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第六陣

グレッタ「……素敵ね」
とっても嬉しそう
『みー!』
ヘーゼルくんに抱っこされてる
ヘーゼル「君も欲しいの?」
みーくん見てる
『みー!』

グレッタ「……あなたは食べられないんじゃないかしら?」
ヘーゼル「だね………」
カルロ「……じゃあ、呼んでくる」
グレッタ「……うん」
カルロ「…………」
出ていきました

グレッタ「…………」

ディル「ふあ……、おかえりカルロー。いろいろお話ししてきたか?」
ドアの外で寝てたみたい
『ムィー』
ムーちゃんは頭の上に乗ってます

ヘーゼル「………」

カルロ「ああ……」
ディル「どんな話をしてきたんだ?」
カルロ「お菓子食いたいっていうから、じゃあ皆で食おうって」

ディル「お菓子かー。フリスとかブランに頼んだら美味しいの作ってくれそうだな!」
カルロ「お前はアエリアの食っとけよ」

アエリア「じーっ」
ディル「…………、カルロくん、それはどういう意味だろう?」
気づいた
カルロ「アエリアの作ったもんはマズ…………………」
気づいた

アエリア「悪かったわね不味くて!」
髪の毛引っ張った
カルロ「いたたたたた!!」
ディル「アホ……」
呆れてます

ディル「アエリアちゃんはこんなところまでどうしたの?」
アエリア「えー、暇つぶし?」
カルロ「……いてて」

ディル「なるほど、散歩ってやつ?」
アエリア「うんー。ディルは?」
ディル「オレも、まあ暇つぶしー。ヘーゼルんとこに遊びに行ってたんだ」
アエリア「なるほどー。あ、ムーちゃんだ!」
ディルさんの頭に乗ってるムーちゃんに手を伸ばします

カルロ「………」
髪の毛直してる
『ムィムィ』
ディル「そういえばいたな」
アエリアちゃんの手が届く位置に屈んであげます

アエリア「わー」
ぽふぽふ
『ムィムィー』
ディル「そうだ、アエリアちゃん!実はね」
耳打ちしてます
グレッタちゃんとカルロ兄の様子について説明しました

アエリア「………ほうほう」
ニヤニヤ
カルロ「なんだよ」
ディル「あやしくて、気になるよな」
こちらもニヤニヤ
『ムィー?』
アエリア「なるわねぇー」
ムーちゃんぽふぽふ

カルロ「気持ち悪いな」
ディル「だってあのカルロが、だぞ?」
『ムィー』
それよりお菓子パーティは?と言いたげ
アエリア「これは、今後が楽しみね」

カルロ「ほら、さっさとお菓子持ってくんぞ」
ディル「へいへい。あ、じゃあグレッタちゃんのことはよろしくね、アエリアちゃん!」
アエリア「はーい!会いに行こーっと!」
カルロ「………」
なんなんだこいつら感
ディル「んじゃあ、いきますかー」


リディア「……というわけだからー、まずはおめでとうかな!」
グレッタ「……?」
リディア「プレゼントふぉーゆー!かわいい車椅子だよー!」
グレッタ「……えっと?」
ヘーゼル「これは、変わった椅子ですね………?」
興味津々

リディア「そう!これはスーパーハイテクノロジーマックスマッハブンブンチェアシート、略して車椅子なのよ!」
グレッタ「よくわからない……。ヘーゼル、この人は誰?」
ヘーゼル「………うーん、変な人……?」
グレッタ「変な人……」

リディア「アタシはー(中略)リディア!なのよ!」
グレッタ「ヘーゼル、知り合い?」
リディア「肘を語り合った仲だわ。さあグレちゃん、このグレート車椅子に乗ってみて」
グレッタ「……大丈夫なの?」

ヘーゼル「変な人だけど、悪いことはしないはずだから………いいんじゃないかな?」
グレッタ「…………」

リディア「物は試しで、優雅なアタシ。よ?」
グレッタ「ヘーゼル、手伝って」
車椅子に乗るみたいです

ヘーゼル「………うん」
グレッタちゃん支えます
グレッタ「よいしょ……」
車椅子に座ったよ
グレッタ「すごい、気持ちいい!」

リディア「そりゃあムーちゃんの毛をたくさん使ってるからね!それと、横のレバーを動かしてごらん!」
グレッタ「これ?」
レバーを動かすと、車椅子がうごきます、ぐるぐる
グレッタ「きゃっ!?……なにこれ!」
リディア「レバーを離すと止まるよ!」
止まったよ
グレッタ「すごい……」

