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02 探索編

ヴァニラ「そんなもの信用なるか。いや、でも、もし本当にもふもふが出てくるのなら全てシャルロに任せよう……」
フェオ「……ヴァニラ?」
ヴァニラはめっちゃ距離を取って攻撃態勢
フェオ「もふもふとも限らないよ?(ヴァニラ、面白いなぁ)」
ヴァニラ「もしも化け物の類なら迎撃する」
フェオ「(壊す前提ですか)」

+

シャルロ「……任せてください………」
軽く構える
ブラン「(え、ホントに壊すの???)」
シャルロ「……えい」
扉を思いっきり蹴った

+

蹴られた建物全体が大きく揺れる
フェオ「うーん、全然壊れないね?」
ヴァニラ「……頑丈だな」
フェオ「ちょっと安堵してる」
ヴァニラ「なかなか壊れなくて残念だ」
フェオ「……」

+

ブラン「建物こんなに揺れる時点で怖いですけど」
シャルロ「あれ……」
何度も蹴ってる

+

ヴァニラ「ならばやはり他のところに行く方がいいのだろう、早くこの場から離れ……」
フェオ「でも待って……?なんか、地面も揺れてない?」
ヴァニラ「何?……確かにそうだな。シャルロ、地面は壊さなくていいんだぞ?」

レンカ「よっ、と」
それから、レンカとツェザーリは長い落下の後。ニーちゃんの上に着地した
レンカ「なんだ、全然余裕の高さだな?」
それはあなただけです

+

シャルロ「うーん………壊れないや………。あ、地面に穴掘って、建物の下から入るのは………」
ブラン「はい、ほかの場所に行きましょう!」

ツェザーリ「急に飛び降りるな………せめて合図をしてくれ」

+

フェオ「シャルロって、どうしてそんな侵入方法思いつくんだか……」
ヴァニラ「さあ、行こう。……?この先は広場のようになっているのか」
フェオ「それにしても三番町にある建物はどれも高いよねー」
ヴァニラ「そうだな……誰かが住んでてもおかしくないくらいだな」
フェオ「ミラが好きそうだなぁこういう……入り組んだ道。かくれんぼしよう!とかいいそう……」

レンカ「ん……?あ、悪ぃ……舌噛んだか?」
とりあえずニーちゃんの上から降りる
レンカ「こりゃまた広い場所だな……探索しがいはありそうだけど。……でもなんだろう変な感じ?なんかもわーーってする?」
それはきっと精霊が飛び出した影響で空気中の魔力が増えたのかな?精霊の影響だと思ってください

+

シャルロ「………なんでだろうね……?」
ブラン「はぁ……。かくれんぼか、シフォンもやりたがりそうだな〜。でも本当に誰か出てきそうですね!」

ツェザーリ「噛んではないが…」
同じくニーちゃんから降りた
ツェザーリ「確かに何か変な感じがするな……。こんな広いところでフェオ達を探すとなると骨が折れる」

+

ヴァニラ「景観はとても綺麗だがな……む?綺麗な景観を壊すのはよくないな?」
フェオ「それ、今更じゃないかなヴァニラ」
ヴァニラ「……」
フェオ「いや、でも出てくるとしたらリディ姉かムーちゃんぐらいしか思いつかないけどなぁ」

ヴァニラ「そういえば、揺れが収まったようだが、この空間の魔力バランスがおかしいような……」
『ばあ!』
フェオ「!??!?」
そんなことを言ってると、目の前に小人が現れた。そしてそのままヴァニラに抱きついた
ゲノムス『あははー、やっぱり強い魔力を辿ってみればエルフっ子いたンだ!』
ヴァニラ「っ?!な、何者だ貴様は!?」

レンカ「ま、ツェザなら大丈夫だろうとは思ってたから大丈夫さ!……うーんどこから行こうか?」

+

ブラン「確かに……ちょっと変な感じが………ってわあ!?!?」
シャルロ「…………?この人もリディアさんの召喚獣かな……?」
ブラン「違うと思いますけど!?……なんか八咫さんみたいな人だなぁ……。女の人好きそう」
ゲノムスさんつまみ上げる

