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02 探索編

フェオ「中に入るって言っても、なんかいっぱい入り口があるからわかんないね……」
ヴァニラ「……街灯にたくさん鳥のモチーフが飾られているな」
フェオ「ほんとだー綺麗だね!」

+

シャルロ「なるほど………」
ブラン「建物自体いっぱいあるからね……なんで鳥なんだろ?」

+

フェオ「壁の模様も鳥だね?」
ヴァニラ「鳥づくしだな……何か意味があるのか?」
フェオ「とりあえず片っ端から開けてみる?」
一番近くのドアに近寄り、ドアノブをひねる。
フェオ「開かないなぁ……」

+

ブラン「意味かぁ……分かんないなぁ。え、開かないの?」
シャルロ「…………壊す?」

+

フェオ「い、いや!その選択肢は最終手段だと思う!」
ヴァニラ「開いてるところから入ればいいだろう。隣はどうだ?」
ドアノブひねってみる、が開かない

+

シャルロ「うん………じゃあこっち」
ブラン「こっちはどうかな」
付近のドアノブひねりまくる

+

しかし、ことごとくあかない!
フェオ「開かないねー」
ヴァニラ「何か鍵が必要なんだろうか」
周りを見て見る。よく見るとドアの上には五芒星が描かれている
ヴァニラ「(星……?いったいなんの意味が……?)」

ディル「そんで、戻ってきたわけですが!!!」
残念ながら蛇はそこにいた!

+

シャルロ「やっぱり壊した方が………あっ」
ドアノブひねりすぎて取れた
ブラン「ああああああ!!!!何してるんですか!!……はぁ、鍵ですか……」

カルロ「なぁ、さっきもそうだったけどお前誰に言ってんの?」

+

フェオ「わあ……シャルロに任せたら開けられる扉まで入れなくなりそう……」
ヴァニラ「……ドアノブを逆に回したんじゃないのか?よくあるな」
フェオ「よくあることじゃないよ」
ヴァニラはもう一つのドアノブを回す、がやはり開かない
ヴァニラ「(……このドアだけ、六芒星のドア……。なんかありそうだが開かないか、覚えておこうか)」
そっとドアに目印をつけておいた
ヴァニラ「……ひとまずシャルロが全てを壊してしまう前に別の場所も見てみよう」



ディル「はあ?そりゃもちろん、健全なる視聴者様に…………」
メタ発言は許しません!
ディル「……で、どーする?やっぱりいらっしゃいましたけど?」

+

シャルロ「大丈夫、ドアノブ取れても扉壊せば………」
ブラン「大丈夫じゃない!!……全部開かない気がしますけど…」

カルロ「お前何言ってんだ?………そりゃ、強行突破だろ」

+

ヴァニラ「……行くぞ」
先に歩いてってしまう
フェオ「あー……ちょっとヴァニラー……」

ディル「ですよねえええ!……ん?なんだこのチラシ?」
『蛇砕けの絶品キャラメル!蛇もメロメロ!今年一番の売れ筋ランキング堂々第一位!』と書かれている
ディル「なんで宣伝文句に蛇を起用したんだろう……わけわかんね……」

+

ブラン「置いてかないでくださいー!」追いかける
シャルロ「………」
ドアノブをしまって追いかけた!

カルロ「蛇もメロメロってなぁ………お前そういやあの部屋からキャラメルドロボーしてきただろ?出してくれ」

+

ディル「……?あ、そーいえば!でもこれはオレの非常食……!」
とかいいつつ普通にキャラメルを出す
ディル「これこのチラシのキャラメルか?どうするんだ?」

カズト「街中に神社ね……趣味悪いんじゃねーの?なあ、召喚士の姉さんよ?」
振り返るとそこにはリディアと八咫さんがいた
リディア「えー……カズくんここまでくるの早いよぉ……まだ準備できてないのに……」

+

カルロ「非常食ってなぁ……。蛇もメロメロなんだろ?あいつにやったらいいんじゃねぇか?」
ディルさんのキャラメル奪って蛇に投げた!

八咫「もうちょっと楽しんでから来て欲しかったわ〜!他の二人は放ってきたん?」

+

ディル「なるほど!お前頭いいな!」

すると大蛇はキャラメルに反応したのか、ゆっくりと動き始めた!
キャラメルの匂いをかいで、それを口にした

リディア「召喚獣ラグーン……ニーちゃんは召喚獣でありながら、キャラメルが大好きなのよね!召喚獣は食事しないんだけど、なんか好きみたいなのよね?」
誰かに向かって発言した

カズト「そうだな」
リディア「でも、うん……あたしの部屋はここじゃないんだけどさ!この神社に、この鍵を置こうと思ったのー!」
リディアは白い鍵を見せる
リディア「しゃらんしゃらん!って鳴ったらふすまの扉が開く仕組みー!」
カズト「随分と手間をかけるんだな」
リディア「だってあたしの大好きな宝探しゲームだよ!」
カズト「……」

レンカ「二番町、だいぶカラフルな場所だなぁ」
レンカたちは緑の部屋を歩いていた。驚くことに荒れた形跡は跡形もない!