リディア「もちろん、ヘーゼルくんが後ろから押しても動くわよ!」
ヘーゼル「すごい、便利ですね………。こうですか?」
車椅子押します
グレッタ「わ……」

リディア「そうそう!グレイプね!これはあなたたちにあげるから、好きなように使ってね!あ、壊れたらムーちゃんに言ってねー!」
『みー?』

リディア「では、新たな宝が私を呼んでいる!……おっこれはいかにもトレジャーハンターっぽいセリフね。じゃーねー!」
リーさんはどこかへ行った
ヘーゼル「行っちゃった………」
グレッタ「これ、すごいね!」
車椅子でめちゃくちゃ楽しそう

ヘーゼル「うん!ちょっと外に出てみる?」
グレッタ「外……!うん、出てみたい!」
ヘーゼル「じゃあ、行こう!」
みーくんをグレッタちゃんの膝の上に乗せると、車椅子押します

『みー!』
出発進行ー!って言ってる
グレッタ「れっつごー!」

アエリア「………グレッタちゃーん!!」
ドアばーん
ヘーゼル「わっ!?」
グレッタ「きゃあっ!?」
びくぅっ!としたよ

『みー?』
グレッタ「な、何……?」
アエリア「私アエリア!よろしくねー!」
びっくりしてるのスルーして手を握る
グレッタ「へ……?えと……よろしく……?」
困惑中だけど手は握る

アエリア「お友達になってくれる?」
きらきら
グレッタ「……う、うん」
アエリアちゃんの勢いに飲まれてる
アエリア「わーい!よろしくね!」
グレッタちゃんぎゅー
グレッタ「……??」
ぎゅーってされて嬉しい反面、ちょっと緊張してる
どう反応すればいいかわからない様子

アエリア「あ、かわいいー」
みーくん抱っこ
『みー』
こっちは抱っこされればだいたい嬉しいらしい

グレッタ「……そ、それで、わたしに何か用?」
アエリア「もちもちー」
むにむにしてる
アエリア「そうそう、カルロについて聞きたかったのー!」
ヘーゼル「………」
恋バナになると思い離れました

『みー』
嬉しそう
グレッタ「えっ、カルロ?……ヘーゼル!どこ行くの!」
ヘーゼル「ちょっとお仕事やってくるから、二人でお話してて!」
アエリア「だってさー」

グレッタ「ヘーゼルー!」
アエリア「ヘーゼルのこと好きなのねー」
グレッタ「大好きだよ。ヘーゼルはいつもわたしのためにいろんなことをしてくれたから……」
アエリア「そっかー!……カルロのことはー?」
みーくんなでなで

『みー!』
グレッタ「なんで、カルロなの?」
ちょっと驚いてる
グレッタ「アエリアはカルロの……仲間?」
アエリア「そうだよー!」

グレッタ「仲間……。なんで、わたしにカルロのことを?」
アエリア「だって、カルロといい感じだって聞いたんだよー!どう思ってるのー?」
グレッタ「いい感じって……?わたしもよくわかんないんだけど、起きたらカルロがいて……ちょっとお話をしただけだよ」

アエリア「んー、カルロを見て、かっこいとか思わない?一緒にいたら落ち着くーとか」
グレッタ「かっこいいかどうかはわからないけど、一緒にいたら落ち着く……のかな?」
アエリア「ほうほう」
にやにや

グレッタ「……ずっと一緒にいれるのなら、ずっといてほしいなぁ」
照れつつはにかむ
アエリア「それはカルロに言ったのー?」
楽しそうだ
グレッタ「えっ、……言ってないよ。言えないよ……」

アエリア「えー、どうして?」
グレッタ「そんなの……恥ずかしいし、迷惑だよ」
アエリア「そんなことないよー!カルロだって、いつも私たちに優しくないのに、グレッタちゃんには優しいから、きっと同じ気持ちなんだよ!」
グレッタ「え…………」

