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第六陣

☆―第六陣―☆
そして再びいつもの宿。
またまた中庭からはじまります。
セイム「サキネー!おれ強くなりたいんだよ!だから、手合わせしてー!」
サキネ「……何を言っているんですかセイム様?ワタクシの手をわずらわせてまで強くなっても意味ないでしょう?」
セイム「意味あるー!何言ってるかわかんないけど!」
シオン「…………」
サキネ「ちょうどいい、あそこにいる方に勝負を挑んでは如何ですか?」
シオン「…………(見知らぬ人)」

シャルロ「…………(さっきの人の子供見つかったんだ……)」
ベンチに寝転びながら様子見てる

シオン「……」
小さくあくびした
セイム「知らない人だよ……?」
サキネ「セイム様。強くなるのに、見境など決めて良いのですか?」
セイム「うう……」
シオン「……こちらを見てますね」
サキネ「ほら!目と目が合えば勝負のはじまり、ですわよ!」
シオン「(ポケ○ン……)」
セイム「ええい!そこのお前!俺と勝負しろ!」
飛び出してってシャルロくんに剣を向けてます

シャルロ「…………?」
あくびしてる
セイム「お前だ!ねぼすけ!戦え!」
シャルロ「…………(チャンバラごっこ?)」
セイム「こないならこっちからいくぞー!」
剣をシャルロくんに向かって振り下ろす

サキネ「これでしばらく大人しくなるでしょう」
シオン「知らない人を巻き込むのはやめたほうがいいですよ」
サキネ「あら、でも……。実力あるものを見抜くのも大事な特訓ですわよ?」
シオン「…………」

シャルロ「………!」
ひょいとベンチから降りて避けました
シャルロ「……本物は使わない方がいいと思うよ………?」

セイム「なんだよ、関係ないだろ?」
サキネ「あら、こんなところに鍛錬用の木刀が」

シャルロ「……危ないし………」
ブラン「………(なんかやってるし、なんか知らない人いっぱいいる)」
ちょっと離れたところにいる

セイム「真剣な勝負に、危ないとかないだろ!」
ふたたび攻撃
サキネ「はあい、シャルロ様!こちらの木刀を使ってくださいませ!」
シャルロくんに向かって木刀を投げるよ

シオン「……?サキネさん、何者かの気配を感知しました」
サキネ「あら?」
シオンの持ってる小型携帯端末にブランくんがいる位置が示されてます
シオン「半径3m以内、僕から斜め右後ろ方向です」
サキネ「どなたでしょうか?」
ブランくんのいる方を見ます

シャルロ「……………!」
攻撃避けて木刀をキャッチすると、セイムくんの隙をついて、手元突きました
ブラン「(変な人って思われたかな?)」
とりあえず去ろうとする

セイム「おわっ!?」
直撃。剣離しそうになったけどなんとか耐えて距離を取る
セイム「このー!やるなー!」

シオン「どこかへ行ってしまいそうですよ」
サキネ「そちらにいる方!何を後ろでコソコソしておられるのですか?もし敵意が無いのであれば、こちらに来てくださいな」
シオン「(呼ぶんだ)」

シャルロ「………チャンバラごっこ好きなの……?」
ブラン「コソコソって言わないでください………」

セイム「チャンバラごっこ!?違う!これは稽古だー!」
ふたたび攻撃
シオン「(呼ばれて来た)」
サキネ「あら、充分怪しかったんですもの。はじめまして、ワタクシはサキネと申す者です。こちらはシオン」
シオン「…………」

