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03 ゲーセン編

ブラン「開きましたね……一応」
左端ラビー、右端ラビー

+

フリス「……」
真ん中…………鈴を加えたムーちゃん!が出たら真ん中だけまた回りはじめた
フリス「タッちゃんもっかいみたいだよ!」

ディル「……な、なんとかなったな」
一瞬びくっとするものの、そのままシフォンちゃんナデナデ
ヴァニラ「大丈夫かカルロ?」

+

太刀丸「もっかい〜」
連打

シフォン「えへへ……」
カルロ「酔いそうだぜ……」
ブラン「これで帰れますね……やっと」

+

フリス「ボタンは一回でいいんだよタッちゃんー」
もう一度止めると……ラビーの絵柄で止まった
『おめでとうございます!』
するとファンファーレが鳴り響き、台の下からメダルが130枚出てきた!
フリス「わ……!タッちゃんすごい!!揃ったよ、おめでとう!!」

ディル「これでゲーセン行けるぜ!!」
ヴァニラ「はあ……ようやくか……。リディアはいないようだが行こうか?」

+

太刀丸「そーなの?……わぁ、いっぱいでてきた!」
剣太郎「お〜!凄いやんタチ〜!」
太刀丸わしゃわしゃ
咲蘭「なるほど、メダルを貰えるのですね……では先程の機械はぬいぐるみを貰えるということでしょうか?」
シラ「他のもやってみますか?」

シフォン「楽しみ〜♪」
カルロ「(どさくさに紛れて帰ろ)」
ブラン「勝手に行って大丈夫でしょう、多分」

+

フリス「そういうことなのかな?うん、行ってみよう!……これ他の絵柄揃えたら出てくる枚数変わったりするのかな?」

ディル「行こうぜ!……?これは……花?」
勢いよく境内にあがると、室内に広がるシロツメクサが目に入った
ヴァニラ「まさか建物の中まで植物いっぱいとは……。本当に何があったんだ……」

+

剣太郎「かもしれへんな……ワイもっかいやろ〜」
スロットにメダル入れた
シラ「ひつじさん当ててみてください……!」
剣太郎「よっしゃ、任せろ〜」
咲蘭「私は他を見て回ってきます」
一人で歩いてった

カルロ「白詰草………」
ブラン「綺麗ですけど…なんとも言えませんね」
シフォン「ねーねー、早く行こ〜♪」
ディルさん引っ張る

+

フリス「コンちゃん!がんばれー!……ん?あ、咲蘭ちゃん行ってらっしゃい!」
スロットの画面見てる

ディル「あ、ちょっと……そんなに引っ張んなくても行くってばー」
ヴァニラ「白詰草というのか……綺麗だがな」
そんなとき花を見てるブランくんの真横から……
リディア「ばあ!ター!」
リディアが現れた!

+

剣太郎「おらぁー」
押しまくってる
太刀丸「おにいちゃん、あたってない〜」

ブラン「うわあああ!?」
尻もちついた
カルロ「げっ、さっさと帰ろ」
足早に歩く

+

フリス「がんばって!……そうだタッちゃん、一緒にぬいぐるみ取りに行こうよー」

ディル「……これ、どうやったら開くの?」
ドアの前に立ってる
ヴァニラ「はあ……いたのかリディア」
リディア「いました!三億五千年の前からいました!あははー、ごめんねブランくん」
ブランくんに手をさしだす

+

剣太郎「当たらん!!!」
太刀丸「ぬいぐるみ?ほしい〜!」
じたばた
シラ「私は何をしましょう……」

カルロ「力づくだ」
ブラン「はぁ………二回目ですよ」
リディアさんの手をとる

+

フリス「わかったよー、だから暴れないでねー」
だっこしてる
フリス「シラちゃんもくる?それかコンちゃんといる?」

リディア「えへ、ブランくんってば反応面白くて~」
ふざけたりせずちゃんと立たせる
リディア「近づくはやめてー、壊れちゃう!冗談抜きで異空間で体真っ二つとかなるから気をつけてねー」
ディル「どうすんの?」
リディア「ピッ」
ディル「ピッ?」
リディア「ポッ?」
ディル「パッ!」
ヴァニラ「……つまりカードを翳せということだな」
リディア「そういうこと!」