アエリア「カルロも気になってるんじゃないかなー」
グレッタ「そんなこと、ないよ……」
ちょっと赤い
アエリア「聞いてみなよー?」
にやにや

グレッタ「な、なにを聞けばいいの……?」
アエリア「一緒にいていいー?って」
グレッタ「………………」
アエリア「どうー?」
グレッタ「……うえ、そんなの……」

アエリア「だめー?」
グレッタ「だめじゃないけど……」
アエリア「恥ずかしいー?」
グレッタ「……恥ずかしい」

アエリア「そっかー。私は応援してるよー?」
グレッタ「応援、されても……うう」
アエリア「カルロの、どういうとこが好きー?」

グレッタ「どういうとこ……?好きなのかどうかもわからないけど……」

ディル「というわけなんだ」
フェオ「お菓子パーティ?」
ミラ「わー!お菓子ー!」
ルヴェ「…………」
めんどくさい、という顔をしてる

アエリア「好きだから一緒にいたくなるんだよー?」

シフォン「お菓子食べたーい!」
嬉しそー

グレッタ「……そっか」
ヘーゼルとも一緒にいたいから好きなのかなーって考えて納得しました

フェオ「じゃあ早速たくさん作らないとね!」
ルヴェ「今からやるのに作る気か?」
ミラ「そそそ、そーだよ!!なんなら私が高速で買いに行くよ!?」
ミラは必死です
ルヴェ「テメェだけだといくら使って戻ってくるか、知れたもんじゃねーな」
ディル「仕方ない、フェオ!オレと買いに行こうぜ!野郎二人だと嫌だから、シフォンちゃんも!」
ルヴェ「お前ら必死すぎ」

アエリア「あらら」
なんか勘違いされてるなと思った

シフォン「行く行く〜♪」
ルヴェさんの手を繋ぐ
シフォン「ルヴェお兄さんも行こ〜!」

グレッタ「ありがとう」

ルヴェ「は?おいおい、ガキのお守りはこのアホ面エセ紳士だけで充分だろ」

アエリア「………?なにがー?」

シフォン「一緒に行くの〜」

グレッタ「え?いろいろ教えてくれて……」

ルヴェ「ガキは大人しく群れとけ」
ミラ「そしたら私も行くー!」
ルヴェ「おい」
フェオ「何買ってこようかな」
ディル「よーし、じゃあカルロは他の人にも呼びかけてこいよ。五人で行ってくるからよー」
ルヴェ「人の話も聞かないで強行するのはアホのしでかすことだ」
ディル「だってシフォンちゃんが一緒に行きたいっていうんだから、断るなんて男としてダメだろー」
ルヴェ「お前と一緒にすんな」

アエリア「ううん、楽しいからいいのー」

カルロ「……わかったよ」
シフォン「いこ〜いこ〜」
ルヴェさんぐいぐい

グレッタ「えへへ……」
はにかんでます
『みー!』
うれしそう

ミラ「いこー!」
ルヴェ「うぜぇ、くっつくな。あんまり勝手に動いてると、好きなもん買ってもらえなくなるぞ」

アエリア「えへへ」
こっちも嬉しそう
アエリア「カルロたちが、みんな呼んできてくれてるよー」

シフォン「そうなの〜?」
ディルさん見てる

グレッタ「……!」
『みー』

ディル「どうだろ〜?」
ルヴェ「くそめんどくせぇ。さっさと行くんなら行きましょーぜ。こんなアホみたいな奴らに囲まれてたら安心して息も吸えねぇ」

アエリア「それまで待ってよー」

シフォン「じゃあ行ってくれるんだね〜♪」
ぎゅー

グレッタ「……うん!」

ルヴェ「やめろ」
グイグイしてます
シフォン「やだー」
ぎゅー

ルヴェ「…………」
無理やり引き剥がすとさっさと歩いて行きました
フェオ「素直じゃないんだから」




お菓子パーティーをはじめましょう
アエリア「みんな待ってたよー!」
出迎えてくれますぞ
シフォン「早く食べよ〜!」
ルヴェさんの腕ぶんぶん

グレッタ「……!」
いっぱいきたから緊張してる
服は着替えました
ルヴェ「勝手に食っとけ。そんでつまみ食い容疑で捕まってしまえ」
シフォン「やだ〜!」

アエリア「そんなに緊張しなくていいんだよー?」
グレッタ「え、うん……」
ヘーゼルくんのそばから離れようとしないね
フェオ「つまみ食いしてる現行犯ならいるけどね」
ミラ「むぐっ!?」

