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03 ゲーセン編

『ムィ?』
ムーちゃんはシラちゃんの後を追った

フリス「あー本当に……自由だなぁ。……どうせなら他のも見てみよ!コンちゃん!ブラン!ちょっと付き合って!」

ルヴェ「げ、また来やがったな風娘。それに……」
シラちゃんを見る

+

ブラン「ほんとにね……いいよ」
剣太郎「あっちにもいっぱいあったで!」

シフォン「じゃあルヴェお兄さんは風男だね〜♪」
シラ「ど、どうも………」

+

フリス「わーい!行こう!」
二人の先を歩いてく

ルヴェ「一緒にすんなガキ。それに俺はこいつが気に食わない。なんだってわざわざこっちに来やがる?大好きなお兄ちゃんにピッタリくっついていりゃよかったのに」

+

ブラン「みんな元気だなぁ」
剣太郎「お前が元気ないだけや」
背中叩く
ブラン「いてっ」

シフォン「お兄ちゃんも好きだけど、ルヴェお兄さんも好きだも〜ん♪」
シラ「………えっと、私……ルヴェさんに失礼なことしましたか?」

+

ルヴェ「あーうるせぇ、くっつくな。……お前、何者なんだ?普通の人間様じゃあねえだろ」
尚も睨む

+

シラ「ひゃっ………確かにヒトの方ではありませんが……怪しい者じゃありません!」

+

シフォン「ルヴェお兄さん顔怖い〜」
ルヴェさんのほっぺた引っ張る

+

ルヴェ「っ……何しやがんだクソガキ。いや違う、シルフィードか?」

ディル「タッちゃん待てーー!」
追いかけている

ヴァニラ「なんとか戻ってきたな」
カルロ兄とヴァニラはロビー付近を歩いていた

+

シフォン「…………?」
シラ「……シルフィード、ですか?」

太刀丸「わー!」
きゃっきゃ言いながら逃げてる

カルロ「だな………またブランに恨まれそうだな」

+

ルヴェ「そうだ、こいつの中には今だけ風の精霊であるシルフィードがいるんだ。どちらでも構いませんけど俺に乗っかるのはやめてくれませんかぁ?目障りだ」
いつの間にか乗ってた

ディル「……タッちゃん速いな!」
なかなか追いつけずにいる
ディル「ならこっちだってスピード上げるぜ……」
ゲーム機の上を駆け抜け、タッちゃんとの距離が縮まる

リオ「……もしかして、今ディルが追っかけてるやつが太刀丸くんかい?」

ヴァニラ「そうだな……ならばお詫びの品でも送ってやろうか。……饅頭とか?」

+

シラ「なるほど……取り憑いていたのは精霊様だっだんですね……」
シフォン「怖い〜!」
ほっぺたむにむに

太刀丸「わぁ!」
ディルさんとの距離が縮まって嬉しそう

咲蘭「………あ、はい。やはり走り回ってたんですね」

カルロ「まんじゅうとかそういう問題じゃなさそうだけど、もっと素朴なモンの方が喜ぶぜ」

+

ルヴェ「しかもとびきり面倒くせえ大精霊様だ。……うざい」
シフォンちゃんに飲み終わったカップを渡す
ルヴェ「そこのゴミ箱に捨ててこい」

ディル「とりゃっ!」
ゲーム機から飛び降りてタッちゃんにタッチする
ディル「よっしゃタッチ~!次タッちゃんがオニなー!」

リオ「……(やはりバカか……)。あれどうする?止める?」

ヴァニラ「素朴か……ならばウッドチェアのがいいか。木でできたものはいかにも素朴であるからうってつけだろう」

+

シラ「変わった精霊様もいらっしゃるんですね…」
シフォン「はーい♪」
ルヴェさんから降りてゴミ箱へ

太刀丸「オニ〜!」

咲蘭「……止めましょうか。…太刀丸!」
太刀丸「あ、さら姉〜!」
リオさん達の方に方向転換、走り出す

カルロ「ちょっとでけぇんじゃねぇか?」

+

ルヴェ「俺にもよくわかんねーけどな。あんな厄介な奴を飼ってる某勇者様もわけわかんねえ」
立ってどこかへ行こうとする

ディル「あれ?鬼ごっこ終わり?……ってわあ、すごい美人さんじゃないか!」
ディルも寄ってくる

ディル「はじめましてー、太刀丸のお知り合い?」

ヴァニラ「そうか……ならばミニチュアサイズのウッドチェアがいいな。手に乗るほどだ」

ミラ「あれー?ヴァニラじゃん!こんにちはこんばんは?」
ヴァニラ「む……?ミラとトビと……ら、雷兎だったか?今はこんにちはでいいと思うが……なんだその眼鏡は」
ミラ「えへへー買ってもらったの!」
海賊眼鏡をかけている
ミラ「あ!カルロ兄もいたんだね!なんか久しぶりに会った感じ!……?なんかいつもと違うね、髪切った?」