ツェザーリ「はぁ………。どこかで待っていた方がいいかもしれないが……なんせこの広さだからな…」

+

ゲノムス『失礼なンだ!おらを召喚獣なんかと一緒にするんじゃないンだ!えへへー、ちょっと薄いけどあんたもエルフなンだ?』
一瞬だけ砂となってのがれると、ブランくんにも抱きつく
ゲノムス『おっと、紹介が遅れたンだ!おらはゲノムス、勇者サマにお仕えする地の精霊なンだ!女性好きそうだなンて、節操ない水女と一緒にするんじゃないンだ~』
ヴァニラ「地の精霊だと?」
フェオ「精霊……」
ゲノムス『……ああ。あんたらのところの精霊とはまた概念が違うからそこんとこは理解するンだ!』
ヴァニラ「……」

レンカ「うーん……。そんでこの蛇はなんなんだ?」

+

ブラン「えっ!?……砂になった……(エルフが好きなのか)失礼なこと言ったのは謝りますけど、水女って誰です?」
シャルロ「……精霊とかよくわかんないや………」

ツェザーリ「さぁ………リディアさんがクッション代わりにでも置いたんじゃないか?攻撃してこないし……」

+

ゲノムス『……知りたいンだ?』
フェオ「なんとなく嫌な予感するので聞いておきたいです」
ゲノムス『そりゃ、地の精霊がいたら水の精霊くらいいるンだ!』

ヴァニラ「……では何故その精霊がここにいるんだ?さっきの揺れはお前か?」
フェオ「(そういえば勇者サマって……もしかして、カズトさん?)」
ゲノムス『ン!鋭いなぁ、精霊の加護を受けた素敵なお嬢さん?』
ヴァニラの前にくるとどこからともなく一輪の花を出現させて手渡した
ヴァニラ「っ!?」
ゲノムス『んー、あの水女や騒音娘みたいにゲスいことは言いたくないンだが……あんたはすごく綺麗なンだ』
ヴァニラ「な、に……?」
悪意ある言い方にちょっとゾッとした

レンカ「……でかいなぁ」
リディア『その子はアタシの友達のニーちゃんだよ!』
レンカ「っ!?……リディアか」
鈴から声が聞こえる、だいぶ慣れた

+

ブラン「いや、そんなこと言われても全ての精霊がここにいるとは限らないじゃないですか………あ、揺れシャルロさんのじゃなかったんだ……って、あなたも結構ゲスいですよ」
シャルロ「……花出せるんですね………アエリアみたい……」

ツェザーリ「……それより、どこにいるんです?」

+

フェオ「まあ、確かに。でも水の精霊さんいるんだね……会ってみたいような、やめといた方がいいような……」
ゲノムス『んー、そうなンだ~。水の少年はあいつが好みそうな面と性格なンだ!覚悟するンだ!』
フェオ「は、はい…………?」

ゲノムス『あはは~、他の奴らよりはマシなンだ~!でも魔力が多ければ多いほど、綺麗な花はさくンだけども……まあまあ、冗談はさておくンだー』
ヴァニラ「……冗談に聞こえん」
ゲノムス『んー、植物を扱うエルフっ子かぁ。あの子はおらの好みなンだ!』

リディア『それを言ったらおもしろくないじゃーん!……あ、今カズくんもアタシの隣で寝てるからおいでねー!』
レンカ「えっ、カズトが?」
リディア『でもヒントだけはあげちゃう!リディアさん優しいの!……目覚まし時計の白い虎。眠り亀の宝物。みんなと違うお星様……アタシはその先にいるよー!』
レンカ「……どういうこった?」
リディア『まあまずはニーちゃんの後ろの神社で鈴を鳴らしてみてね!アタシからの出血大サービス!じゃあ、頑張って!』
レンカ「あ、おい……」

