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第六陣

フェオ「虫取りか」
ちょっと笑ってる

グレッタ「ありがと、でもダメよ。これは私のラズだから」
パッチさんなでなで

カルロ「相性がいいからラッキーだったな……」
炎で一気に溶かしていきます

ブラン「わんぱくな虫だね」

『きゅう〜?』
ダメなのー?って顔してる

ディル「カルロがいて助かった」
まとめて斬るぜ

フェオ「さあ、くるかな?」
ミラ「ほんとだって!いい香りがしてるんだよ!」
フェオ「………………あ」

グレッタ「君のおもちゃじゃないからね」

カルロ「まあ、油断は禁物だぞ」

ブラン「(ホントに来るとは)」
シフォン「わ〜♪ご飯食べる〜!」
アエリア「…………」
疲れてる

『きゅ………』
しょぼん

ディル「はいよ」
ある程度一掃して、カルロ兄の近くまで戻ってくる
すると近くででかい咆哮が聞こえた
ディル「なんだ……?」

フェオ「……なんか、心配して損した気分」
ミラ「あれー?ここさっきも来た場所……ってフェオ?」

グレッタ「……ラズはダメだけど、私が撫でてあげる」
パッチさんなでなで

カルロ「……別のが来たのか」

シフォン「あ、お兄ちゃんだ〜♪」
ブラン「うわっ」
飛びつかれて倒れた

『きゅう………』

ディル「親玉か?」
剣を構え直す
すると奥の方から巨大な影が見えてきた
ディル「……でかいな」

グレッタ「…………」
ちょっと困ってる

カルロ「一筋縄じゃ行かなさそうだ」

シャルロ「………おいで……」
屈みます
『きゅっ』
頭に飛び乗りました

ディル「ま、俺らの敵じゃねーな!」
そして現れたのは、大きな雪男のような出で立ちの怪物でした

フェオ「あ、ブラン大丈夫?」
ミラ「ねえねえ!それちょうだい!」
フェオのもってる焼けたきのみを受け取る
フェオ「ミラの嗅覚どうなってんの……」
ミラ「おいしー!アエリアもいる?」
フェオ「というか、アエリアも大丈夫?」

グレッタ「そこに乗るの?」

カルロ「………そうだな」

アエリア「…………」
ちーん
ブラン「…………」
ちーん
シフォン「僕もちょ〜だい♪」

シャルロ「……なんか違う気がするけど………」
『きゅー!』
楽しそう

ディル「よし、いっちょ暴れるかー。援護よろしくな!」
デカブツに向かって走ってくよ
周りには雪だるまが復活してる

フェオ「どうしよう、二人ともやられた……!」
ミラ「アエリア、どうしたの!?大丈夫!?私のきのみあげるよ!」
食べかけ
フェオ「一つしかないから分けて食べてよ。僕は疲れた……」

グレッタ「……ふふ」
楽しそうなパッチさん見て嬉しそう

カルロ「わかってるよ」
炎広がるよ

アエリア「いらない……」

『きゅー?』
グレッタちゃん見つめてる

ディル「うらぁっ!」
斬りまくる
雪だるまは炎で解けはじめてるね
デカブツはディルめがけて攻撃してるけど、トロいので当たってません

カルロ「脆いけど、多いのが厄介だな」
ディル「そうだな。あのデカブツがいる限り復活しそうだしな……」
カルロ「さっさとあいつを倒すか……」
ディル「あいつトロいし、なんとかなるな」
再びデカブツの方へ

カルロ「………」
デカブツにも炎放ちます
大きい腕を振り払って、炎をかき消します
カルロ「割と丈夫だな」
咆哮

ディル「でも効いてるみたいだぞ!」
炎を消した手の部分、少し溶けてますね
カルロ「………このまま溶かすか」
また放つぜ
再びかき消します

顔をカルロ兄の方に向けたので、標的を変えたね
ディル「今のうちに……!」
ディルはそのスキに懐へと潜り込む
カルロ「頭もあんまりよろしくないようだな」
顔に向けて炎飛ばしまーす
トロいので避けられず諸にくらってます
それでもカルロ兄へと手を伸ばしますよ
でもカルロ兄に届く前に腕がズルっと落ちていくよ
ディル「脇ががら空きだっつの!」
ジャンプしながらデカブツの腕斬ったみたいだね