+

太刀丸「は〜い!」
大人しくしてる
シラ「そうですね……私もどこか見て回ってきます!」

ブラン「はぁ…」
カルロ「お前らそれでよく会話成立するな?」
シフォン「ピッ!」
カードをかざす

+

フリス「そう!じゃあ……またあとで合流しよう!二番町の入り口とか。コンちゃんのも見てたいけど、他も見てみる!コンちゃんはどうする?」

リディア「愛のシンパシーよ」
ヴァニラ「却下」
リディア「えー!」
シフォンちゃんのカードでドアがあいた!
ディル「よっしゃー!レッツゴー!」
シフォンちゃんとディルは先に飛び込んだ

+

シラ「はい!」
剣太郎「ワイもこれやったら適当に回るわ〜!」

カルロ「はぁ、こういうのはあいつらはえぇな」
ブラン「のんびり行きましょう…」

+

フリス「わかった!じゃあ……後で報告聞かせてね!よし、タッちゃん行こうか!」

ヴァニラ「はあ……そうだな。本でも読みながら茶を嗜みたい気分だ」
リディア「うんうん、みんな楽しんできてね!行ってらっしゃーい!」
ヴァニラ「……ああ。案内してくれてありが…………」
リディアはすでにいなかった!
ヴァニラ「……」

+

カルロ「もういねぇな……。ディルもいねぇことだし帰ろ〜っと」
ブラン「引き戻されそうですけどね……」

+

ヴァニラ「いずれにしてもここは通らねばならないからな。……厄介事なくのんびりできるならそれでいいんだが……」
ブラン「ですね……」
カルロ「部屋で寝たい…」

ヴァニラ「わたしも寝たいな……。……うーむ、確か浴室の近くに休憩ルームというのがあったと思うのだが、何があるのだろうか。気になるところではある」

――二番町。
ディル「到着!……おお、ここは確かにオレが飛び込んできた場所にちがいない!」
入り口前に立った
ディル「……なんか、すごい久々に戻ってきた感覚!」

+

ブラン「へぇ、そんなところが……行ってみますか??」

シフォン「わー!すごい♪早く行こ〜♪」

+

ヴァニラ「せっかくだし……覗くくらいなら構わないだろう。カルロも行くか?」

ディル「よし行こーー!」
緑のエリアに出る
ディル「ん?あれは……」
スロットやってるコンちゃんを発見

――紫のエリア。
今は誰もいないらしい。ルーレット盤やダーツ盤、ビリヤード台まであるここはいわゆるカジノのようであった

+

カルロ「おう、行ってみるかな」

シフォン「あ、コンちゃ〜ん♪」走ってく

咲蘭「………」
適当に見てる

+

ヴァニラ「決まったな。じゃあ行こうか」
ドアにカードをかざして二番町へと向かった

ディル「あ、シフォンちゃん!ちょっと待って……って速い!あーもう、頼むからオレ以外に被害を振りまくなよ?……おーいコンタ!何してんだ?」

リオ「……あれ?先客がいたんだね。こんにちは」
話しかけた

+

剣太郎「お、シフォンとタラシやん!……なんかこれ絵柄合わせるゲームみたいなんやけどな、揃わへんねん」
シフォン「何それ〜!面白そう、僕もやる〜♪」

咲蘭「こんにちは」
軽く頭下げる

+

ディル「すげえな、絵合わせゲームが自動で……これメダルで動くのか?」

リオ「初めまして、だね?ボクの名前はリオだ。君は?」

+

剣太郎「せやで〜、タラシもやるか?」

咲蘭「私は咲蘭と申します。よろしくお願いします、リオさん」

+

ディル「やってみるー!」
メダル入れて回してみる
ディル「……でどうやんの?」

リオ「咲蘭ちゃんか、よろしく。君もここへ遊びにきたの?」

+

剣太郎「そこのボタン押すんや、んだらぐるぐる回ってんのが止まるで」
シフォン「へぇ〜♪えいっ!」
勝手に押した

咲蘭「まぁ、そうですね……」

+

ディル「あ、本当だすげえ!これはラオくん?シフォンちゃん全部押しちゃえ!」

リオ「そうなんだ。……どれかやってみるかい?」
ラビーが持ってきたトレーにメダルを三枚置くとダーツの矢を一本もらえた
リオ「ここは自分の好きな枚数だけメダルを賭けることができる、いわゆるカジノのようなものか」
ダーツを一本投げる、とそれはまっすぐド真ん中へと突き刺さった
リオ「刺さった場所によって賭けた枚数の何倍かもらえるんだろう。どう?」

+

シフォン「わ〜い!」
全部押した!