シャルロ「………そうだったの……?」
避けますよね
ブラン「えっと、どうも」

セイム「おれが強くなるために、サキネがお前に挑めって!」
サキネ「あなたは?」

シャルロ「………なんでオレ……?」
ブラン「……ブランって言います」

セイム「さあ?」
ふたたび攻撃するよ
サキネ「ブラン様ですね。どうぞよろしくお願いしますわ!」
握手
シオン「…………」

シャルロ「……」
また避けるよ
ブラン「あ、はい………。おふたりは?」

セイム「とにかく!戦ってみればなんかわかるだろー!」
サキネ「ふたりは?というのは、今何をしているかということですか?今は見ての通り、観戦をしていますのよ」

シャルロ「……オレ、あんまりこういうの好きじゃないんだけど………」
ブラン「観戦………なんで戦ってるんですか?」

セイム「おれが強くなるために手伝ってくれ!おれは強くなって、いずれは勇者になってやる!」
素早い攻撃二連撃
サキネ「セイム様が戦え戦えとダダをこねるものですから、シャルロ様に向かわせただけですわよ?」

シャルロ「……そっか………」
木刀使って上手く躱します
ブラン「なるほど?」

セイム「うおおっ!」
さらに攻撃
サキネ「シャルロ様は、決して弱い方ではないでしょう?」

シャルロ「…………」
避けて足引っ掛けた
ブラン「俺にとっては、強いです……」

セイム「んぎゃ!」
そのまま綺麗にコケました
サキネ「そう。それならばいいのです」
口元を押さえて小さく笑う

シャルロ「………休憩しよ……?」
ブラン「………?」

セイム「……うぎぎ、お前強いな!」
起き上がって再び剣を構える
サキネ「そうこうしてるうちに、一回くらい伸されましたかね?」
シオン「一度コケました」
サキネ「まだまだ元気そうですね、残念」

シャルロ「………あんまり無理しない方がいいよ?」
ベンチの方へ戻ってく
ブラン「すごく闘志に溢れてますね」

セイム「ぜんぜんへーきだ!おい、どこ行くんだよ!?相手しろー!」
サキネ「ええ、アホなので」
シオン「(言い切った)」

シャルロ「………ふぁ……」
あくびしてやがる
ブラン「言い切っちゃいましたか」

セイム「あくびとは……ナメてるのか!」
再び攻撃仕掛けてくるよ
サキネ「ええ、もちろん」

シャルロ「………?」
躱して背負い投げだー
ブラン「はあ………」
なんとも言えないです

セイム「うわああ!」
サキネ「そろそろですかねー」

シャルロ「………あ、ごめん……」
馬鹿力です
ブラン「………わあ」

セイム「(ちーん)」
地面に叩きつけられて目を回してます
シオン「……だめですね、完全に伸びてます」
シャルロくんとセイムのところにやってきて脈拍を測ってます
サキネ「ナイスですわね、シャルロ様」
拍手しながらこっちもくるよ

シャルロ「………なんかすみません……」
ブラン「骨折れてないですか??」
サキネ「いえいえ、けしかけたのはこちらの方ですから」
シオン「大丈夫でしょう。セイムさんの身体は丈夫です」
サキネ「どうせ五分後には復活しますわ」
ブラン「はやっ」
サキネ「打たれ強いので」
ブラン「まあ、確かに元気そうですけど……」

セイム「うーん……」
サキネ「セイム様起きましたか?」
セイム「はっ!」
シオン「(早い)」
フリス「なんか何人か集まってるね。こんにちはー」
誰かくる?

ブラン「早っ」
シャルロ「……ごめんね………痛かった?」
太刀丸「いっぱいいるー」
フリスちゃんにくっついてる

セイム「うーん?何がだ?それよりもっかい戦えー!」
サキネ「次は稽古用の木刀使いますか?」
セイム「そういや名前聞いてなかったな、お前なんていうんだ?」
フリス「いっぱいいるね」
みんないるとこまできたよ

シャルロ「……元気だね………。オレはシャルロだよ……」
ブラン「あれ?フリスとたっちゃん?」
太刀丸「わー!」
サキネさんの周り走り回ってる

セイム「おれはセイムだ!……ん?」
サキネ「あらあら、かわいい子ですわね」
シオン「……獣人?」
フリス「あ、ブラン。と初めて見る人たちだねー!」
太刀丸「あそぼー!」
サキネさんに抱きついた