+

カルロ「よし、今のうちに道がないか探すぞ……」

八咫「で、ど〜する〜?宝探しする前に勇者サマ来てもたで〜?」
カズトさんの頭に乗る

ツェザーリ「ここは何をする場所なんだ……?ぬいぐるみやらお菓子やらがケースに入っていたが……」

+

ディル「おっけ!」
ニーちゃんの横を通って落ちた場所までくる

リディア「どうしよっか……どうしたい?」
カズト「なんでもいいが、一方的に取り付けられたんじゃ後味が悪い。どうしたらこれを外してくれるんだ?その交渉にきた」
リディア「話し合い解決ね!それなら応じてあげるー!……?でも何なに?君の取り巻きはあたしとお話ししたいみたいだよ?」
カズト「関係ない」
リディア「ヤタちゃんはどう?」

レンカ「あー、どっかの町でみたことあるな。中のぬいぐるみをケースの外に出すゲームなんだ。ここはそういうゲームが集まったいわばゲームコーナー、かな?」

+

カルロ「ありそうか……?」

八咫「ワシもお喋りしたいな〜!」

ツェザーリ「ほう………普通に買った方が早い気もするが……」

+

ディル「えー、お前もちゃんと探せよー?……鳥居か……あ」

リディア「じゃあさこうしよう。鈴はなくしてあげるから、あの子たちとお話させて?」
カズト「四人分か?オレのリスクが重すぎる」
リディア「じゃあー、あたしの魔力を使って喚ぶから君の悪夢はあたしが請け負ってあげるよ!」
カズト「……そんなことできるわけ……」
リディア「あたしはできるよ?」
カズト「……」
リディア「うん、でも依代である君はしばらく動けなくなっちゃうかもしれないね?……でもいつもよりは軽いと思ってくれれば」

カズト「……あんた、何者だ?」
リディア「……君が最も嫌う者に近い存在だったりして?なーんて!うそうそ、あたしはただの召喚士のお嬢さんだよー!」
カズト「っ……」
心底嫌そうに後ずさる
リディア「ヤタちゃーん!カズくん押さえといてー!」

レンカ「それはまあ……思う。でもだいたい楽しいことには金が数倍かかるんだよな!あれ?何この垂れ幕」

+

カルロ「探してるし……ん?何かあったか?」

八咫「さすがリディアちゃ〜ん!なんでもできるんやなぁ!はいはい、抑えときますよ!」
カズトさんの後ろにまわる

ツェザーリ「それに、ぬいぐるみくらい作った方が安い………。何か矢印があるな……先に何かあるのか?」

+

ディル「……さっきのメダルゲームで使えるメダル拾った」
なんかめちゃくちゃ嬉しそうな顔してカルロ兄を見る。脳内小学生

カズト「……っ」
リディア「いい交渉だと思うんだけどな!……ごめんねカズくん、少し苦しいかもしんないけど!大丈夫、ちゃんと安全な場所には運んであげるから!」
リディアが両手をかざすと、カズトの周りに巨大な魔法陣が浮かび上がる
カズト「……………………やめろ」
それから魔法陣が体の中に消えていくのと同時に彼の瞳から徐々に色が消えていく。
そしてカズトは力なくその場に倒れ、代わりに四人の人影が立っていた。

シルフィード(以下シルフィ)『わあ、すごいっすね姉御ー!まさか本当にアタイらを召喚しちゃうなんて!あーマスター大丈夫っすか?』
カズト「……」
リディア「多分今だけ意識失ってるとおもーう!すぐに覚めるだろうけどね!」

レンカ「ぬいぐるみも作れんのか……すげえなツェザ。ん、行ってみっか!」

+

カルロ「なぁ、俺今めっちゃお前殴りたい〜」
指ボッキボキ鳴らしながらディルさんの方に歩いてくる

八咫「わぁー!可愛い姉ちゃん増えたー!!」
めっちゃ喜んでる
八咫「勇者サマはこんな美人と毎日一緒なんかー、羨ましいなー!」

ツェザーリ「アエリアによくねだられたからな………。なんかドアがあるぞ?」

+

ディル「わあ、恐ろしい~~……っじゃねえよ!今のお前に殴られたら確実に首が飛ぶ!!」
メダルをポケットに入れつつめっちゃ逃げてる
ディル「はい!ごめんなさい!!ちゃんと探します!探してるけど!…………あ、待って、あそこ!なんか見える!鳥居!鳥居がある!!!」
必死