+

ブラン「ってことは水の精霊さんは相当ゲスいんですね………」
シャルロ「………?アエリアに会ったこと……あるんですか…?」

ツェザーリ「(別に楽しみに来てるわけじゃないんだが)カズトがあの人の隣で寝るってことはなんかやられたんだろうな……。とりあえず、神社に行ってみるか?」

+

フェオ「うわあ……遠慮しておこ……(いざとなったら誰か身代わりにして……)」
ゲノムス『会ったことはないンだ!ただ地に足つけて生きている者はみんな兄弟であり家族なンだ!ましてやおらの司る大地の力を使うなんて、知らないわけがないンだ!』
ヴァニラ「……お前という人となりはわかった。では何故ここにいる?」
ゲノムス『んー、おらはいっぱいいっぱいお話しがしたいンだ!だから勇者サマの抑止をふりきってこっちに遊びにきたンだ!』
いつの間にかブランくんにくっついてる

レンカ「うえ?なんかやられたって……?あのカズトが?……あいつどこでも寝るからあんま危機感ないんだけど……。……とにかく行ってみっか」

+

シャルロ「……フェオ、悪いことは考えちゃだめだよ……?………アエリアと兄弟だったんですか……?」
ブラン「そういう意味じゃないと思いますけど!……話がしたいだけに来たんですか……。それと、くっつかれると歩きにくいんで……」
ゲノムスさん掴んで自分の肩に乗せた

ツェザーリ「カズトが嫌いな人の傍で寝るとは思えないな………それに、なんとなくあいつの性格分かってきた。……リディアさんのところに着けばフェオ達とも合流できるだろうし」



フェオ「……なんのこと?」
ゲノムス『水の少年は裏表があるンだ!……おらもたまにはこっちの探索もしたいンだ!あははー、たかーい!』
足をパタパタしてる
ヴァニラ「……ならリディアの居場所も知ってるか?」
ゲノムス『知ってるンだけど、まだいいかなーと思うンだ!』
ヴァニラ「……」
フェオ「無言で魔導書構えない」



レンカ「それは……言えてるな。……ツェザ、お前すげえな」
そしてのそのそとニーちゃんはその場から動く。その後ろから鳥居が出てくる
レンカ「ありがとうなニーちゃん(?)。……そーだな、まあなんとなくリディアの側だったら死んではいないと思うし、ゆっくり行こうか」



シャルロ「表裏……?オレにはないんですか?」
ブラン「シャルロさんは表しかないですね、はい(ゲノムスさん、子供みたいな人だなぁ)まだいいってどういう意味ですか?」



ツェザーリ「……そうか?……わざわざ蛇で入口を隠してるのか……。死んでるか生きてるかか……せめて怪我あたりから気にしてやってくれ」



ゲノムス『あはは、じゃあどういう意味だと思うンだ?』

レンカ「クッション代わりだけじゃなかったんだな、普通こんなでかい蛇とかいたらびびるんだけどな……。うーん、そっか……でもさ、あいつが怪我してるとことか見たことねえんだ。すぐ治っちまうし!……死んでるとこも想像つかねぇっていうか、あいつなら大丈夫だって思ってるからなぁ。心配なのは空腹でぶっ倒れていないかってことぐらいかな!」



ブラン「……………自力で探せ?」

ツェザーリ「まぁ確かに、あいつが死ぬなんてないだろうな。……空腹で倒れる方が怖いな」



ゲノムス『……うん、半分ハズレなンだ!』
ヴァニラ「……こやつが言いたいのは恐らく……、もう少し遊んでからでもいいかな。のまだいいか、だろう?わたしたちを積極的に助ける輩には思えんしな……」
ゲノムス『おお!正解なンだ!さすが聡明な娘っ子!』
フェオ「僕たちリディ姉のとこに行きたいんだけど……」
ゲノムス『おらが満足したら連れてってやらんこともないンだ!』
ヴァニラ「きっとロクでもないことに決まっている」

