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第六陣

ミラ「シフォンちゃんもこわかったね」
近づいてよしよししてる
フェオ「……これからどうしよう」
ミラ「みんなを助ける!」
フェオ「それはそうなんだけど……」

シフォン「………お兄ちゃんとリオお兄さんが…………」
ミラ「…………」
フェオ「あとアエリアもカルロも、ディルも……」
ミラ「んー……」

シフォン「………」
とってもしょんぼり
ミラ「……雪女のところにディルがいるって、カルロ兄が言ってた」
フェオ「雪女って……さっきのかな」
ミラ「雪女を追えばきっとディルにも、みんなにも会える……気がする」
フェオ「うーん……」

シフォン「………ディルお兄さんも大丈夫かなぁ……」
フェオ「…………」
ミラ「とにかく行こう!……いてて」
怪我した部分押さえてます

シフォン「………ミラちゃん大丈夫〜?」
心配そう
ミラ「これくらい大丈夫!でも、リオさんと雷兎のが怪我のが……」
フェオ「探しに行く前に、少し休んだ方がよさそうだね」
シフォン「そっか〜……」
雷兎「……」

ミラ「……」
その場にリオを下ろす
フェオ「雷兎、傷を見せて。痛みを和らげるくらいならできるから」
雷兎「…………」

フェオ「雷兎さん……」
雷兎「……」
ミラ「足を銃弾が……」
フェオ「うん……」
雷兎くんのそばに座る

雷兎「…………」
しぶしぶ

フェオ「……痛みを和らげるだけですからね。傷が完全に治るわけじゃないから、無理しないでくださいよ」
回復魔法〜
雷兎「………」

フェオ「…………」
ミラ「……リオさん」
リオのそばに座るよ

雷兎「…………」
シフォン「……返すね〜」
リオさんにハット載せた

フェオ「これで少しは動けるようになったかな。……リオさんも一応ね」
リオを回復してあげます
ミラ「やっぱり被ってる方がリオさんっぽいね」
シフォン「…………」
しょんぼり

ミラ「そうだ!シフォンちゃん歌って!みんなが元気ないときこそ、元気の出る歌を!」
シフォン「えっ……僕が?」

ミラ「うん!そーだよ!」
誰も気づかないけどちょっとだけリオが動いた気がするね
シフォン「………」
なんかちょっと不安げ

ミラ「シフォンちゃん?」
シフォン「……上手く歌える自信ないよ〜………」
ミラ「えーなんでー?いつもはあんなに上手じゃん!」
シフォン「う〜ん、なんでか分からないけど………」

ミラ「なら一緒に歌おうー!」
シフォン「ミラちゃん、お歌歌えるの〜?」

ミラ「歌えるよ!」
フェオ「いつもよくわかんない歌うたってるよね」
シフォン「そうなんだ〜!歌って歌って〜♪」
ミラ「うん!」
上手でも下手でもないけど歌ってます
リオ目を覚ましてミラを見てる
腕が動いて手が銃に伸びる
そのままミラを狙ってる?雷兎くんどうする?

シフォン「………」
合わせてリュート弾くよ
雷兎「………」
手と銃の間に槍刺します

リオ「…………」
拒まれて止まる
その目はどこに向いてるかわかんないけど、ボーッとしてるね
フェオ「雷兎さん?」
雷兎「…………」
放置

フェオ「……?(なんでリオさんの前に槍が?)」
雷兎「………」

ミラとシフォンちゃんは歌を歌ってる
リオから銃を奪いますか?
雷兎「……………」
回収
フェオ「それ、リオさんの?」

雷兎「………」
リオはシフォンちゃんのリュートの音色をきいて、糸が切れたように気を失いましたよ
フェオ「雷兎さん、リオさんになにか恨みが?」
雷兎「…………」
フェオくんに銃投げました

