視した金属で作ったロッドだ』
ツォンさんからのプレゼント!しかも、三段階に伸縮する。ケアルとブリザドつき。
■『気分を害するかもしれないが──さすがセトラだ』『害さないけど、なんだか、モンスターになったみたい。こわい』
ここで初めて、エアリスは魔法を放つ。
やっぱり、マテリアって庶民にはそんなに身近でもなく、誰でも使うものではないっぽい。それはそうだよね。それなりに規制が厳しいのかも。
■『君にもしものことがあればエルミナは、我々どころか自分自身も許さないだろう』
それ、自分のことを言ってますかツォンさん?
On the Way to a Smileでは「精いっぱいやってくれたんだろ?」とクラウド達を労うエルミナさんだけど、リバースのザックスを叱ったりする。エアリスへの想いがどんどん強く大きくなっている。
■警護を当てにしていると思われるのはたとえツォン相手でもいやだった。同時に、感謝の気持ちもあった。
エアリスとツォンさんの複雑な関係がたまらない。甘えられる相手ではないのに、信頼している。三部作目も、そういう場面あるかなぁ。
そして、エアリスの護衛を失敗した新入りタークス。BCキャラか
と思ったけれど、BCタークスのイメージや武器が違うから、この作品のキャラなのでしょう。三部作目に出たりするかな。
■『エアリスは世界にひとりしかいない。特別なんだから』
ザックス、本当に言うべき言葉を間違わないよね…男前過ぎるだろ。作品を重ねるごとにパワーアップするから困るわ。
でも、『セトラのことか。うん、それは聞いた。でも、俺が言いたかったのは、そういう意味じゃなくて』とモゴモゴしちゃったのはマイナス。
ザックスらしくないな~と思ったけど、逆にそれだけ本気だったってことか。んもう、ますます反則なほどのイケメンじゃねぇか。自信満々なくせにうぶなところもあるなんて狡すぎるのでは?
■星は大きい。星が死ぬ日がするとしても、それはずっと遠い未来の話だ。そう信じたかった。
だよね~普通の女の子が、「星が大変なの!!どうにかしなくちゃ!!わたしにできること何だろう!!??」なんて思うわけがないんだよ。大切な人のために頑張っただけなんだよ。
■星に尽くすか、そうでなければ、不遇な死。それがセトラの運命なのだとしたら、あまりに残酷だ。
だよね~未来ある女の子に、その二択しかないと思わせるなよ…
■夜中に書いては消し、書き直しては消し、結局諦めた手紙を庭で焼いていると、
捨てるのではなく、焼く。妙に徹底しているなぁと思ってしまった。胸の内を誰にも知られたくないみたい。
八十九通あった手紙は、届けられても恥ずかしくない内容であり、ザックスを楽しくさせるものだけだと思えば、余計にいじらしくて…
■ゴンガダケ
ゴンガダケが出たということは、やっぱりリメリバの世界線なのね。
そして、エアリスの料理下手は公式なのね。
■「言いっぱなし!?」
エアリス、モテモテ。知ってたけど!