ちなみにカズトは今八咫さんによりかかる形で倒れています

シルフィ『おお、会話するのはお初っすねカラスくん!……始めましてっす~』
オンディーナ(以下ディーナ)『はあ……寝すぎて疲れちゃったぁ。あら?勇者サマはおやすみなのね?ならあんなことやこんなことをしても怒られないのねぇ。かわいい子、私と共に海の底へ沈んでみない?』
シルフィードを押しのけて八咫さんを抱きしめる
シルフィ『何してるんすか水ババア!アタイが先っすよ!』
リディア「そっちの精霊は随分アグレッシブなのねー!」
そのスキにカズトを回収する

レンカ「なるほど……アエリアなら好きそうだな。ドア、蹴破るか?」

+

カルロ「首飛ばして欲しそうな顔してこっち見てただろ?」
ゆっくり追いかけてる
カルロ「お、ホントだ鳥居だ。やればできるじゃねぇかディルくんよぉ」

八咫「いえーい初めましてやでー!!わーい、初対面で愛の抱擁!ええな、姉ちゃんとやったら沈めるわ〜!」
嬉しそう

ツェザーリ「待て……さっきはこれでいけたからここも行けるはずだ……。かざすところがないな……この辺ならいけるか?」
ドアノブに通行証をかざした

+

ディル「わあいやったー……。もしかしてカルロくんもこのメダルが欲しかったのかなーー?んんーー??……すんません冗談です、拳降ろしてください」
そんなやり取りをしてると、ニーちゃんがゆっくり戻ってきた
ディル「……戻ってくるな?」

ディーナ『あら、嬉しい。それなら永遠に閉じ込めても文句言われなさそうねぇ』
シルフィ『そんなこと言ってると本当に沈められるっすよー』

リディア「うんうんこうして会話するのは始めましてだねー」
ディーナ『貴女が私達を喚んでくだすったの?……貴女様も化物なのねぇ御姉様』
リディア「そうでもないよ?」
ディーナ『でも私の弱くて愚かな愛すべきご主人様は勇者様ただ一人……。御姉様、勇者様をこちらへ返してくださる?』

リディア「それはできないかな!だって、君たちが彼に触れたら交渉決裂しちゃうもんね!」
ディーナ『ふうん……』
リディアは眠るカズトを抱きかかえている
ゲノムス『お前ら二人はごちゃごちゃうるさいンだ!勇者サマに無理させてるのはいつもお前らなンだ!』
シルフィ『うわ、君まで出てきたんすか!ちびっこ!』
カズトの半分以下という小さい小人が精霊二人に物申してる。大きな布袋を背負い大きめの帽子を被った地の精霊ゲノムス。

ゲノムス『おらだっていっつもいっつも!勇者サマとお話したいンだ!』
ディーナ『引っ込んでなさいチビっこ。勇者様に虐めてもらうのはこの私だけで十分だわぁ』
ゲノムス『気持ち悪いンだ!』

……誰かストッパーをください



レンカ「あ、なるほど……よくやるなぁ」
ドアを開けると……床がない
レンカ「……えっ?どういうこと?」

+

カルロ「…………とっとと鳥居の先行こうぜ!さすがについて来ねぇだろ」
鳥居に向かって走る
カルロ「もし来たらキャラメルもう1個投げりゃいい」

八咫「勇者サマ触るんやったらワシと遊ぼ〜!お、なんか小さいの出てきた!ワシより小さい!んでやかましい!」

ツェザーリ「どういうことって………飛び降りろってことだろうな…」

+

ディル「わーった!行くか!」
追って走り出す

ゲノムス『おらは二人みたいに誰にでもなびかないンだ!このカラスも勇者サマを狙ってる輩なンだ!?』
シルフィ『あははーそうかもしれないし、そうじゃないかもしれないっすよ?自分で考えるっすよチビー』
ゲノムス『お前はうるさいンだ!トカゲはどう思うンだ!?』

サラマンドラ(以下マンドラ)『……』
ディーナ『もう、相変わらず無口なツマラナイ野郎ねぇ。……いいわよカラスくん、どこか遊びに行きましょう?なんだか楽しい気がするからぁ』
リディア「三番町から出られると困るからこの中だけでねー」
シルフィ『ふーん、随分と狭い箱っすねー。……ふふん、なーんだあの魔神少年もいるんすね?ならアタイも遊んでくるっす!』
ゲノムス『おらも行くンだ!かわいいエルフっ子を探すンだ!』
そしてなんだかんでみんな勝手にどっかいった。残ったのはサラマンドラとリディアだけだった