ヘーゼル「大丈夫だよ……」
シフォン「ミラちゃんタイホ〜!」
ぐいぐい
ミラ「捕まってたまるかー!うぐぐ……」
フェオ「やれやれ」
ディル「ミラ!オレに捕まれ!一緒に逃げるぞ!」
ミラ「兄貴ー!助かりやした〜!」
ルヴェ「また茶番か。ご苦労なこった」
シフォン「じゃあその間に僕が食べるよ〜♪」
もぐもぐもぐ

ミラ「なんだとー!そうはさせないっ!!」
フリス「こうなる気がしたから、多めに用意してよかった……」
フェオ「そういえば僕たち買ってきたけど、ケーキとかは誰が作ったんだろ?」
フリス「ああ、それはブランとレンカだよ」

カルロ「…………。食べないのか?」
グレッタちゃん見てます
グレッタ「え、えっと、緊張しちゃって……」
ディル「アエリアちゃーん!こっちこっち!」

カルロ「………ほら」
テキトーに掴んで渡します
アエリア「はいはーい」

グレッタ「!……これは?」
ディル「あの二人、いい感じだぜ」
遠目であの二人を見てます

カルロ「クッキー」
アエリア「だよねー」
にやにや

グレッタ「クッキー……」
手渡されたクッキーを見てる
ディル「あのカルロが真っ先にあの子のそばに行って、声かけてる。あの女嫌いのカルロが!」

カルロ「早く食わねぇと、あいつが全部食っちまう」
ミラちゃん指さす
アエリア「これはもう、確定ね!」

ミラ「はははっ!捕まえられるものなら捕まえてみなー!」
ユウラ「お前は初っ端から食いすぎだっ!少しは止まって反省しろ!」
グレッタ「……ふふっ」
ミラの様子を見ておかしそう
ディル「確定だな!」
レンカ「なあ、セザ。あそこでコソコソしてる二人は何してんだ?」

シフォン「僕も負けない〜!」
負けじと食べている
カルロ「………」
ツェザーリ「噂話だ」

ユウラ「あのなー……。ブラン、そっちは頼んだぞ」
グレッタ「じゃあ私も食べないとね。いただきます」
ゆっくりと一口食べてみるよ
レンカ「噂話……。ミーハーだな」

ブラン「はーい………」
ちーん
カルロ「………」
もぐもぐ
ツェザーリ「ほっとけ……」
本読んでる

グレッタ「……おいしい」
とても幸せそうな笑顔です
レンカ「それはいいんだけど、お前こういうときでも本読んでんの?楽しんでるか?」

カルロ「………そうか」
ツェザーリ「ああ、楽しんでるよ……」
目線は本に向いたまま

グレッタ「カルロはどれが好きなの?」
レンカ「えー、ぜんぜん楽しんでるように見えねーぞ?」
ミナ「はあい、レンカー?何してんのー?」
レンカに飛びついてきた
レンカ「あ、ミナ。特に何もしてないけど」
ミナ「せっかくのお菓子パーティーなんだから、食べないと損だぞっ」

カルロ「……うーん、チョコとか?」
ツェザーリ「………」
読んでる

グレッタ「チョコ……。どれだろ」
キョロキョロ
レンカ「そりゃこっちのセリフだな。アタシが作ったんだから」
ミナ「ふふーん。ツェザーリは味の感想伝えたの?」

カルロ「………」
グレッタちゃんにチョコ渡すよ
ツェザーリ「……まだ食べていない」

グレッタ「これ?」
ミナ「えー?そんなのもったいなーい!それともこれくらいなら自分で作れるっていう裏返し?プライド高いわねー」
レンカ「えー、そうなのか……。確かにセザもお菓子作れるもんな」

カルロ「おう」
ツェザーリ「そういう意味じゃない……」

グレッタ「ありがと」
銀紙むいて食べてます
ミナ「じゃあ食べなさいよ。この本の虫気取り!それとも、活字の世界に潜るべき時間とタイミングが読めないのかしら?」

カルロ「………」
マシュマロもぐもぐ
ツェザーリ「………わかったよ」
本をぱたんと閉じてテキトーに取ります

グレッタ「チョコとクッキー……。ショコラ姫とクッキーナイトだー」
独り言
グレッタ「あっ、マシュマロ……」
『みー?』
呼んでないのに出てきた
ミナ「わかればいいのよー」
レンカ「…………?」
難しすぎてよくわかってない人