フェオ「え、ちょっと?」
雷兎「………行くぞ……」
槍引っこ抜く
フェオ「えっとどこへ……?」
雷兎「………」
リオさん担ぐ
フェオ「……」
ミラ「ん?どこいくのー?」
お歌やめたよ
雷兎「………」
てくてく
シフォン「…………?」
きょとん
ミラ「なにかわかったのかな?」
ついてく
フェオ「あ、でも雷兎さんに道案内を任せるとロクなことが……」
慌てて隣に並ぶ

雷兎「………」
てくてくてく
シフォン「どこ行くの〜?」
フェオくんにしがみついてる
フェオ「シフォンちゃん、さっきの演奏よかったよ」

ミラ「雷兎ー?どこ行くの?」
シフォン「えへへ!」
嬉しそうにぎゅー
雷兎「………」
とりあえずブランを探そうとしています

フェオ「ちょっと元気になった?」
よしよし
ミラ「あんまり無理しちゃだめだよ!」
雷兎くん怪我してるもんね
シフォン「うん〜♪」
くっついたまま
雷兎「……」

フェオ「よかった!」
ミラ「……みんなを助けよう」
シフォン「頑張る〜!」
フェオくんの手ぶんぶん
フェオ「ところで……どこに向かってんだろう……」

雲「またボスの悪い手癖だぁ」
ちょんを捕まえたあと、氷のベッドに運んでくボスを見ましたとさ
雲「……ボスも雪ちゃんも、愛が重すぎるっていうかぁ」
指先いじってるね

カルロ「…………?」
お目覚めだァ
カルロ兄の視界は赤いね
水の中に浮かんでるみたい

雲「なんで愛情を注ぐ対象を一人に限るんだろぉねぇ?ま、アタシの愛情は食すことだからぁ無差別なんだけどぉ」
気づいてないね

カルロ「(どうなってるんだ?)」
きょろきょろ
先ほど受けた傷は跡形もなくなくなってて、ただぼんやり気怠い感じ
雲「……雪ちゃんまたイチャイチャしにいっちゃったぁ。つまんなぁい」
カルロ「………?」
声に反応するよね

雲「……おやおやぁ。もしかしてお目覚めかなぁ、おにぃさん?」
そっとブローチを撫でます
カルロ「………!どこにいる……!」
雲「あはははぁ!あー、ウケるぅ。アタシは君のそばにいるしぃ?」

カルロ「どういうことだ?」
雲「少しは考えてみたらぁ?効率的にアンタの力を食べられるようにしただけだしぃ」
カルロ「…………」
雲「ゆっくり考えてねぇ。どうせ死ぬまでアタシのものだからぁ。ま、いい暇つぶしができたことだしぃ、ちょっとおでかけでもするぅ?」
立ち上がるよ
カルロ兄もちょっと揺れるね

カルロ「うわっ……」
雲「ちなみにこっちに行くとぉ、ボスが趣味で作らせた氷の部屋ぁ。今はきっとお楽しみ中ー」
ちょんが連れ去られた方向を指す
カルロ「………」
と言われても見えない

雲「んでぇこっちがアタシの食糧庫」
見えてるとか見えてないとか気にしてない
進んでくよ
カルロ「………」
色々諦めた

雲「……つーかぁ、説明してるんだから反応くらい返したらぁ?声聞こえてんでしょぉ?」
カルロ「分かりもしねぇのに返事できるか……」
雲「えぇ?もしかして見えてない?」

つめたい氷のベッドの上にアエリアちゃんはねかされてます。その隣にブロートさん座ってる
ブロート「俺様から逃れようなんざ、到底考えないほうがいい。まあ優しくしてやるつもりもないがな」

カルロ「見えてねぇよ」

アエリア「…………」
こわいよん

雲「なんだぁ。まぁ、初めてやってみたことだし、どんまぁい」
巣の方へ向かう

ブロート「…………」
そのまま乱暴に口づける

カルロ「適当だな……」

アエリア「………っ!」
こわ

雲「さてと、君がいるからしばらくは使わないけどぉ。見せてあげるよ、アタシの食糧庫。……あ、見えないんだっけぇ?」
そこは氷とは違って洞窟の中だね
びっしりと紫色の蜘蛛の糸が張り巡らされてるよ
腕とか骨とか転がっててわりと地獄絵図