レンカ「本当にな……。っと、神社の中まできたな?なんで建物の中に神社が……」



ブラン「遊んでからって………まぁ急ぎじゃないしいいのかなぁ。どうすれば満足するんですか?」

ツェザーリ「何処にでも神社を置けばいいというものでもないんだけどな……景観に合ってなさすぎだろ」



ゲノムス『よくぞ聞いてくれたンだ!……それこそ、あんたがここで綺麗な花になってくれるンなら考えるンだけど……』
ブランくんの頬に触れると、そこから花の蕾が現れて、花を開かせた
ヴァニラ「っ!?ブラン!?」

レンカ「全くだな……。えっと鈴を鳴らせ?だっけ?……あれか」
境内を指差す



ブラン「………!?」
シャルロ「………花……?」
ブラン「綺麗な花になるって……嫌ですよ!?」

ツェザーリ「………これを鳴らせばいいんだな」



フェオ「あなた、何してるんですか!?」
ゲノムス『あははー、落ち着くンだ!命あるもの全て死する時は大地へ還るンだ、ならちょっと還るのが早くなるだけ……』
ヴァニラ「そちらの精霊とやらは随分危険思想が多いようだな……」
魔導書を構えて魔力を溜めている
ゲノムス『わーこわいンだ、ちょっとからかっただけなンだ!』
みんな反応を見て満足そうに、ブランくんの頬から花を引っ込めさせた
ゲノムス『……だから言ってンだ!おらは他の奴らよりゲスいことはしないンだ!おらはみんなとお話しがしたいだけ!』
フェオ「信用ならない……」
ゲノムス『警戒するのはいいことなンだー。いい刺激にはなったンだ?』

レンカ「お参りみたいだ……賽銭とか入れんだっけ?」



ブラン「………はぁ……からかいのレベルが高すぎますよ……。あなたよりゲスいのならすごい人なんだろうな、ある意味……」
シャルロ「……お話………何しますか………?」

ツェザーリ「これはきちんとお金を入れるべきなのか?」
一応銅貨投げた



ゲノムス『そうだなぁ、あんたらのことを知りたいンだ!まあせっかくだし座ってお話ししたいンだ!』
ブランくんの肩から飛び降りると、ブランくんとヴァニラの手を取って走り始めた
ゲノムス『えへへ、エルフっ子が二人もいると嬉しいンだ!』
ヴァニラ「ちょっと、待て!?」

フェオ「あー……行っちゃった……。なんであんな懐いてるんだろ……、僕たちも行く?」

レンカ「よし鳴らそう」
お参りの作法なんぞ知らないレンカだった
鈴の音が鳴り響く。すると、閉じた襖が開いた
レンカ「!?……びっくりした」



ブラン「はっ!?えっ……ちょっと、どこ行くんですか!?」

シャルロ「………二人と遊びたそうだから、邪魔しちゃ悪いよ……」
のんびり歩いてる

ツェザーリ「めちゃくちゃだな………中に何かあるか?」



フェオ「だねぇ……。精霊って気まぐれなんだね……」

レンカ「大御堂、って感じか?」
襖の中に入っていく
レンカ「……さすがに仏像は無いんだな。広いな」
大御堂の床に何か光る物が落ちていた。……鍵だろうか?



シャルロ「………よくわかんないけど、大変だね………。で、どうしよっか……?」

ツェザーリ「何だあれは……?」
鍵を拾う
ツェザーリ「どこで使うんだ?」



フェオ「とりあえず二人は追いかけようか……あの精霊さんは放っとく方が危ない気がする……」

レンカ「なんか真っ白な鍵だな……。どっかで使うんじゃないか?……リディアの言った暗号の手がかりかな……?確か白い虎がどう、とか」

ディル「……リディ姉、見失ったな」



シャルロ「そうだね………」

ツェザーリ「とりあえず、その場所まで行かないとな……」

カルロ「はぁ、腹減った……」



レンカ「……どこに向かえばいいんだ?」
何かないか、大御堂を見て回っている

ディル「それな!!!……朝からなんも食ってねえもんな!!!あー……もうなんか食ったら寝そうだから、なんも食べなくても行けそうな気がする。とりあえず……どこここ?」
辺りは相変わらず細い道と高い建物が立っている