+

シラ「勇者様……ですか?……あっ」
シフォンが高速で帰ってきた!
シフォン「ルヴェお兄さん遊ぼうよ〜♪」
ルヴェさんに抱きつく

咲蘭「お知り合いより、家族に近いですかね」

太刀丸「おっきい〜」
リオさんをよじよじ登ってる

カルロ「飾りかよ………」

+

トビ「やぁ、ちょうど駄菓子屋さんに寄って帰ってきたところなんだ」
雷兎「………」
カルロ「…たしかに久しぶりかも知れねぇな。髪は切ってないぞ」

+

ルヴェ「わーーうぜぇーー、せっかくお前のいない間にトンズラしようと思ったのに」

ディル「家族……そうなんだ!オレはディルっていうんだけど、君は?」
リオ「うわあ、器用だなお前!?」
ディル「……あ、リオさんいつの間に」
リオ「最初からいましたが!?」

ヴァニラ「今帰りか、随分長くいたんだな」
ミラ「えっ!切ってないの!?そっかあ」
ヴァニラ「(カルロを迷わずカルロと呼んだな)……恐らく瞳の色が違うからじゃないのか?」
ミラ「あ、本当だ!すごい、カルロって目の色変えられるの!?」
めっちゃ近づいて目を見てる

+

シフォン「えー、ルヴェお兄さん酷い〜……。ほら、遊びに行こ〜♪」
引っ張る

咲蘭「私は咲蘭と申します。よろしくお願いします、ディルさん」
太刀丸「ながーい」
リオさんの肩に乗って横髪引っ張る

トビ「寄り道をしていてね」
カルロ「そんなにこっち見んな!」
後ずさり

+

ルヴェ「じゃあこんなひどいお兄さんには近づかない方がいいんじゃないか?……ひっつくならそこのチビにでもひっついてな」

ディル「咲蘭ちゃんか!いい名前、よろしく!」

リオ「いででっ、髪を引っ張っらないで!」
ディル「がんばれリオさん。……咲蘭ちゃんたちはこれからどこへ?」

ミラ「えーなんで!……あ」
ヴァニラに制された
ヴァニラ「それ以上は迷惑だろうからやめておけ」
ミラ「ちぇー……、あ!ヴァニラ見て見てー!お菓子いっぱい買ってもらった!……これ、雷兎が選んだの美味しいよ!」
ふがしである

+

シフォン「ルヴェお兄さんはいい人だも〜ん!シラちゃんは抱きついたら潰れちゃうよ〜」

咲蘭「ありがとうございます……。リオさんがお食事に誘ってくださったので、今から行こうかと。ディルさんもいかがですか?」

太刀丸「ぼうし!」
リオさんの帽子取って降りると、リオさんの足元くるくる回り始める

カルロ「助かったぜ、ヴァニラ……ふがしって……渋いな」
雷兎「……」
トビ「飴も買ったよ!よかったひとつどうだい?」

+

ルヴェ「……あー確かに潰れそうだなー。だからといって俺にひっつく理由にはならないな。あっはっは、相変わらずお前嫌いだわー」
シフォンちゃんにデコピン

ディル「お前、出会った早々にナンパとか何してんだよ」
リオ「お前には言われたくない……!あ、こら、それは取るなって」
タッちゃんを捕まえようとしてる
ディル「ま、オレもその食事に一緒してもいいかな?リオさんだけだと何やらかすか、わかったものじゃない」
リオ「何もやらかさねえって!お前じゃあるまいし」
ディル「オレ紳士だから」
リオ「どの口が言うんだすけこまし」