咲蘭「なるほど………一度試してみます」
メダルを一枚だけ出す

+

絵柄はラオくん、ムーちゃん、ラビーだ!
ディル「あちゃー全部違ったな!よし今度はオレの番!」
メダル入れたら回り出す

リオ「真ん中は十倍らしい……でも微妙にズレてたのか」
メダル5枚ゲット!
リオ「思ったよりも的は狙いにくいみたいだよ。がんばってね」
ラビーは咲蘭ちゃんに一本矢を渡す

+

剣太郎「お〜、残念やな」
シフォン「わー」
勝手に押した!

咲蘭「ダーツなんて、やったことないのですが……。ありがとうございます」
ラビーちゃんから矢を受け取ると狙いを定めて投げる。
中心からちょっとズレたところに当たった

+

ディル「あー!ちょっとシフォンちゃん!!」
絵柄はムーちゃん
ディル「じゃあ端っこから……」
右端を押すと、ムーちゃん!
ディル「よし、真ん中」

リオ「…………おお」
思わず言葉が出てこないが、拍手する
リオ「すごいな……まさかやったことある?」

+

剣太郎「せいやっ」
ディルさん押す前に押した

咲蘭「いえ、初めてですけど。刃物を投げるのは得意です」

+

ディル「あああっ、ちょ、おまっ!!」
揃った絵柄は……鈴を加えたムーちゃん!もう一回回り出す!
ディル「うわ、なんだこれムカつく!!よし今度こそ……」

リオ「あ、なるほどね。それならダーツは得意かも。じゃあこっちは?」
そう言って立てかけてあったビリヤードのキューを手に取る

+

剣太郎「おお〜、惜しい」
シフォン「えいや〜♪」
またディルさん押す前に押した

咲蘭「……なんですそれは?初めて見ました」

+

ディル「うわああ!ちょ、なんなの、オレに恨みでもあるの??」
そして揃った絵柄は……
……パンパカパーン!!
ファンファーレが鳴って、メダルが530枚じゃらじゃら出てくる!
絵柄はムーちゃんが揃っていた

リオ「ビリヤードを行うためのキューだよ。……うーん、見たら早いかな?」
そう言うとリオはメダルを330枚ラビーに渡す。すると、ビリヤード台に九つのボールと白い手球が現れた

+

シフォン「やった、当たった〜♪」
剣太郎「おお、凄いやん!タラシ、シフォンにやらせてよかったなぁ!」

咲蘭「ビリヤード……?」

+

ディル「……なんかいまいち納得できないけど、ありがとうシフォンちゃん!!」

リオ「うん、そう。この白い玉で台の上のボールを順番に隅の穴へと落とすんだよ」
リオは腰を曲げた奇妙な体勢のまま、キューで手球を弾いた
転がった手球はのボールに当たり、台の上に散り散りとなる

+

シフォン「えへへ!飽きたから他のもやろ〜♪「ディルさん引っ張る

咲蘭「変わった遊びですね……。順番に入れるなんて、難しそうです」

+

ディル「あ、飽きたって早いな!?……んじゃ、コンタも来いよー!」

リオ「そうだね、なかなかにテクニックがいるかも?……まずはだな」
また腰を曲げて、手球をつく。白い玉はのボールに当たり、ポケットへと落ちる
リオ「必ずついていいのはこの手球だけ。他をついてはいけなくて、白い玉を落としてしまってもダメなんだ」
次々と狙いを済ませてついていく。見るも鮮やかに次々とポケットへ落ちていく