サキネ「わっ……」
セイム「あっ、お前!サキネから離れろー!」
シオン「落ち着いてください。相手は子どもです」

太刀丸「…………!ごめんなさい………」
怖がってフリスちゃんの後ろに隠れちゃった

サキネ「……何してるのですかセイム様。強さを求めるあまり優しさをなくした修羅にでもなるおつもりですか?」
セイム「えっ、あー……、そんな怖がんなくても!えーと、ごめんな?」
かがんでタッちゃん見てる
フリス「大丈夫だよタッちゃんー」
よしよししてる

太刀丸「……ぐすっ………」
泣いちゃた
ブラン「あらら……」

サキネ「セイム様、大人げない上にダサいです」
セイム「うう……。そうだ!一緒に遊ぼうぜ!」
手伸ばしてる
太刀丸「………」
ぷいっ
ブラン「じゃあ、高い高いしてあげるよ、ほら!」
高い高いしてます
太刀丸「わあ!」
とっても嬉しそうだ

セイム「…………」
めちゃくちゃしょんぼりしてます
サキネ「自業自得ですわね」
フリス「ええと、この人は悪い人じゃないと思うよタッちゃん?」
シオン「そうですね、悪い人じゃないです。ただ何も考えてないことが多いだけです」
サキネ「全く……」

ブラン「よいしょ」
降ろしました
太刀丸「………」
じーっとセイムくん見てる

セイム「……一緒にあそぶの、ダメか?」
サキネ「ちなみにこの子のお名前はなんと言うのですか?」

太刀丸「…………」
ちょっとセイムくんに近づく
ブラン「太刀丸くんって言います」
ちなみにシャルロくんはベンチで二度寝しております

セイム「……むー」
じっとタッちゃん見てる
フリス「タッちゃんだよー」
サキネ「そうですか。セイム様と仲良くなっていただけるとよいですが」
シオン「(……寝てる)」

太刀丸「…………」
ズボンくいくいしてる
セイム「なんだ?」
太刀丸「………………フリス姉遊ぼー」
フリスちゃんの方に戻ってった

セイム「えええっ!なんでっ!」
フリス「あはは……大丈夫、そのうち仲良くなれるよ。タッちゃんあそぼっかー」
サキネ「なんと痛々しいのでしょうセイム様。ワタクシ泣けてきました」
後ろ向いて笑いこらえてる
セイム「ぜんぜん泣いてないでしょサキネ!」

太刀丸「あそぶー!」
フリスちゃんにくっつく
ブラン「めちゃくちゃ笑ってる」
サキネ「笑ってなどいませんよセイム様。あまりの痛ましさに耐えられずワタクシ涙が」
シオン「(出てませんね)」

セイム「もーー!じゃあおれも一緒に遊ぶー!」
フリス「じゃあセイムくんがオニだね!」
太刀丸「おにごっこするー!」
ブラン「これで仲良くなれればいいんですけど」

セイム「よーし……まてー!」
フリス「きゃー!」
鬼ごっこしてる

シオン「……速い」
サキネ「セイム様はさすがですわね。逃げ足で鍛えた足は伊達ではありませんわね」
シオン「二人も速い」

太刀丸「わー!」
嬉しそうに逃げてる
ブラン「(逃げ足)」

サキネ「ふふ、楽しそうで何よりですわ」
シオン「…………」
ブラン「シャルロさん寝てるし……」
呆れてます
サキネ「寝てますわねー」

ディル「お前はもう平常運転なんだな」
隣にカルロ兄がいる前提でお話ししてます
ディル「オレはまだ体の節々が痛むんだけど……お前なんでそんな回復早いわけ?」

カルロ「お前の体が弱いだけじゃねぇか?」
ディル「さてはお前戦いサボってんな?オレお前の倍は頑張ったし!」
カルロ「お前よりは体張ってるな」
ディル「いやいや、オレのが体張ってたな」
カルロ「どこがだよー」
あくび