カルロ「………またお前か」
みーくんよしよし
ツェザーリ「……」
食べてます

『みー!』
嬉しい
グレッタ「……なんか、あなたのこと気に入ってるみたいね」
レンカ「……ど、どうだ?」

カルロ「そうか?」
むにむに
ツェザーリ「美味しいよ」

グレッタ「なんでかは、知らないけど……そんな感じがする」
『みー!』
レンカ「あーそうかー……えっ?」
ミナ「おいしいってー!よかったね、レンカ!」
レンカ「……てっきり普通とはまあまあとかってくると思ってたから……」
ミナ「レンカってばカズトの感想に慣れすぎなんじゃない?」

カルロ「ふーん……」
ツェザーリ「……」
また本見てる

グレッタ「……あ、でもあんまりずっと触ってちゃダメだよ!だって、その……カルロは温かいから……」
ミナ「……って、あら。また本の世界に行っちゃったわ」
レンカ「ありがとな、セザ!」
背中ポンポンした(本人は軽いつもりだけど、嬉しさ余ってかなり強い)

カルロ「………ああ、ごめん……」
離します
ツェザーリ「痛い……」
背中さすってる

『みー……』
ちょっと寂しそう
グレッタ「……と、溶けない程度に撫でてあげてね」
ミナ「痛そう」

カルロ「そうだな……」
ツェザーリ「力加減というものがないのか?」

グレッタ「私もマシュマロ食べたいなぁ」
ディル「もっと近づいて食べさせてやりゃいいのに!」
レンカ「ん?あ、ごめんごめん」

カルロ「………は?」
ディルさんの方見る
ツェザーリ「全く……」
読書再開

ディル「ねー、アエリアちゃん。今度どこ行きたいー?」
素知らぬ顔でアエリアちゃんとお話ししてる
ミナ「せっかくのパーティーなのに、つまんない男ー」

アエリア「そうねー、美味しいもの食べたいなー」
カルロ「………」
無視
ツェザーリ「悪かったな、つまらない奴で」

グレッタ「どうしたの?」
ミナ「全く悪びれてない〜」
レンカ「いいよミナ。自分の好きなことやってんだから、いいんじゃないか?」
ミナ「ふーん。じゃあミナも好きなことするー」
ツェザさんによじ登って膝の上に乗るよ
ミナ「♪」

カルロ「……なんもない」
ツェザーリ「……」
邪魔

グレッタ「?」
レンカ「……ガキかよ」
フェオ「雷兎さーん!こっちまだ残ってますよ!」

カルロ「………」
ツェザーリ「はあ……」
雷兎「………」
興味なさげ

グレッタ「……おいしい」
マシュマロ食べてる
フェオ「早く食べないと、妖怪カシクレーに食べられちゃうよ!」
雷兎くん引っぱってる
レンカ「……やたらと雷兎を構いたがるな、フェオは」

カルロ「……そうか」
雷兎「………」
ツェザーリ「懐いてるんじゃないのか?」

グレッタ「うん」
『みー!』
カルロ兄にくっつくよ
レンカ「懐いてるのかー」
ミナ「雷兎ー!」
ツェザさんから離れて雷兎くんにくっつくよ
レンカ「あれは選り好みしてる」

カルロ「なんだよ?」
雷兎「………」
相手しない
ツェザーリ「間違いないな」

『みー』
グレッタ「溶けちゃうよ?」
ミナ「雷兎もきてたのー?ねえ、何が好きー?」
フェオ「さっきから食べてくれないんだよね」
ミナ「あらポンコツいたの?雷兎もなんか食べないともったいないよー?」

カルロ「ほら……」
みーくん離します
雷兎「…………」
面倒くさそう

『みー』
それでもくっついてこようとする
ミナ「そんなに食べないなら、ミナがオススメのお菓子でも食べさせてあげましょーか?」
フェオ「僕が案内してあげてるんだけど」

カルロ「任せた」
グレッタちゃんの膝の上に乗せました
雷兎「………」
グレッタ「……私で我慢してね」
『みー』
なでなでしてると大人しくなった
ミナ「さー行きましょー。雷兎ー」
雷兎くん引っぱってく
フェオ「ちょっと……!」

カルロ「世話が大変だな……」
お菓子食べてる
雷兎「…………」
めんどそー

グレッタ「でもかわいいでしょ?」
『みー』
ミナ「レッツゴー」
引っぱってった
ルヴェ「どいつもこいつもガキだな」

カルロ「………」
むにむに
シフォン「ルヴェお兄さんも食べよ〜?」
『みっ』
嬉しそう
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