ヴァニラ「いいのか?……ならばありがたくいただこう」
飴とふがしもらう
ミラ「カルロ兄にもあげるー!」

ヴァニラ「…………うまい」
ふがし食べてる

+

シフォン「痛いー!」
ルヴェさんポカポカ
シラ「け、喧嘩はダメですよ……!」
あわあわしてる

咲蘭「食事は人が多い方が楽しいです」
太刀丸「すけこましー?」
ディルさん登ってる

トビ「駄菓子は美味しくて見た目も綺麗で素晴らしいね」
カルロ「お、おう……サンキュー(雷兎のだけどな)」

+

ルヴェ「ははっ」
笑ってる
ルヴェ「さてと、ゲーセンも飽きたしどこか移動するかな」

ディル「だよねー!食事は楽しまなきゃー!」
リオ「はあ……」
ディル「とりゃ!太刀丸ー!捕まえたぞー!こしょこしょしてやる!」

ヴァニラ「……あ、ありがとうな……雷兎。これはなかなか美味しいぞ」
目は合わせないけど
ミラ「かわいいよね!面白いし!ほら!これお金みたいでしょ?」
チョコです。カルロ兄に見せる

+

シフォン「ぶー……次はどこに行くの〜?」
ゆさゆさ

太刀丸「やだ〜!」
帽子をディルさんの顔に押し付ける
咲蘭「こら、太刀丸…」

雷兎「……」
カルロ「ホントだな……コレ見たらミラはそこら辺の金を食い始めそうだな!」
笑ってる
トビ「たしかに」
笑ってる

+

ルヴェ「さあなー、テキトーに歩くさ。風の吹く場所まで」
シフォンちゃんを落ち着かせて立ち上がり歩き出す

ディル「ぐえ!」
リオ「あーあーやめなさい。というか返せ!」
ディル「返せと言われると返したくなくなる」
リオ「お前なぁ!」

ヴァニラ「……何故金貨の中にチョコが入ってるんだ?金貨がもったいないな」
ミラ「えっ金貨も食べられるの?」
ヴァニラ「それは初耳だな。……もし食べられるとしたら魔石キャンディ以来の口に含んでも問題ない鉱物の発見ということにならないか?それは……気になる」
ミラ「おいしいかな!」
ヴァニラ「しかし魔石キャンディの例にとると無味無臭で……」
誰か止めて

+

シフォン「じゃあ僕も行く〜!」
シラ引っ張って着いてくる

太刀丸「………」
リオさん見て怖そうにしてる

カルロ「なぁ、トビ……ツッコミしてくれよ」
トビ「え、嫌だよ!専門外だしね!」
カルロ「雷兎は……ぜってぇやらねぇし」
雷兎「………」

+

ルヴェ「勝手にしな」

ディル「やーい金髪のっぽのキザヤロー!タッちゃんビビってんぞーー」
リオ「はっ!?えっと、太刀丸ごめんな!怖がらせるつもりはないんだ!」
ディル「うわダセェ」

ヴァニラ「む?そういえばふがし、とやらはもう残り少なくないか?……雷兎は食べたのか?」
急に戻ってくる

+

シフォン「わーい♪」
ルヴェさんに抱きつく

太刀丸「………」
ディルさんに抱きつく
咲蘭「ちょっとしたことで泣いてしまうので気をつけてくださいね。剣太郎が怒ってきますよ」

カルロ「うわぁ、追いつかねぇ」
トビ「ブランくん呼んでくるんだったね!」
雷兎「………」
カルロ「食ってねえぞ、見た感じ」

+

リオ「繊細だな……はあ……。太刀丸、驚かせてごめんな」
ディルにしがみつくタッちゃんの目線に屈んで頭ナデナデ

ヴァニラ「そうか……ならば最後の一つだ。お前が選んだのだろう?食べてみるといい、うまいぞ」
ふがしを雷兎くんに手渡した
ミラ「(あっ、ヴァニラ……雷兎は大丈夫なのかな?)」

+

太刀丸「……きざやろー」
ディルさんの言葉真似した!
意味は知らない

雷兎「………」
カルロ「雷兎はいけるのか?」
トビ「うーん……」

+

リオ「……ねえ、変な言葉覚えたんだけど」
ディル「キザヤロー」
リオ「やめて、ボクはキザヤローじゃない!リオだっ!」

ヴァニラ「…………わあっ!!」
雷兎くんが手伸ばしたその時、条件反射で腕引っ込めた。ので雷兎くんはふがしを取りそこねる!
ヴァニラ「わあっえっとすまない!これはその……本当にすまない!ええと……カルロ任せた!」
ふがしをカルロ兄に渡した

+

太刀丸「だせぇ」
また真似した!