そして、その数年後、あなたも言い逃げをしますよ。
■『毎日ぐるぐる回ってさ』(中略)変わらない自分でいるために。変わらない日々をつなぎとめるために。(中略)同じ道を巡り続ければ、いつかザックスが再び乗り込んでくる。(中略)“毎日ぐるぐる”は、エアリスにとって祈りのようなものだった。
ザックスへの想いに胸が苦しくなるほど。
こんなに健気に想い続けて、ようやく踏ん切りをつけた彼女を「尻軽」呼ばわりする神経が本当に理解できない。
■セトラの運命が、わたしを引き戻そうとしているのかもしれない。(中略)食べて、喋って、動いて、こっち側を生きるのだ。
セトラとしての生き方を知らないのにふとした瞬間、星と繋がる。彼女の孤独は癒されるのか。いや、セトラである以上、その孤独からは逃げられないけれど、彼女を大切に想う人が、彼女が大切にしたいと想う人がたくさん増えれば、彼女はずっとこっち側にいてくれるはずだよね。
■「自分の気持ちをぶつけたのはいいけど、答えを受け止める度胸がなかったってことだろ?」
エアリス、特大のブーメラン。
■「どこまで送る気?ずっと付きあえる?」
誰かに手を貸す時は、最後まで付き合う覚悟がなければ無理。それをエアリスは誰よりも知っている。
人を助けるというのは本当に難しい。でも、思わず手を差し伸べてしまう気持ちを悪と決めつけるのはよくない。人として当然だし、無視して通りすぎるよりはマシ。
まァ、助けられた側がどう思うかは、また別の話ではあるけれど。そこが難しいんだよね。相手への感謝の気持ちがあるならいいけど、最後まで付き合えないと「裏切られた!」「偽善!」と騒ぎだす。自分はその手を掴んだだけで、自分から立ち上がることもしないのに。藁にもすがるほどに助けを求める人間に、冷静かつ論理的な思考を期待してはいけないとわかってはいても。
■彼は正しい。しかも良い人だ。(中略)それなのに自分は子供みたいな態度で応じてしまった。
きちんと反省できるエアリス、すごいよ。私なんて良い年して子供じみた真似をしてしまうもの。自己嫌悪はしても、彼女のように謝るために再び相手に会おうだなんて思わないよ。
■ぷしゅ(頭からゆげが出た音)
これを可愛いと思うのはエアリスだけだよ。他のやつなら「は?」となるよ(恋は盲目)
この時の手紙も、色々と思い悩むの内容で。人を助ける難しさ、どこまで寄り添うのが正しいのか。
■まるで良い思いつきのように、ワゴンを直してしまおうと思ってしまった。(中略)自分の中からザックスが抜けていく感覚を、初めて意識して、エアリスは動揺した。
ここから、ザックスへの想いが変化してきたとエアリスは気付き始めたように思う。そして、後ろめたく思っている。
でもさぁ、誰が責められる?ザックスが責めると本気で思っているのだとしたら、ザックスも舐められたもんだよなと思う。ザックスってそういうキャラだっけ?
■『俺、けっこう女の子にモテるんだよね』(中略)『妬いた。そんな自分、嫌だと思った。寂しくなった。悲しくなった』
ザックス、どういうつもりで言ったのよ!ウチのエアリスを悲しませないで!
というか、エアリスは自分の中のネガティブな気持ちを素直に受け止めるんだね。変に意地を張らず、正直に言う。
この場合、相手がザックスだったから、素直に言えてしまえたとも考えられるけれど。クラウドだったなら、「クラウド、モテモテだね!」と一緒になって喜びそう。羨ましいとは思っても、妬ましいとは思わないのでは。
■「好きな人はいるの?」「いるよ」何も考えず、言葉が出た。
即答できるなら、まだまだ好きってことだよね。現在進行形。
■再会は、ザックスと。それ以外、考えられない。
花言葉は「再会」。どうしてそんな花言葉にしたのさ~と思わずにはいられなくなった。リメリバで足された「再会」はザックスだけを示したいのか。私は「クラウド達との再会」に重きを置いてほしかった。「ザックスなんてどうでもいい!」とは言わない。でも、クラウド達を脇に退けてまで、ザックスとの再会を優先させるのか。それは違うと思う。どんなに魅力的で、どんなに人気者で、派生作品の主人公だとしても、FF7において彼は脇役なのだから。
■女の瞳に見覚えがあった。(中略)ザックスと同じ、魔晄の目だ。
ECでルティアやアリッサが活躍しているからか、こちらにも女ソルジャーが登場。そういう時代なんですね。
何となく、ジェノバはイケメンが好きで、女は嫌いなイメージがあったけれど(ド偏見)、ジェノバ細胞は男女関係なく人体に有害な模様。