ブロート「……」
長いねー

カルロ「お前は人を食ってんのか?」

アエリア「………ん……!」
じたばた

雲「んー?見えないのによくわかるねぇ?」
落ちてた骨を拾って胸の前まで持ってく
雲「アタシは自分で魔力は補えないからねぇ。魔力のある人間やエルフは大好物だよぉ」

ブロート「……」
離れてくれたよ
ブロート「その顔がたまんねぇな」

カルロ「美味しそうとかさっき言ってただろ」

アエリア「………」
ぐすん

雲「言ってたっけぇ?きゃはは、よく覚えてんねぇ?」
巣の真ん中くらいまで来ました
何体か人間っぽいのが釣り下がってるね
その中にブランくんも?

ブロート「さっきまでの元気はどこ行ったかなぁ?」
ゆっくり髪を撫でてます
でも遠くで小さく何かが倒れる音が聞こえました
ブロート「……おいおい、また雪のやつが何かやったのか?それとも……」
音の方を見てる

カルロ「………」

アエリア「………」
恐る恐る見ます

雲「はーあ、せっかくおいしそうなエルフ捕まえたのにぃ。アタシの"お人形"取られちゃったぁ!けっこう使えたのにぃ」
ぶーぶー言ってる

ブロート「……興ざめだな、見てきてやるか。……大人しく待ってんだな」
けっこう柔らかいハンカチ噛ませて結ぼうか

カルロ「人形?」

アエリア「………ん!」
ばたばた

雲「えー?そっちはわかんないんだぁ?君のこと撃ったでしょ」
おやつ感覚で拾った骨食べてるわー
ちなみにブランくんのいる近くに座ってます

ブロート「おいおい、大人しくしろって言ってんだろ?」
耳元まで顔近づけて囁くよ

カルロ「リオか……」

アエリア「………!」
とても怖がってるよ

雲「そんな感じの名前だった気がするぅ。まじむかつくぅ、あの白うさぁ。雪ちゃんもすっごい悲しそぉだったしぃ」
ブランくん起きる?

ブロート「大人しくしないなら、こうするしかねぇな?」
そのまま首筋に噛みつきますよ
力が抜けてボーッとしてくるね

カルロ「(白うさ)」
ブラン「……………?」
起きたよ

アエリア「………っ……」

雲「アタシらの邪魔ばっかりしてくるのぉ。一番最初にぶっ倒してやりたぁい」
すると雲ちゃんの近くにすごく大きな蜘蛛が近寄ってきます
雲「あー、どこまて行ってたのぉ?おかえりぃ」
よしよししてる