カルロ「よし………」
デカブツの下に陣

ディル「よし、任せたカルロ!」
カルロ「ああ……!」
一気に炎が上がります
デカブツは声をあげながら燃えてます
それでもカルロ兄を捕まえようともう片方の腕を伸ばしてます

ディル「むだに丈夫だなぁ!」
もう片方の腕も斬り落とします
カルロ「………まだ動くか?」
声をあげて、デカブツ溶けてます

ディル「……なら、これで最期だ!」
デカブツに近づいて、胴体を二撃くらいで切り落としたよ
カルロ「…………」
見守るスタイル
デカブツは半分になって、だんだん溶けて消えてしまいましたとさ

カルロ「……終わったか」
ディル「みたいだな」
溶け切ったのを見て剣をしまいます
しかしその直後ディルの足元に巨大な魔法陣が現れます

カルロ「………!避けろディル!!」
ディルさんに向かって叫んでます
ディル「え……?っ!」
逃げる間もなく、魔法陣から猛烈な吹雪が吹き荒れます
吹雪でディルの姿が見えなくなったどころか、当たり一帯吹雪に包まれちゃうね
カルロ「……ディルっ!!」

「…………」
ディルさんの後ろから抱きしめますぞ
ディル「なんも見えねえ、カル……っ!?」
抱きしめられて体が強張る(嫌な予感がしてる)
ディル「誰、だ……?」
恐る恐る後ろを見る

「………お兄さん、お名前は?」
ぎゅーってする
ディル「言わ、ない……」
血の気が引いてます
「…………」
しょんぼり

カルロ「ディル!!」
ディルさんの周り炎で温める

ディル「…………なんで、そんな悲しそうなんだよ……」
自分の知ってる子と違くて戸惑ってる
しかし吹雪が強すぎて炎もかき消えそうね
「…………どうしてもダメ?」
カルロ「くそ……」

ディル「……お前は、誰だ」
カルロ兄の周りも吹雪に包まれるね
「………わたしは雪……」
更にきつく抱きつく
ディル「…………っ」
わずかに腕を動かして、剣の柄に触れる

「………なにしてるの?」
腕を掴みます
ディル「さっきのデカブツといい、雪だるまといい、お前だな?なんで、こんなことをする?」
「………別に、やりたいから……」

ディル「やりたいから、だと……?」
「…………」
だんだん全身凍っていきますね
ディル「………………っ!!」
すごい青ざめてそう
ディル「やめ、ろ…………」
抱きついてるのを振り解こうとしてる

「………だめ……。離さないもん………」
ディル「……このっ!」
鞘を吊ってるベルトを外して、回転させるように剣を鞘ごとぶん回すよ
雪ちゃん弾かれちゃって距離が開くかもね
ディル「はあ……っ。オレに近づくな……」
雪ちゃん睨んでます(その目には怯えが見えるね)

「…………怖いの?」
ディル「…………」
睨んでます
ところどころ凍ってて動きづらそうね
「…………」
また近づきます
ディル「…………来るな」
一歩下がる
「…………」
ずっと近づいてきます
ディル「…………っ」
雪ちゃん睨みながら後ろに下がって、距離をとってから逃げ出しました

逃げても逃げても吹雪の中ですけどね
ディル「(この吹雪さえ巻けば、カルロがいるはずなんだ……!)」
「………ムダだよ」
なんと前から現れた
ディル「なっ……!?」
後ずさり

「……ずっと一緒にいようよ………」
抱きつきます
ディルさん一気に凍ってくかも
ディル「……っ!!!うあ…………」
雪ちゃんから離れたい

ディル「……雪女め…………」
「………雪だもん……」
ディル「………………」
雪ちゃん睨んでるけど、恐怖のが色濃いかな

カルロ兄の周りには相変わらず吹雪が吹き荒れてますね

「…………」
そろそろディルさんさよならしちゃうかな

カルロ「ディル!返事しろっ!!」
探してます

ディル「…………」
気を失いました

返事はありませんね
ちょっと吹雪の勢いが弱まってきたかな?