■「ソルジャーの劣化。この言葉は聞いたことがある?」
ここでエアリスは劣化を知るわけだけど、ザックスは神羅の内情をペラペラ喋ったりしてなかったんだなァと感心した(ザックスをなんだと思っているのか)
私、エアリスは結構、神羅側の情報に明るいと思っていたけれど、それは完全な思い違いで、彼女は本当に何も知らされないまま生きてきたんだなぁと思った。
■(悪い想像は、悪い記憶を呼び集めるの)(楽しいこと、考えよう。その思いは、星に伝わる。そして星が楽しくなる)
そう言い聞かせて、気持ちを切り替えようとするエアリスだけど、(お母さん、無理)と失敗する。当たり前だよね、大切な人が劣化したのだと考えたら、もう会えないのだと思ったら、楽しい気持ちになれるはずがない。
■「あ……わたし、酷い」
諦める理由を期待した自分に対して。
■声が硬かった。相手が自分の思い通りの人ではないと知った時、人はこんな声を出すことをエアリスは知っていた。
そうやって、何度も傷付いてきたのだなぁと思う。
■「恋人はいないけど、好きな人はちゃんといたの。よくある話でしょ」
そうだよね。恋人にならなくても、好きな人は好きだし、恋人になれなくても好きなものは好きなんだし。
■「お姫様、かな」
ここにこの台詞を持ってくるのか!!と驚いた。
それでいて、クラウドには「お姫様じゃないよ」と言う。クラウドの前では、普通の女の子でいたかったのだろうな。
■でも、胸がぎゅっと、ならない。苦しい感じに、ならないの。
気持ちが完全になくなったわけではない。温度が少し下がっただけ。何故なら、「嫌いになる理由、ないもの」。
あー、普通に「嫌い!見損なった!忘れる!」みたいな単純な話だったら、どんなに楽か。
■あなたが時々見せた自信に満ちた顔。わたしが好きな、そして、すこし憎たらしい気持ちで思い出す、あの得意そうな顔。
この辺り、恋愛の「好き」も感じ取れるし、相手と対等の関係でいたいという負けん気とも感じ取れる。
■〝運命の歯車が回り始めた〟という言葉は(中略)その先にザックスはいるのだろうか。立ち止まって、確認したい。けれど、立ち止まると歯車と一緒に回転してしまう。もどかしい。
立ち止まれない。だから、先回りしなくてはならない。そういうこと?
■「自分を縛りつけているのは、血筋でも運命でも過去でもない。自分自身だよ」
エルミナさんの名言。
そして、「世の中は、きっと、素敵な偶然に満ちている」。ああいう生い立ちで、ああいう環境で生きてきたのに、どうすればこんなにもしなやか心を持っていられるのか。
■前向きな気持ちで書き始めた手紙が、何度書き直しても、ザックスに別れを告げるような内容になってしまう。
だんだん、気持ちが変化していく感じが切ない。
憎み合っているわけではないのに、うまくいかない二人の関係がもどかしい。誰が悪いのよ。神羅と宝条とセフィロスだよね。ツォンさんも全部知っているくせに、本当に罪深い連中だよ。
■「ありがとう!でも、お花、踏まないで!」
タークスの警備はザルかもしれない。エアリス、結構、危ない目にあっている。
でも、レノとルードのコンビの安心感はさすが。そして、エアリスを襲った連中に対しての扱いがいかにも悪の組織って感じで私は大好きです。
■「早く良くなるといいな」ツォンは時々こういう優しいことを言う。それがどこまで本心なのか。(中略)疑うことは悲しいが、可能性は、低くはない。
ツォンさん、私情を挟まないプロっぷりはさすがですッ!!
でも、エアリスに関しては、クラウド相手にマウント取ったりするんだよね。エアリスの見てないところでは、公私混同してるんだよね。
■「自分の魅力に無頓着すぎる」
リメイクではやたらとディスられたけれど、幾人ものモブに「可愛い!」と言われるよりも、クラウドの反応や、ツォンさんの言葉の方がその何百倍も説得力があるよね。
■「ザックスのこと、なんにも知らないくせに」
エアリスよりは、ツォンさんの方がザックスを知っているだろうとは思う。それでいて、「これは失礼」だけで終わるツォンさんの大人の対応。
そして、エアリスも自覚している。
■わたしも、あまり知らない。お互いをよくわかってる。通じ合っている、そう信じられたのは、もう、大昔の、一瞬のことだったような気がした。
あーもー!嫌いになった方が断然マシな感じだよね。生殺し状態。
■あなたに会えないことで落ち込んでいる時間などないのです!