ブロート「……ふふふ。大人しく、ね」
アエリアちゃんそのままで物音の方へと向かいます

ブラン「………!」
動けないけど

アエリア「…………」
涙止まんない

雲「……?あれぇ、アンタ起きたのぉ?」
ブランくんの方を見るよ

ブロートさんがいなくなったあと、急に辺りの風が強くなった気がするね
寒い

ブラン「…………ここは?」

アエリア「…………」
怖いよ

雲「んー、アタシの食糧庫ぉ」

「…………」
突如、風が止んだと同時にフードを被った誰かが近くに現れた気がしたよ

ブラン「………?」

アエリア「…………!」
それさえ怖い

雲「食糧庫だよぉ」

「……あまり騒ぐなよ」
アエリアちゃんの方向くよ
まだよく顔見えないね
手には緑色の短剣を携えてる

ブラン「食料庫?」
カルロ「………ブランの声?」

アエリア「…………!」
くそビビる

雲「そぉ」
立ち上がってブランくんに近づく
その後ろを蜘蛛がついてくる
雲「目を覚まさないほうが幸せだったかもねぇ?」
ちなみによく見ると周りは地獄絵図です笑

「正直、厄介なんだ」
短剣をつかって、ちょんに絡んでた糸をきるよ

ブラン「…………!!」
カルロ「ブラン!大丈夫か!」

アエリア「………?」

雲「安心して、アンタは次に食べてあげるよぉ」
舌なめずりしてる
雲「……ちょっとぉ、うるさいなぁ」

「……」
短剣で口元の布も切るよ

ブラン「……!」
食べられるの怖すぎ
ブラン「カルロさん?どこに?」

アエリア「……あ………。ありがと………」

雲「うるさいからぁ、ちょっと黙っててくれるぅ?」
すると、ブローチが光りました
カルロ兄を囲む液体が鈍く光って、全身から力抜かれてます(かなり多めに)
脱力感と気だるさが増してボーッとしちゃうかな?

「すぐにここから離れる。あれは相手にするほうがめんどくさい」
ちょんが寒がったらマント貸してくれると思う

カルロ「………っ」
ブラン「カルロさん?」

アエリア「…………うん」
両腕押さえて寒そうにしとこ

雲「……ま、安心しなよぉ。お兄さんが使えなくなるまでは、アタシは食べないからぁ」

「……お前の格好は目立ちすぎる。全部脱ぐか、着てろ」
自分の被ってたフードを外してマントごとちょんに投げ捨てるよ

カルロ「………」
ブラン「(カルロさん、どこだ?)」

アエリア「………!」
受け取って被ります

雲「アタシは食べないけどぉ、この子が食べちゃったらごめんねぇ?」
蜘蛛が声をあげているよ
雲「他にいた子も捕まえてくるから、静かにしてたほうが身のためだよぉ?」

「……行くぞ」
黒い髪に青い瞳の双眸がちょんの方向くよ
ちょん裸足だよね

アエリア「………!」
カズトさんって気づくよね
アエリア「でも………」
裸足です

ブロート「……なるほど、さしずめお姫様を助けにきた王子様ってところか?」
カズト「……あー、めんどくさ……」
帰ってきました
アエリア「………」
ちょっとカズトさんの後ろに隠れる

ブロート「僕の領域に立ち入ってるんだ、覚悟はできてるよね?」
カズト「……こういう自分自信ありますがなにか?ってやつほどよく吠えるんだ。うるさくてかなわない」

ブロート「風の短剣、それで糸を切ったんだね?」
カズト「アラクネー族の糸は普通に切れないからな」
アエリア「…………」
よくわかんない!

ブロート「ひとまず返してもらおうか坊や?大人の戯れに首を突っ込むものではないよ」
一歩近づく
カズト「大抵、こういうめんどくさい輩は威圧すれば応じると思ってるから面倒だ。……ジジイの悲しい固定概念か」
ブロート「ガキの分際で口は達者だな!」
カズトに向かって赤いナイフが飛んでくるよ

アエリア「きゃっ………!」
びっくりします
カズト「あれ、たぶん当たるとまずいな」
短剣を振ると風が出てナイフの軌道を変えるよ
そのままひょいとちょん抱えてベッドの上に乗っかる

ブロート「!」
カズト「……ぶっちゃけ逃げられるとは思えないけど、ひとまず逃げるか」
アエリア「………!」
びっくりするよね
アエリア「……逃げられないの?」
カズト「……」

ブロート「……っ!」
ふたたびナイフを投げる
カズト「ただ、ちぐはぐだ。ミナのがまだ上手い」
二人を風が包むよ
アエリア「わっ………」
カズトさんにくっつくよ

カズト「…………」
そのままどこかに消えたよ
ブロートさんめっちゃキレてるけどカットです

アエリア「…………助けに来てくれたの?」
カズト「ああ」
岩陰にちょんを下ろすよ
ここは入り口のところかな

アエリア「………」
珍しいなと思った
アエリア「……もう大丈夫なの?」
カズト「……いや。また来るだろうな」

アエリア「…………。どうしてここにいるって分かったの?」
カズト「シャルロから聞いてたからな」
壁にもたれかかって休憩
アエリア「……!シャルは?来てるの?」
カズト「来ない」
アエリア「………」
しょんぼり
カズト「…………」
フル無視

