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【サファイア姫】

あるところに とてもかわいらしい おひめさまがいました。おひめさまは サファイアのように きれいなひとみが とくちょう だったので みんなから 「サファイアひめ」 とよばれていました。

サファイアひめは とてもげんきで、じいやのめを ぬすんでは しろのそとへ でて さんぽを しているような おひめさま でした。

あるとき サファイアひめが いつものように さんぽを していると、とちゅうで ケガをした ペガススに であいました。かわいそうに おもった サファイアひめは ペガススを たすけてあげました。
「ありがとう」ペガススは サファイアひめに おれいを いうと そのままどこかへ とびさって しまいました。

あるひのこと、サファイアひめの すむおしろに わるものが やってきて、サファイアひめは さらわれてしまいます。

サファイアひめが たすけて といのると、そらから ペガサスが あらわれて わるものを みんな たおして しまいました。そして サファイアひめを せなかに のせると、サファイアひめをおしろまでとどけてあげました。

サファイアひめがペガサスにおれいのキスをすると、ペガサスのまほうがとけておうじさまになりました。じつはペガサスはまじょにまほうをかけられていたのです。
サファイアひめとおうじさまはけっこんして、しあわせにくらしました。

おしまい
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