こうやって重くならないように手紙を書き続けたのか。ザックスが悪いわけじゃないけど、マジで何やってんだよと思わざるをえない。ザックスは悪くないけど、そこまで気持ちを持たせてしまったのは、やっぱり罪作りだと思う。
■「運命に導かれて、花言葉が再会だなんて花を持って上へ行ったのに、ザックスに会えない。あんたが怖がっているのは、それじゃないのかい?」
ザックスとの出会いが運命であったように、クラウドとの出会いも運命だったんだよ。別れが運命なのではなく、出会いが運命なのだと思ってくれよ。
■「あんたは求められているんだ。運命とかじゃない。あんたの、その、まわりを明るく、楽しくする性格、いや、才能かね。それが求められてるんだ」
エルミナさんに引き取られて、本当に良かった。意地悪タークスにからかわれ、スラムの住人達に揉まれ、心ない人間に傷つけられても、損なわれることのない輝き。イファルナさんが育て、エルミナさんが守ってくれたもの。それがクラウド達を照らし、星を守る力になる。
■「声が大人になっているな。なるほど、イファルナに似ている」
宝条博士、友情出演(違)
大人の声を聞いたことがないほどにエアリスへの感心は薄いのに、イファルナさんの声は覚えていることにゾッとする。ジェノバに首ったけかと思っていたけど、純血のセトラにもそれなりに執着はあったのかもね。
声ってそんなに覚えているもの?しっかり記憶しているということは、それだけ言葉を交わしたわけでしょ。色々と実験して、痛め付けて、苦しめて。まともに喋れたのかもあやしい。それでも、覚えているって…さすがは宝条博士!気持ち悪さが桁違い。そのヒールっぷりを三部作目でも期待している。
■お母さん、わたし、幸せになるね。
プレートへ向かう列車の中で、エアリスは母へ伝える。
途中下車することなく、終点まで、クラウド達と共に彼女を乗せてほしいと切に願う。
「楽しい読書体験♪」ではなく、研究資料や論文を読むような感じだったのが心苦しかったけれど、恐れていたような解釈違いはなかった。
以下、ネタバレと感想。
率直に言えば、エアリスはザックスへの恋心をしっかりと自覚していて、彼に会えないことの寂しさや悲しさ・不安もしっかり感じていて、それがだんだん薄れていく罪悪感もしっかり感じていた。そこをきっちり確定させたことに驚いた。曖昧なままにしなかったのは、やはり「過去」と区切らせるためか。
「『ほーら!ザクエアが正解!!クラエアはない!!』と言われる材料がまた増えて小躍りしそうだなァ」なんて思ってしまったけれど(こういう思考になる自分がただただイヤ)、あれだけ深く強くザックスを想っていた上で、クラウドに惹かれたと思えば、ますます愛おしくなった。
ただ、この繊細かつ美しい心の動きなんて、「クラティ公式!ザクエア公式!」には通じないだろう。もったいないなぁ。
■養童院
おそらくリーフハウスのことだと思うのだけど、ずっと「養童院」と呼ばれている。タイトルに「リバース」とあるのに、何故、リーフハウスを使わないのか。もしかして、無印の世界線だったりするのかな?
■『時々ニヤニヤしているし、ぽわーんとしているし』『エアリス・ゲインズブールが恋をしたって』
相手が誰かまでは知らなくても、エアリスが恋をしたことは周囲には筒抜けだった模様。ザックスに対して「欲張りになっている」と自覚するエアリスの乙女心よ…
■孤独は、心の奥に空いた穴のようで(中略)きっと、互いのその穴を埋めるために、ふたりは出会ったのだろう。
ザックスはさほど孤独を感じてはいなかったと思うけれど、ザックスの「普通じゃないんだ」はエアリスにはインパクトがあったのだろうね。そこまで彼を信じてしまうのだから。
■ザックスとの出会いは、やはり運命だったのだと(中略)不安が波のように押し寄せた。彼女にとって「運命」とは、実母の不幸な生を象徴する言葉であったからだ。
ここが、「運命なんて気にしない。気にしようがない」や、「運命なんて信じたくないから」が繋がるのかも。
エルミナさんの「運命だと認めてしまうと、他のことも運命だってことになりそうでね。クレイを失ったことは運命だって言うのかい?あんたの、母さんとの別れは運命なのかい?」「良くも悪くも偶然。最初から決まっていることなんて何もない」の力強さといったら。
■いつも持ち歩いている携帯電話を耳に当てる。知り合ってほどなく、ザックスが貸してくれたものだ。
ザックス、手が早い!!(言い方)
ツォンさん、知ってたのかなぁ?エアリス、もう少し警戒した方がいいって。ザックスに悪意がなくても、相手は神羅の人間だから、何かしら仕掛けられていてもおかしくないよ。GPS機能があれば、エアリスの居場所がいつでもわかってタークス的には便利だろうけど。
■神羅カンパニーが本気になれば、エアリスを誘拐して、監禁、不気味な装置に繋ぐことなど簡単だろう。
エアリスは自分の自由が危ういバランスの上に成り立っていることを自覚しているんだよね。
■「じゃあ、エンジェル。今日は帰るね」
スタンプじゃないんだ!!??これが一番の衝撃だった。アンジールコピーは「スタンプ」と呼ばれていたはずでは?