アエリア「………みんな見てない?」
カズト「……これから探しに行く。だが、厄介だ」
アエリア「厄介……?」
カズト「ああ……。やつはこの空間を支配してる」
アエリア「空間………」
フードを深く被るよ

アエリア「どうすればいいの?」
カズト「早い話、やつをぶっ飛ばせばいい。……それだけじゃ俺の依頼は完遂しないがな」
アエリア「依頼………?」
カズト「…………」

アエリア「誰に頼まれたの?」
カズト「……シャルロだ」
アエリア「………!なんで………」
カズト「心配性な上に杞憂なんだろ。……生憎、あれの勘は鋭いがな」
アエリア「勘……?」

カズト「杞憂は杞憂で終わらなかった、ってわけだ」
アエリア「………??よく分からないんだけど?」
カズト「そうか」
アエリア「そうかじゃなくてー、もうちょっと分かりやすくして欲しいんだけど………」
カズト「それはできない相談だな」
アエリア「むぅ………。これからどうするの?」
カズト「……やつを倒す。そうしないとここから出れないからな」
入り口の方見てみるけど、ずっと雨が滝のように降ってるね

アエリア「………雨すごいもんね」
カズト「この雨は止まない。倒すまでは」
アエリア「この雨も、あいつの仕業なの?」
カズト「そうだな」
ちょんを置いて行こうとするよ

アエリア「………!どこ行くの?」
着いてくよ
不安だからカズトさんの腕にくっついてる
カズト「……邪魔だ」
払いのけます
カズト「お前の体内には毒がある。それが浄化されるまでは大人しくしてろ。邪魔だ」

アエリア「ぶー。………ここで一人でいるの?」
カズト「ああ」
アエリア「…………アイツが来るかもしれないじゃない」
カズト「結界を張ればいい」
アエリア「破ってこない?」
カズト「さあな。お前の力量次第だろ」
アエリア「…………」
こわい

カズト「この入り口は一番やつの干渉が薄い、多少はごまかしが効くだろう。じゃあな」
アエリア「………一緒に行く」
カズトさんの服掴む

カズト「…………はあ」
わかりやすくため息
カズト「勝手にしろ」
アエリア「ありがと……」
カズト「礼を言われる筋合いはないな」
歩いてく
カズト「ただ、邪魔はするな」
アエリア「いいじゃない別に……」
ついてきます
ちょっと安心してる

アエリア「邪魔ってなによ」
カズト「オレの邪魔をすることだ」
アエリア「内容よ、内容」
カズト「そうだな。そうやってくっついてくることとかだ」

ミラ「……ここどこ?」
紫水晶の場所だね
シフォンちゃんもいるよ
ミラ「てか……いつの間にかフェオたちがいない?」

アエリア「………怖いから仕方ないじゃない」

シフォン「迷子かな〜……」
ミラちゃんにくっついてる

カズト「ふうん」
興味なさげ

ミラ「迷子かなー?よくなるよね!」
剣に手を持ってく
ミラ「ちょっと警戒して行こう」
辺りに気配がするね

アエリア「………」

シフォン「うん〜」
ずっとくっついてる

カズト「ついてくるのは勝手だが、オレはお前を助けない」
あくびしてる

ミラ「糸……」
辺りにはたくさん糸が引いてるね

アエリア「……」

シフォン「なんの糸かなぁ〜?」
糸つんつん

カズト「……離れろよ。歩きづらい」
呆れてる

ミラ「あんまり触らないほうが……。……なんか、ある?」

早足にすすんでくよ
アエリア「………」
ムスッとしてくっついたまま

シフォン「………?」
ついて行きます
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