「………ふふ」
お持ち帰りするね

カルロ「……………」
辺りを見回します
今の吹雪の強さなら、炎で吹きとばせるかもね

カルロ「………」
炎放つぜ
吹雪が炎の勢いに飲まれて消えていく…………けどその直後大きな爆発が炎も吹雪も吹きとばしたよ

カルロ「…………っ!?」
吹雪が晴れたそこにディルの姿はなかった
代わりにどこからか殺気を感じる…
カルロ「………誰だ……」
返事はないね
でも次の瞬間足元に銃弾が放たれたよ
(運良く外れた)

カルロ「………!銃……?」
再び足元を狙って射撃
カルロ「くそ………」
避けました
そして、カルロ兄目がけてダダダッと銃弾が連続して放たれる
当たれば致命傷だね

カルロ「…………どこだ!」
躱しながら飛んできた方に炎放ちます
炎の隙間を縫って散弾銃の弾が飛んでくるね
移動してるのかも

カルロ「………っ」
多少掠るよね
銃弾の切れ間に足元に何かが転がってきたよ
これは…線の抜かれた手榴弾?

カルロ「…………!」
急いで距離取ります
火気厳禁ですね
もちろん、爆発します
手榴弾なので爆発した破片がものすごく飛んできますよ

カルロ「………くそ……」
腕で防ぎます
けっこう破片刺さりますよ痛い痛い
カルロ「………ディルもどこ行ったんだ……」

そして、背後から銃声
カルロ兄の右足を貫くよ
カルロ「………っ!?」
片膝着いちゃうよ
もう一発、今度は左足に
カルロ「………うっ!」
倒れちゃうよね

「…………」
誰かが近づいてくる音がする
この状態で炎出しても、また爆弾落とされたらどうしようもないね

カルロ「…………」
起き上がろうと頑張ってます
カシャ、と音がする
恐らくリロードした音

「…………」
背後から強い殺気を感じる…
少ない音から察するに、銃口はカルロ兄の頭に向けられているものと思われる
カルロ「…………」
ゆっくり振り向きます
カルロ「………リオ」

リオ「…………」
片手で銃を持ち、後ろ手で隠すように手榴弾を持ってるリオがいました
その表情は無、ですね
ちなみにハットは被ってないな

カルロ「こんなとこで、何やってんだ?」
リオ「…………」
ちょっと様子がおかしいね
引き金に指をかけます

カルロ「目を覚ませ……!何があったんだ」
リオ「…………」
そしてためらうことなく発砲
したけど、銃弾は横にそれて頬を掠めたよ
腕が上へ引っ張られるように不自然な向きになってたね
リオは相変わらず表情を動かさない

カルロ「………っ……(やっぱり操られてるのか?)」
リオ「…………」
ゆっくり腕を下ろす
「もー、ダメじゃーん?勝手に殺そうとするのはぁ。生かしておかないと利用価値なくなっちゃうでしょぉ?」
リオの後ろから、明らかに人ではない少女が出てくるよ

カルロ「……っ、誰だ………」
きつく睨む
「誰だって言われてもぉ、その態度がムカつくから答えませーん」
リオの腕を引き寄せて抱きつくよ
「でもぉ、この子アンタの知ってる人ぉ?なら好都合かなぁ」