そもそも、「エンジェル」呼びはダッサ…げふんげふん。
■「死んでるんじゃね?」
さすがレノ。デリカシーのなさ、百点満点!彼らしい。それに対して、「ひどい!」と涙ぐむようなエアリスではない。「それはない」と断言する彼女は、それでもきっと心細いのだろうなぁ。
■「よくある話だ。あんた、捨てられたんだ。ふられた」
さすがレノ!デリカシーのなさ、二百点満点!実に彼らしい。「認めたくないだけだよな。わかる。わかるぞ」更に煽るレノ、マジで無神経。実に彼らしい。
そして、そんなレノに掴んだ土を投げつけるエアリス。さすが。
■「あんたは、そんな薄情な男を好きになったりはしない」
エルミナさん~!!そう、エアリスはそんな男を好きになったりはしないのよ。
■教えてくれる人は誰もいない。
セトラの感覚を教えてくれる人が誰もいない心細さ。それを一人で向き合ってきたのかと思うと不憫で不憫で。
■ほんの少しでも長く、一緒にいられたら──そんな思いが、ワゴン作りの原動力になっていた。
え~!!そうだったの~!!私ザックスもそうだったよ~!!ニブルヘイムなんかに行かずに、ずっとここで何台も花売りワゴンを作り続けていたかったなぁ~!!
■「わかった。会いに行く」「うん。待ってる」「約束だ」それが──今のところ──最後の会話だった。
「約束なんていらない」はこれが原因かもなぁ。約束でなくて呪いになったもんなぁ。
■『四人いると手加減が難しい。が、殺してはいない』
ルード!!!
私、タークスを「面白おかしいお兄さん達」として描かれるのが好きではなくて(だからACのお笑い担当が未だに納得できない)、汚れ仕事をしています・カタギではありません、カタギに戻れるとも思いません・目的のためなら手段は選びませんというところをきっちり描いてくれてとても嬉しい。
■『あーあ、腕が痛い。肩も変だし。すぐに治ると思うけど、一応ツォンには報告しないと』
こういうちゃっかりしたところが実にエアリスって感じで大好き。交渉上手なのはタークスとの駆け引きの賜物だね。
■色の濃いサングラスに自分の顔が映っていた。挑むように睨んでいる。かわいくない。こんな顔、したくない。
自分のメンタルをコントロールしようとするエアリスのいじらしさよ…
■『これは軽さを重視した金属で作ったロッドだ』
ツォンさんからのプレゼント!しかも、三段階に伸縮する。ケアルとブリザドつき。
■『気分を害するかもしれないが──さすがセトラだ』『害さないけど、なんだか、モンスターになったみたい。こわい』
ここで初めて、エアリスは魔法を放つ。
やっぱり、マテリアって庶民にはそんなに身近でもなく、誰でも使うものではないっぽい。それはそうだよね。それなりに規制が厳しいのかも。
■『君にもしものことがあればエルミナは、我々どころか自分自身も許さないだろう』
それ、自分のことを言ってますかツォンさん?
On the Way to a Smileでは「精いっぱいやってくれたんだろ?」とクラウド達を労うエルミナさんだけど、リバースのザックスを叱ったりする。エアリスへの想いがどんどん強く大きくなっている。
■警護を当てにしていると思われるのはたとえツォン相手でもいやだった。同時に、感謝の気持ちもあった。
エアリスとツォンさんの複雑な関係がたまらない。甘えられる相手ではないのに、信頼している。三部作目も、そういう場面あるかなぁ。
そして、エアリスの護衛を失敗した新入りタークス。BCキャラか
と思ったけれど、BCタークスのイメージや武器が違うから、この作品のキャラなのでしょう。三部作目に出たりするかな。
■『エアリスは世界にひとりしかいない。特別なんだから』
ザックス、本当に言うべき言葉を間違わないよね…男前過ぎるだろ。作品を重ねるごとにパワーアップするから困るわ。
でも、『セトラのことか。うん、それは聞いた。でも、俺が言いたかったのは、そういう意味じゃなくて』とモゴモゴしちゃったのはマイナス。
ザックスらしくないな~と思ったけど、逆にそれだけ本気だったってことか。んもう、ますます反則なほどのイケメンじゃねぇか。自信満々なくせにうぶなところもあるなんて狡すぎるのでは?