ディル「骨がバッキバキになるくらい戦ったし体張ったわー」
カルロ「骨が脆いんだなー」
ディル「あー、お前を食えば骨強くなるかなー」

カルロ「食ってみるかー?」
ディル「えー、明らかにまずそうだから吐く」
カルロ「食われなくて済むからありがたいわー」
ディル「それに……絵面的にアウト!」
カルロ「そりゃ突っ込んじゃダメなとこだな」

ディル「さーて、そろそろつくかな?」
ここはエレベーターだったみたいだねー
そろそろヘーゼルくんの部屋につきまして、扉開きます
ディル「ヘーゼルー、遊びに来たぜー」

ヘーゼル「……はーい………」
机に伏せてる
カルロ「若干死んでるな」
ディル「なんか、疲れてるな。おまえちゃんと寝てるのか?」

ヘーゼル「……はい………」
カルロ「飯食ってるのか?」
ヘーゼル「……はい………」
カルロ「………はい、しか言わねぇぞ」

ディル「こいつ大丈夫か?」
ヘーゼルくんよしよししてる
椅子の足元からなにかしろいのが覗いてるね
ヘーゼル「……はい………」

カルロ「大丈夫じゃなさそうだけどな。………?」
白いの見てる
ディル「なんでこいつ来るたびに死にそうになってんだ?」
ディルはヘーゼルくんが何やってるか何も知りません
ついでにしろいのに気づいてない

『みっ』
小さく鳴いてからどこかへとゆっくり走ってくよ
ヘーゼル「…………」
カルロ「(あいつは………)」
追いかけます
ディル「あっ……死んだー!ヘーゼルー!死ぬなー!生きろー!」

『みー』
走ってます
転びました

カルロ「おい………」
起こしてあげます
『みー!』
嬉しそうに抱きつきます
ここは以前もきたカーテンのある場所ですね
甘い香りがする

カルロ「はいはい……」
よしよしします
カルロ「…………」
きょろきょろして見て回ってます

『みー?』
カーテン見てる
カーテンの向こうにはたしか扉がありましたね
カルロ「…………」
向かいます
扉のドアノブに触れた時点でものすごい魔力を感じると思いますよ

『みー』
ぴょんぴょんしてあけてーってしてる
カルロ「……開けるのか?」
そーっと開けます

『みー!』
ちょっと開いた隙間から、入っていきました
カルロ「あ、おい……待てよ」
追うよ

入ると、やはり空気がかわりますね
『みー!』
そして、部屋の中には……白いクマと同じ子がいました
ピンクの子と水色の子ですね

『ムィムィ』
ついでに頭の上にもなんか乗ってきました
カルロ「何匹もいるのか……。ん?」
見上げます
『ムィー』
白いムーちゃんが現れた
カルロ「………なんか久しぶりだな」
ぽふぽふしてる

『ムィ!』
『みー?』
『ムィムィ』
ベッドの方へ飛んでくけど、お部屋見ますか?
カルロ「………なんなんだよ」
ついてくよ

『ムィー』
『みー』
ベッドには相変わらず、少女が寝ていますよ
カルロ「………まだ寝てんだな」

『みー……』
心配そうに見てる
カルロ「………」
『ムィムィ?』
なんかしてあげたら?と言ってるみたいですね

カルロ「………おい……」
ちょっとだけ声掛けた
『みー?』
白いクマが振り返った

カルロ「………」
よしよし
『みー』
嬉しそうです

カルロ「……」
みーくん抱っこして、少女を見てます
『ムィー?』
カルロ「……おーい………」
声掛けてます
『みー……』
心配そうにカルロ兄を見てる

カルロ「……起きねぇ」
もうちょい近づく
『ムィムィ』
『みー』
カルロ「おい………」
ゆっさゆっさ
少女はちょっと冷たいかもね
大丈夫、息はしてます

『みー』
『ムィ?』
『みー!』
『ムィムィ』
クマとムーちゃんはお部屋の中心で鬼ごっこを始めた

カルロ「おいおい……あんまりはしゃぐんじゃねぇぞ」
グレッタ「………………」
ちょっと動いた?ような気がする
カルロ「…………?」
でも少女は目を覚まさない

カルロ「………」
そっと頭撫でました
グレッタ「…………」
少し表情が和らいだように見えますね

カルロ「……やっぱり起きねぇか」
グレッタ「………………………………?」
なんか声が聞こえた気がしたよ
カルロ「………?」
グレッタ「…………――ゼル?」
少女の方からかなり小さい声が聞こえる