カルロ「……………リオに何をした?」
「べっつにぃ〜?」
カルロ「……何もしなかったらこんなふうにならないだろ」

「あははっ!知りたかったら取り返してみたらぁ?でもねぇ、この子にはアタシの魔法がとてもよく効いたし、とっても強いからぁ今はアタシの用心棒として助手として動いてもらってるのぉ!」
リオは少女の前に立ちふさがって、銃口をカルロ兄に向けてる

カルロ「……………じゃあ、俺のとこにはなんの用で来たんだ?」
「知りたいのぉ?」
リオの陰から出てきてカルロ兄に近づくよ
足踏みつけてますね
カルロ「………っ……」
睨んだままです

「雪ちゃんと半分こしたのぉ!あなたは余りぃ」
ぐりぐりしてる
カルロ「…………っ!?……意味わかんねぇ………」
「雪ちゃんはぁ、好きなものはとことん好きだからねぇ。今ごろもう一人の子は……あははっ!」

カルロ「…………(ディルのことか)」
「怒ったぁ?」
カルロ「……どうだろうな」
「うわぁ、マジムカつくんですけどぉ。そういう人にはぁ、こうしちゃうねぇ」
急に背中を鋭い針に刺された感覚
カルロ「…………!?」
いたーい
そのまま針が体の中に溶けていくようです

「アンタはぁ、魔法使いみたいだからぁ、この子とは違う使い道があるのぉ。あ、ちなみにぃアンタの魔法は封じさせてもらったよぉ?」
カルロ「…………何が目的だ」
炎出そうとするけど出ないよね

「そう簡単に言うつもりもないけどぉ、アンタの魔力は……おいしそぉ」
ほっぺに手を当てて舌なめずり
「アンタは炎使いだからぁ、尚更封じとかないと雪ちゃん怖がっちゃうもんねぇ」
カルロ「…………」

「その怪我は治してあげるねぇ?」
カルロ兄の足に糸のようなものが幾重にも巻きついてくる感覚がするね
カルロ「………!」
足元見るね
糸なんて見えないけどね
撃たれたところ、どんどん治ってます

カルロ「……なんのつもりだ?」
「なんのつもりでしょうねぇ?」
クスクスと笑ってる
カルロ「………」
立ち上がってみる

「ま、アタシに逆らわないことねぇ」
リオは銃口を下ろしました
カルロ「………ふざけるな」
「何その態度ぉ、まじムカつくぅ。じゃあ痛い目見たらわかるぅ?」
不意に右腕が自分の意思に反して引っ張られるよ

カルロ「…………!?」
びっくらぽん
「これをこうしてぇ」
急激に力が抜けてる感じがするね
カルロ兄の手首から出てる糸が光っていて、魔力を抜かれているのがわかるね
雲ちゃんの手元に青白い光の玉が集まってるなぁ(魔力の塊?)
カルロ「(魔力を……)」
何とか立ってます

かなり抜かれてるのが光の玉の大きさでわかるね
「じゃあいただきまぁす」
ある程度抜き終わったらその玉をカルロ兄に見えるように食べ始めたよ
カルロ「………っ」
なんだこいつ、みたいな

「あーおいしかったぁ。アンタの利用価値、十分わかったでしょぉ?」
糸はまた見えなくなりました
カルロ「…………」
睨んでます

「本当はこのまま食べる方が好きなんだけど、ねぇ?」
引っ張られたままの腕を引っ張って、その手を口元に持ってくよ
「お兄さんまだまだ魔力余ってそうだねぇ。アタシ魔力少ないからさぁ、……いっぱい食べてあげるぅ」
指をちょっとかぷってしたよ