■星は大きい。星が死ぬ日がするとしても、それはずっと遠い未来の話だ。そう信じたかった。
だよね~普通の女の子が、「星が大変なの!!どうにかしなくちゃ!!わたしにできること何だろう!!??」なんて思うわけがないんだよ。大切な人のために頑張っただけなんだよ。
■星に尽くすか、そうでなければ、不遇な死。それがセトラの運命なのだとしたら、あまりに残酷だ。
だよね~未来ある女の子に、その二択しかないと思わせるなよ…
■夜中に書いては消し、書き直しては消し、結局諦めた手紙を庭で焼いていると、
捨てるのではなく、焼く。妙に徹底しているなぁと思ってしまった。胸の内を誰にも知られたくないみたい。
八十九通あった手紙は、届けられても恥ずかしくない内容であり、ザックスを楽しくさせるものだけだと思えば、余計にいじらしくて…
■ゴンガダケ
ゴンガダケが出たということは、やっぱりリメリバの世界線なのね。
そして、エアリスの料理下手は公式なのね。
■「言いっぱなし!?」
エアリス、モテモテ。知ってたけど!
そして、その数年後、あなたも言い逃げをしますよ。
■『毎日ぐるぐる回ってさ』(中略)変わらない自分でいるために。変わらない日々をつなぎとめるために。(中略)同じ道を巡り続ければ、いつかザックスが再び乗り込んでくる。(中略)“毎日ぐるぐる”は、エアリスにとって祈りのようなものだった。
ザックスへの想いに胸が苦しくなるほど。
こんなに健気に想い続けて、ようやく踏ん切りをつけた彼女を「尻軽」呼ばわりする神経が本当に理解できない。
■セトラの運命が、わたしを引き戻そうとしているのかもしれない。(中略)食べて、喋って、動いて、こっち側を生きるのだ。
セトラとしての生き方を知らないのにふとした瞬間、星と繋がる。彼女の孤独は癒されるのか。いや、セトラである以上、その孤独からは逃げられないけれど、彼女を大切に想う人が、彼女が大切にしたいと想う人がたくさん増えれば、彼女はずっとこっち側にいてくれるはずだよね。
■「自分の気持ちをぶつけたのはいいけど、答えを受け止める度胸がなかったってことだろ?」
エアリス、特大のブーメラン。
■「どこまで送る気?ずっと付きあえる?」
誰かに手を貸す時は、最後まで付き合う覚悟がなければ無理。それをエアリスは誰よりも知っている。
人を助けるというのは本当に難しい。でも、思わず手を差し伸べてしまう気持ちを悪と決めつけるのはよくない。人として当然だし、無視して通りすぎるよりはマシ。
まァ、助けられた側がどう思うかは、また別の話ではあるけれど。そこが難しいんだよね。相手への感謝の気持ちがあるならいいけど、最後まで付き合えないと「裏切られた!」「偽善!」と騒ぎだす。自分はその手を掴んだだけで、自分から立ち上がることもしないのに。藁にもすがるほどに助けを求める人間に、冷静かつ論理的な思考を期待してはいけないとわかってはいても。
■彼は正しい。しかも良い人だ。(中略)それなのに自分は子供みたいな態度で応じてしまった。
きちんと反省できるエアリス、すごいよ。私なんて良い年して子供じみた真似をしてしまうもの。自己嫌悪はしても、彼女のように謝るために再び相手に会おうだなんて思わないよ。
■ぷしゅ(頭からゆげが出た音)
これを可愛いと思うのはエアリスだけだよ。他のやつなら「は?」となるよ(恋は盲目)
この時の手紙も、色々と思い悩むの内容で。人を助ける難しさ、どこまで寄り添うのが正しいのか。
■まるで良い思いつきのように、ワゴンを直してしまおうと思ってしまった。(中略)自分の中からザックスが抜けていく感覚を、初めて意識して、エアリスは動揺した。
ここから、ザックスへの想いが変化してきたとエアリスは気付き始めたように思う。そして、後ろめたく思っている。
でもさぁ、誰が責められる?ザックスが責めると本気で思っているのだとしたら、ザックスも舐められたもんだよなと思う。ザックスってそういうキャラだっけ?