カルロ「……起きたのか………?」
除きこみます
グレッタ「………………」
うっすらと目を開けていた
青と赤の瞳が見えるね

カルロ「………」
グレッタ「…………」
ちゃんと目が開いて、しっかりとカルロ兄のことを見てる

カルロ「……………………」
グレッタ「…………だれ……?」
カルロ「…………」
サッと離れました
グレッタ「………………」

『みー!』
クマさん駆け寄ってきました
が、ベッドに登れず落ちました
カルロ「………ほらよ」
乗せてあげます

『みー!』
とっても嬉しそう
グレッタ「……??」
よくわかってませんがなでなでしてあげました
カルロ「……お前が起きんの、ずっと待ってたんだぜこいつ」
グレッタ「………………」
クマさんじっと見てる
『みー!』
グレッタ「……マシュマロのみーくん」
『ムィ』
カルロ兄の頭の上に戻ってきた

カルロ「そいつ、マシュマロなのか?」
ムーちゃんなでなでしてます
グレッタ「……?……そう、だと思う」
『みー♪』
『ムィー』
嬉しそうです
カルロ「そうか……。なんか、飲むか?」

グレッタ「……ここは、どこ。ヘーゼルはどこにいるの?」
カルロ「………。お前の部屋だよ。ヘーゼルなら別の部屋にいる」
グレッタ「わたしの部屋?……違うよ、わたしの部屋はもっと狭い……。あなたは……?」
ひとまずベッドから起き上がる

グレッタ「…………お水が飲みたい」
カルロ「……俺はカルロだ。水、持ってくる」
きょろきょろして水探してる
グレッタ「カルロ……。……まって」
カルロ兄の服の裾を掴むよ

グレッタ「…………まって。行かないで……」
カルロ「…………」
ひとまずベッドに座ります
カルロ「なんだ?」
グレッタ「…………ええと」
咄嗟に掴んだけど、特に用事はないみたい
俯いた

グレッタ「……変なの。はじめましてなのに、前にも会ったことあるみたいな気がするの」
カルロ「………そうだな」
グレッタ「…………」
見上げる
その目はちょっと涙ぐんでるね

カルロ「な、なんだよ……」
グレッタ「わ、わかんない……。なんか急に…………」
泣いちゃった
カルロ「……おい………」
困ってる

グレッタ「…………なんでだろ……。泣いたらだめなのに、苦しくなっちゃうから……」
病気のこと言ってるね
もう治ったから大丈夫だよと伝えてあげてね
カルロ「…………苦しいか?」
グレッタ「……わかんない…………」
両手で目をこすってる
大丈夫そうですよ

カルロ「………大丈夫じゃないか?」
グレッタ「………………」
『みー』
グレッタ「……大丈夫、かな」
カルロ「………ああ」

グレッタ「…………苦しく、ない……?」
ゆっくり深呼吸してます
カルロ「大丈夫だろ?」
グレッタ「…………うん。でも、なんで……?」
『みー』
別の色のみーくんがコップに水を入れて持ってきました
カルロ兄のところまできてうっかりこぼしましたとさ

カルロ「誰かが治してくれたんだよ…………っておい!こぼしてんじゃねぇか!」
『みー』
やっちゃったーみたいな顔でカルロ兄見てる
グレッタ「えー……?大丈夫?」

カルロ「………ったく、ドジだなぁ」
濡れたとこ蒸発させて乾かしてます
『みー……』
反省してるようですよ
グレッタ「……すごい、もう渇いてるの?」
カルロ「ああ………」
みーくんよしよし
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