カルロ「………食うな」
「食べないよぉ、まだ」
ニッて笑った
「でもこれでわかったでしょぉ?アタシに逆らわない方がいいよぉ」
カルロ兄離す

カルロ「……」
「どうー気分はぁ??」
カルロ「最悪だな」
「そっかぁ、それはなによりだねぇ。もうアンタは逃げられないよぉ」
スタスタどこかへ歩いていくよ

リオ「…………」
カルロ兄を一瞥すると、雲ちゃんについていく

フェオ「ところで、ディルたちを見てない?三人を探しに行ったきり帰ってこないんだけど……」
ミラ「えー?見てないなぁ。二人もきてたのー?」

カルロ「………どこに行く?」

ブラン「心配してみんな探しに行ってくれたんだよ」
シフォン「じゃあ探しに行こ〜♪」

「べつにぃ?アタシの場所に戻るのぉ、きゅーけーするだけぇ。来たかったら来てもいいよぉ」

ミラ「そうだったんだね!よし探しにいこー!」
フェオ「あのねぇ……」

カルロ「…………」
ちょっと考えてからついてくことにした

アエリア「わたし疲れたー」
ブラン「いやいやいや」
シフォン「あ、そう言えば……」
リオさんのハット取り出して被る
シフォン「これ落ちてたよ〜?」

フェオ「それは……」
ミラ「なんか見覚えあるー!」
フェオ「……リオさんのハット?どうしてこんなところに?」
シフォン「わかんな〜い」
ブラン「結構大事なことなんだけどな………」

ミラ「落とし物かなぁ」
フェオ「落とし物なんだろうけど……、なんで落ちてるんだろ。あの人けっこう気にしてそうなんだけどなぁ」
ミラ「でも、この洞窟にはいるってことだよね?じゃあリオさんも探しにいこー!」

アエリア「被ってる方がカッコイイー、とか言ってたしねー」
ブラン「(復活した)」
フェオ「(あんまり言いたくないけど、何かあったのかな……)」
ミラ「みんなで行くー?」
フェオ「……行くよ。ディルたちもいないし、心配だよ」

ブラン「じゃあ、行こうか………。勝手に走っていかないでね」
シフォンとミラちゃん見てる

ミラ「ほえ?」
フェオ「…………」
呆れてる
フェオ「アエリアはどうする?」
アエリア「一人は嫌だから、行くに決まってるでしょー」

ミラ「わーい!」
フェオ「わかった。……行こう」
ミラ「探検隊だー!」
フェオ「……」呆れてる

シフォン「探検探検〜♪」
ブラン「………」
こっちも呆れてる
アエリア「ゆっくり行こうねー」

フェオ「ミラたちはどこまで行ってたの?」
ミラ「えー?まっすぐ進んでたよ。ねー?」

カズト「…………」
木の上にいる
シャルロくんとグレッタちゃんの様子を眺めてるね

シフォン「うん〜♪ま〜っすぐ行ったよ〜!」
ブラン「(何も考えてないのがよく分かるなぁ)」

シャルロ「…………」
眠そうにあくびしてる
『きゅ〜』
またグレッタちゃんの膝に乗って丸まってます

ミラ「でもまっすぐ進んでたらここに戻ってきた!」

グレッタ「ちょ、ちょっと……」
『みー?』
その上にみーくんも乗ってくる

「さてと〜、雪ちゃんいるかなぁ?」
洞窟の奥地にきました
こころなしか冷たい空気がまとわりついてる感じがするね

ブラン「ほんとに真っ直ぐ進んできたの?」
アエリア「確かに、曲がったりとかしてなかったと思うんだけど……」

『きゅ?』
見上げてる

カルロ「…………」
周りを見てます

ミラ「これは……!ミステリぃー?!」
フェオ「はいそこテンション上がらない」

『みー』

「雪ちゃんはぁ、寒くて冷たいところが好きなのぉ」
辺りには氷の塊がいくつか転がってるね

ブラン「ますますカルロさんたちが心配になってきたなぁ」

『きゅー』
グレッタちゃん見てる

カルロ「………?」
塊見つめてる

フェオ「……」
ミラ「……行こう」

グレッタ「…………」
恐る恐る手を伸ばす

小さいものから大きいものまである
小さいものの中には宝石だったり、虫だったり、鳥だったり入ってそうね

ブラン「そうだね……。じっとしてられないや」

『きゅ』
じーっとしてるよ

カルロ「………」
えげつねぇな、と思ってる
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