■『俺、けっこう女の子にモテるんだよね』(中略)『妬いた。そんな自分、嫌だと思った。寂しくなった。悲しくなった』
ザックス、どういうつもりで言ったのよ!ウチのエアリスを悲しませないで!
というか、エアリスは自分の中のネガティブな気持ちを素直に受け止めるんだね。変に意地を張らず、正直に言う。
この場合、相手がザックスだったから、素直に言えてしまえたとも考えられるけれど。クラウドだったなら、「クラウド、モテモテだね!」と一緒になって喜びそう。羨ましいとは思っても、妬ましいとは思わないのでは。
■「好きな人はいるの?」「いるよ」何も考えず、言葉が出た。
即答できるなら、まだまだ好きってことだよね。現在進行形。
■再会は、ザックスと。それ以外、考えられない。
花言葉は「再会」。どうしてそんな花言葉にしたのさ~と思わずにはいられなくなった。リメリバで足された「再会」はザックスだけを示したいのか。私は「クラウド達との再会」に重きを置いてほしかった。「ザックスなんてどうでもいい!」とは言わない。でも、クラウド達を脇に退けてまで、ザックスとの再会を優先させるのか。それは違うと思う。どんなに魅力的で、どんなに人気者で、派生作品の主人公だとしても、FF7において彼は脇役なのだから。
■女の瞳に見覚えがあった。(中略)ザックスと同じ、魔晄の目だ。
ECでルティアやアリッサが活躍しているからか、こちらにも女ソルジャーが登場。そういう時代なんですね。
何となく、ジェノバはイケメンが好きで、女は嫌いなイメージがあったけれど(ド偏見)、ジェノバ細胞は男女関係なく人体に有害な模様。
■「ソルジャーの劣化。この言葉は聞いたことがある?」
ここでエアリスは劣化を知るわけだけど、ザックスは神羅の内情をペラペラ喋ったりしてなかったんだなァと感心した(ザックスをなんだと思っているのか)
私、エアリスは結構、神羅側の情報に明るいと思っていたけれど、それは完全な思い違いで、彼女は本当に何も知らされないまま生きてきたんだなぁと思った。
■(悪い想像は、悪い記憶を呼び集めるの)(楽しいこと、考えよう。その思いは、星に伝わる。そして星が楽しくなる)
そう言い聞かせて、気持ちを切り替えようとするエアリスだけど、(お母さん、無理)と失敗する。当たり前だよね、大切な人が劣化したのだと考えたら、もう会えないのだと思ったら、楽しい気持ちになれるはずがない。
■「あ……わたし、酷い」
諦める理由を期待した自分に対して。
■声が硬かった。相手が自分の思い通りの人ではないと知った時、人はこんな声を出すことをエアリスは知っていた。
そうやって、何度も傷付いてきたのだなぁと思う。
■「恋人はいないけど、好きな人はちゃんといたの。よくある話でしょ」
そうだよね。恋人にならなくても、好きな人は好きだし、恋人になれなくても好きなものは好きなんだし。
■「お姫様、かな」
ここにこの台詞を持ってくるのか!!と驚いた。
それでいて、クラウドには「お姫様じゃないよ」と言う。クラウドの前では、普通の女の子でいたかったのだろうな。
■でも、胸がぎゅっと、ならない。苦しい感じに、ならないの。
気持ちが完全になくなったわけではない。温度が少し下がっただけ。何故なら、「嫌いになる理由、ないもの」。
あー、普通に「嫌い!見損なった!忘れる!」みたいな単純な話だったら、どんなに楽か。
■あなたが時々見せた自信に満ちた顔。わたしが好きな、そして、すこし憎たらしい気持ちで思い出す、あの得意そうな顔。
この辺り、恋愛の「好き」も感じ取れるし、相手と対等の関係でいたいという負けん気とも感じ取れる。
■〝運命の歯車が回り始めた〟という言葉は(中略)その先にザックスはいるのだろうか。立ち止まって、確認したい。けれど、立ち止まると歯車と一緒に回転してしまう。もどかしい。
立ち止まれない。だから、先回りしなくてはならない。そういうこと?