ツェザーリ「地図があればいいんだがな……この辺にあったりしないだろうか」

カルロ「広すぎてもう分かんねぇよ。俺は疲れて寝そうだ……てか寝よ、10分寝かせろ」
座って建物にもたれる



レンカ「地図か……。んー本棚?」
本棚から一冊の本を取り出す。開いてみるが、文字が細かくて読めない!
レンカ「うわ」
それでもある一頁にピンク色で手書きでなにかが書かれている。そのままツェザさんにパスした

『東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武』と書かれている!

ディル「あ、おい……ったく、オレはこの辺見てくるぞー……っ!?」
ディルが振り向こうとした時、何かで口を塞がれた。……女の子の顔が目の前に。
そして離れた
ディル「えっ……えっ?」
シルフィ『へへー、これぞ辻斬りならぬ辻キッスっすね!ごちそうさまっす』
さすがのディルでもキョトンとしてる



ツェザーリ「本………?これは、四神の名前だな……何の意味があるんだ……」

カルロ「…………」
そんなのよそに寝ました



レンカ「四神?……んと、なんて書いてあるんだ?」

ディル「え、えっと、君は……?」
シルフィ『通りすがりのキス魔っす!職業は風になってるっすよぉ』
ディル「え、えと……」
シルフィ『アタイが誰かわかんないっすか?あんなにいつもいつも毎日のようにこうして唇を重ねているというのに!』
ディル「ごめん……わからない……」
シルフィ『まあまあ、あの少年ならアタイを知ってるはずっすよ?……おおちょうどよくおやすみグンナイしてるっすね!魔力は抜かれてるみたいっすけど、寝込みは襲うものっすね』
ディル「ちょ、ちょい待ち。目の前で襲うってんなら止め……っ」
咄嗟にまた唇を塞がれた
ディル「(今見えなかっ……)」

すると急に息苦しくなり、思わず少女を突き飛ばした。……のだが、自分の腕は少女をすり抜けてしまった
頭がクラクラしてきて、ディルはその場に座り込む
シルフィ『言ったっすよ?アタイは風だと。君の空気を少し奪ってあげたんで、いわゆる酸欠っすね!そこで見ててほしいっす』
シルフィはそのままカルロ兄に飛びついた。両手壁ドン!
シルフィ『はーい少年、おやすみのところ申し訳ないっすけど、おはようございまっす!』
そのままカルロ兄に顔を近づけた



ツェザーリ「『東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武』だな」

カルロ「…………んだよ、まだ10分経ってな………」
ここで一瞬フリーズ
カルロ「うああぁぁぁぁ!?またお前か!?どけ!!どうせろくなことしねぇだろ!」



レンカ「なるほど……知らねえ、なんだそれ。方角か?せいりゅ?びゃこ?」

シルフィ『やあ少年!覚えてくれたんっすね!光栄っす!それではお目覚めのキスを……』
そのまま、唇を重ねてすぐに離れた
ディル「(やっぱり、知り合いなのな……)」
シルフィ『いやぁやっぱり君は何度たずねても面白いっすね!』



ツェザーリ「……知らないのか。方角を司る神のことでさっき言った青龍、白虎、朱雀、玄武をまとめて四神という」

カルロ「嫌でも覚えるわ!はっ!?目覚めのキスなんていらね………」
顔真っ赤にしてフリーズ
カルロ「俺は楽しくないから訪ねて来んな!!!あいつのとこ行けよ、女大好きだし!」
ディルさん指さす



レンカ「へえ……そういう神様もいるんだな。……これが何を表してるんだ?確か『目覚まし時計の白い虎。眠り亀の宝物。みんなと違うお星様』……だったか?これと何か関係するのかな」
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