+

剣太郎「へいへい!」
追いかける
シフォン「あ、あれ面白そう〜♪」
お菓子の入った機械を指さす

咲蘭「そんなルールがあるんですね。リオさんはテクニックあるんですね、家に台があるんですか?」

+

ディル「お?なんかいっぱいキャンディ入ってんな!……これもメダルを入れんのかな?」
入れてみる

リオ「家に?いや、さすがにビリヤード台はなかったなー。ボクの住んでたところの近くにこういうところはいくつかあったよ」
そしてリオは最後の9のボールをポケットに入れた
ファンファーレが鳴り、何倍にもなったメダルをラビーから受け取る

+

シフォン「キャンディ欲しい〜♪」
剣太郎「飴ちゃん貰えるんか?メダルやなくて」

咲蘭「家の近くに……すごいですね。リオさんは賭博が得意なんですね」

+

ディル「みたいだなー。これもボタンか?」
押してみると中にあるアームが動き始めた
ディル「!?す、すげえ……」

リオ「あはは、結構グイグイ来るんだね咲蘭ちゃんは。嫌いではないよ」
キューをそのまま咲蘭姉に渡す
リオ「今のはもっともスタンダードな『ナインボール』というものだよ。せっかくだし、やってみる?教えるよ」

+

剣太郎「おお、動いた!」
シフォン「わー、キャンディ取って取って〜!」

咲蘭「そうでしょうか?普通だと思いますが。……できる気がしませんが、やってみます」

+

ディル「……よーし」
もう一つのボタンを押すとアームが下のキャンディをすくう
ディル「おっ、いけそう……」
そしてそのまま動く床にすくった飴を落とすと……飴が三つほど落ちた
ディル「うわああ、すげえ!とれた!!」
一枚のメダルで三回プレイできるらしい

リオ「まあボクとしてもいっぱい聞いてくれるのは嬉しいよ」
ラビーにメダルを30枚渡すと九つの玉と手球が現れた
リオ「まあひとまずやってみたらいいんじゃないかな?」

+

剣太郎「うおおお!凄いやんタラシ!!」
シフォン「三つも取れたよ〜♪もっとやってやって〜!」

咲蘭「これ、打ち方とかあるんですか?」

+

ディル「やったぜ!!よーし……」
もう一回やってみたら、一個だけ取れた!
ディル「あー……これ押せばいいっつーもんじゃねぇんだな。タイミングが重要っぽいな」

リオ「あるよ。……まずは持ち方からかな。咲蘭ちゃんはどっち利き?」

+

シフォン「そうなんだ〜……もう一回〜!」

咲蘭「持ち方……私は右利きです」

+

ディル「これがラストだな!」
ボタンを押してアームを動かす
ディル「……ここかな!」
さらに押すとキャンディが動く床に落ちて……なんと手前の塊がごっそり落ちた!キャンディを5つゲットした
ディル「よっしゃー!見たかー!」

リオ「そうか……とすると、右手でグリップを持ってね。中指と親指で持つんだよ、あとの指は添える」
あと、聞き手じゃない方のブリッジの使い方や打つ時のフォームも説明してくれた

+

剣太郎「うおおおお凄っ!!」
シフォン「ディルお兄さんさすが〜♪」

咲蘭「なるほど、ありがとうございます。……こうですかね?」
キューを構えてみる

+

ディル「へへん!どうだ!……全部シフォンちゃんにあげるよ!」

リオ「うん、そうだね。それで球の中心を狙って素早くつく。まっすぐつくのは難しいよ?」

レンカ「……っておい!寝てんじゃねえか!」
タルトを持って寝室にきて第一声がそれだった

+

シフォン「いいの〜?ディルお兄さんありがとう〜♪」
ディルさんに抱きつく

咲蘭「中心を素早く……」
玉を突く

ベッドに頭乗せて寝てる。みかんはツェザーリの横に積み上げてある

+

ディル「……あはは、当たり前だろー」
ちょっとぎこちなく笑う

打ち出された球は、まっすぐに転がった……ように見えたが、僅かにズレて正面ではない別の数字のボールに当たった
リオ「あらら、少し中心からズレちゃったかな?でも筋はいいと思う!」

レンカ「はあ……ったく、タルト食っちまうぞ」
ひとまずそのへんにあったタオルケットをシャルロくんにかけて、椅子に座りながらタルト食べる
レンカ「(……お姉さん、かぁ)……うまっ」
剣太郎「あらら、タラシあんまり喜んでないやん」
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