■「自分を縛りつけているのは、血筋でも運命でも過去でもない。自分自身だよ」
エルミナさんの名言。
そして、「世の中は、きっと、素敵な偶然に満ちている」。ああいう生い立ちで、ああいう環境で生きてきたのに、どうすればこんなにもしなやか心を持っていられるのか。
■前向きな気持ちで書き始めた手紙が、何度書き直しても、ザックスに別れを告げるような内容になってしまう。
だんだん、気持ちが変化していく感じが切ない。
憎み合っているわけではないのに、うまくいかない二人の関係がもどかしい。誰が悪いのよ。神羅と宝条とセフィロスだよね。ツォンさんも全部知っているくせに、本当に罪深い連中だよ。
■「ありがとう!でも、お花、踏まないで!」
タークスの警備はザルかもしれない。エアリス、結構、危ない目にあっている。
でも、レノとルードのコンビの安心感はさすが。そして、エアリスを襲った連中に対しての扱いがいかにも悪の組織って感じで私は大好きです。
■「早く良くなるといいな」ツォンは時々こういう優しいことを言う。それがどこまで本心なのか。(中略)疑うことは悲しいが、可能性は、低くはない。
ツォンさん、私情を挟まないプロっぷりはさすがですッ!!
でも、エアリスに関しては、クラウド相手にマウント取ったりするんだよね。エアリスの見てないところでは、公私混同してるんだよね。
■「自分の魅力に無頓着すぎる」
リメイクではやたらとディスられたけれど、幾人ものモブに「可愛い!」と言われるよりも、クラウドの反応や、ツォンさんの言葉の方がその何百倍も説得力があるよね。
■「ザックスのこと、なんにも知らないくせに」
エアリスよりは、ツォンさんの方がザックスを知っているだろうとは思う。それでいて、「これは失礼」だけで終わるツォンさんの大人の対応。
そして、エアリスも自覚している。
■わたしも、あまり知らない。お互いをよくわかってる。通じ合っている、そう信じられたのは、もう、大昔の、一瞬のことだったような気がした。
あーもー!嫌いになった方が断然マシな感じだよね。生殺し状態。
■あなたに会えないことで落ち込んでいる時間などないのです!
こうやって重くならないように手紙を書き続けたのか。ザックスが悪いわけじゃないけど、マジで何やってんだよと思わざるをえない。ザックスは悪くないけど、そこまで気持ちを持たせてしまったのは、やっぱり罪作りだと思う。
■「運命に導かれて、花言葉が再会だなんて花を持って上へ行ったのに、ザックスに会えない。あんたが怖がっているのは、それじゃないのかい?」
ザックスとの出会いが運命であったように、クラウドとの出会いも運命だったんだよ。別れが運命なのではなく、出会いが運命なのだと思ってくれよ。
■「あんたは求められているんだ。運命とかじゃない。あんたの、その、まわりを明るく、楽しくする性格、いや、才能かね。それが求められてるんだ」
エルミナさんに引き取られて、本当に良かった。意地悪タークスにからかわれ、スラムの住人達に揉まれ、心ない人間に傷つけられても、損なわれることのない輝き。イファルナさんが育て、エルミナさんが守ってくれたもの。それがクラウド達を照らし、星を守る力になる。
■「声が大人になっているな。なるほど、イファルナに似ている」
宝条博士、友情出演(違)
大人の声を聞いたことがないほどにエアリスへの感心は薄いのに、イファルナさんの声は覚えていることにゾッとする。ジェノバに首ったけかと思っていたけど、純血のセトラにもそれなりに執着はあったのかもね。
声ってそんなに覚えているもの?しっかり記憶しているということは、それだけ言葉を交わしたわけでしょ。色々と実験して、痛め付けて、苦しめて。まともに喋れたのかもあやしい。それでも、覚えているって…さすがは宝条博士!気持ち悪さが桁違い。そのヒールっぷりを三部作目でも期待している。
■お母さん、わたし、幸せになるね。
プレートへ向かう列車の中で、エアリスは母へ伝える。
途中下車することなく、終点まで、クラウド達と共に彼女を乗せてほしいと切に願う。