雷兎「……」
カルロ「……ういーっす」
雷兎にふがしを渡す
トビ「うん!やっぱりダメみたいだね!」

+

リオ「タッちゃん、そういう言葉使いは真似しちゃいけないよ?」

ヴァニラ「た、食べないのか……?」
ミラ「わー!ならもらいたーい!雷兎、もらってもいい?」

+

太刀丸「ねぇねぇディル兄、だせぇってよくないことばなの?」
ディルさんの服ぐいぐい

雷兎「………」
カルロ「(どっちでもいいっていうやつだな)」

+

ディル「んーとな、それはリオさんに対してなら使ってもいい言葉だ!だけどな、他の人……例えばオレや咲蘭ちゃんに向かって言ったらそれはよくない言葉だよ。とっても悲しい気持ちになるから言っちゃダメだ」
リオ「おいコラ、ボクだって言われたら悲しいぞ。……咲蘭ちゃんからもこの白髪男になんか言ってやってよ!」

ミラ「ねー、どっち?いえす?はい?」
ヴァニラ「それどっちも同じ意味だぞ」
ミラ「あれ?そうだっけ?……じゃあ頷いた食べる!横に振ったら食べない!」

+

太刀丸「そーなの?」
咲蘭「……下品なことだけ覚えさせなければ大丈夫です」
太刀丸「リオ兄はだせぇで、ディル兄はかっこいいんだよ!お兄ちゃんに、かっこいいっていったらすごくうれしそうにするの!」

雷兎「………」
不動
カルロ「好きにしろってよ」
トビ「雷兎くんの心は大きいからね!」

+

リオ「ちょっと咲蘭ちゃん!?」
ディル「わ、まじでー?!タッちゃん、めちゃくちゃ嬉しいぜー!」
タッちゃんめっちゃナデナデ
リオ「ボクは!?ボクもかっこいいだろ!?」

ミラ「えへへ、ありがとう雷兎!」
雷兎くんの手を取ってぶんぶんしてる
ヴァニラ「よ、よくできるな…………」

+

太刀丸「えへへ!」
撫でられて嬉しそうに尻尾振る
太刀丸「リオ兄もかっこいいとうれしいの?」

雷兎「……」
カルロ「ヴァニラのがこっちから見たら凄いからな?」

+

リオ「そりゃあもちろ…………」
ディル「いやリオさんにはだせぇ方が似合ってるよ」
リオ「て、テメェ!!ボクもかっこいいって言われた方が嬉しいよ!?」

ヴァニラ「そ、そうか……?いや、カルロも人のこと言えないと思うがな……」
ミラ「でもなんでいらないの?だって雷兎が選んだんだよね?」
食べてる

+

太刀丸「じゃあ、ふたつとも!だせぇかっこいい!」

トビ「うん、二人ともすごい!」
カルロ「だって……」
雷兎「……」

+

ディル/リオ「それはいやだ!!」

ミラ「……?」
ヴァニラ「……まあいい。それよりここから何かするのか?」
ミラ「特に何も考えてない!ヴァニラは?」
ヴァニラ「大した用事ではないが、少し休憩室とやらを覗いてこようかとは思っている」
ミラ「休憩室!わあいきたーい!」

+

太刀丸「…………?」
首かしげてる

雷兎「………」
トビ「休憩室か、いいね」
カルロ「休憩室ってそんな遊ぶとこじゃないと思うけどな…」

+

ディル「……タッちゃん、オレはかっこいいだけでいいんだよ?」
リオ「ボクだって……むが」
顔押さえられた
ディル「そうだ!タッちゃんも、咲蘭ちゃんもお腹すいてない?立ち話もなんだし二番町に食べるとこあったから行かない?」
タッちゃんだっこしている

ミラ「何あるのかわかんないからこそ行くんだよー!」
ヴァニラ「好奇心旺盛だな。確か温泉の隣だったと思うんだけどな」
ミラ「雷兎ー!行こう!」
雷兎くんの手を引っ張ってく

フリス「うわあ、これ難しいね!」
フリス、コンちゃん、ブランくんはヘッド㌿のUFOキャッチャーの前にいた

+

太刀丸「じゃあ、だせぇはどうするの?」
咲蘭「言わなくていいってことです」
太刀丸「そうなんだ!……たっちゃんおなかすいた!はやくいく!」
じたばた
咲蘭「では、案内してもらえますか?」

雷兎「……」
カルロ「雷兎のやつ、懐かれてやがんな……」
トビ「雷兎くんはモテモテだね!」

ブラン「っていうかまずコレなんなの?」
剣太郎「売ったら高値で売れそうやな」
ブラン「売り値の問題じゃなくてですね……」

+

ディル「おっけい!……あ、そういやリディ姉に場所聞きわすれてたんだ!……まあテキトーに歩けばあるだろ!」
リオ「……それって、青いエリアにあったチュロスの店か?」

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