レンカ「……ま、そうなるよな」
なら、とツェザさんの手を掴んで
レンカ「簡単な話だな!舌噛むなよ?」
そのまま床の端を蹴って飛び降りた

+

八咫「ワシは勇者サマより可愛い姉ちゃんと遊んでたいわ〜。え、一緒に遊んでくれんの?行く行く〜!」

ツェザーリ「おい………!急に飛び降りるなよ……!」

+

リディア「行っちゃったねー?」
マンドラ『……そうだな』
リディア「君は、人の姿はお久しぶりなのかな?あんまり慣れてない感じだねー?」
マンドラ『そうだな……』
リディア「……つれないなぁ。……あ、遊んでたらきちゃった」
そこへ走ってやってきたのはディルとカルロ兄だった

+

カルロ「はぁー、疲れた…………お、あいついるぞ」

+

リディア「はあい!マーくんおつかれー!」
ディル「リディ姉……オレもう無理、走れない」
リディア「ニーちゃんと追いかけっこしてたもんね?そりゃ疲れるよー」
ディル「……ニーちゃん?」
リディア「そー、またの名を召喚獣ラグーン。アタシの友達だよ?」
ディル「…………」
唖然とする

ちなみにカズトはリディアの腕の中で眠っている
マンドラ『……』
黒髪にトカゲの尻尾の生えた男がカルロ兄たちを見ていた

+

カルロ「あれ?……カズトどうしちまったんだ?……と、誰だアンタ?」

+

ディル「本当だカズトさーん?」
リディア「あー今カズトくんは諸事情で寝てまーす!……というわけでリディアさん戻りまーす!後よろしく!」
マンドラ『……』
リディアはカズトを抱えたままどこかへ消えた!

ディル「ええと、どちら様?」
マンドラ『……サラマンドラ。勇者殿に仕える火の精霊だ』
ディル「精霊?」

+

カルロ「あ、おい………ったく。火の精霊……?てかババアに魔力返して欲しいんだけどな」


+

ディル「なんか強そう……ってかカズトの身に何が?」
マンドラ『あまりにもくだらない理由だ』

+

カルロ「はぁ………。真面目そうなアンタが言うなら相当くだらなさそうだな」

+

マンドラ『リディア殿と八咫殿が我々と話したいが為に無理やり召喚されたんだ。勇者殿とて人の身、強制的な召喚に耐えきれず気を失ってしまった』
ディル「カズトも大変だな……つかカズトってお前みたいなやつごろごろ召喚すんの?何者」

+

カルロ「うわぁ……あいつら何してんだよ………。カズトは凄すぎてよくわかんねぇ」

+

ディル「我々?あいつら?……もしかして複数人?」
マンドラ『……そうだ』
ディル「カルロも知ってるのか?」

+

カルロ「2人知ってる……シルフィードとオンディーナ、だったかな……あいつら厄介だぜ?で、どこに行ったんだ?」

+

ディル「精霊様とお知り合いなのかよカルロすげえな」
マンドラ『あいつら……、シルフィードとオンディーナ、ゲノムスの三人は遊びに行くと言って……この場から去ってしまった』

+

カルロ「………ってことはほかの奴が来てたら遊ばれるってことか……」

+

ディル「遊ばれるって…………ああ、なんか思い出した。お城でお前美人の子に襲われたっつってたよな!その美人さんか?」
マンドラ『……』

+

カルロ「美人とか言った覚えねぇけど、そうだぜ」
ディル「お前、ずるいな?」
カルロ「は?」

+

ディル「いや、だって美人に襲」
マンドラ『……それで、このままでは被害者が出てしまうんじゃないか?』

+

カルロ「そういうことだ……止めに行くにももう手遅れだろうなぁ……」
ディルさんスルー

+

ディル「……」
マンドラ『なら最小限の被害で済むよう……リディア殿に我々の送還を願い出るしかないな』
ディル「あんたはいいのか?」
マンドラ『特に気にしてない』

+

カルロ「はぁー……追いかけるか………」
リディアさん行った方に走り出した

+

ディル「……あ、おいカルロ!そういや鈴はどうなんだ?」
カルロ「知らねぇよ!適当に走ってたら見つかんだろ!」

+

ディル「うえーいまじかぁ」
マンドラ『……彼は気が立っているのか?』
ディル「うーん、腹は減ってる」
ディルはカルロ兄を追いかけた

ヴァニラ「白いな」
フェオ「白いね」
四人は真っ白な高い建物の前に立っていた
フェオ「ここはなんだろう……」
ヴァニラ「なんだか何か動物の唸り声が聞こえるな」

+

ブラン「うん、白い………中にモンスターでもいるんじゃないですか?」
シャルロ「………入る…………?」

+

ヴァニラ「……」
ドアを開けるが……やはり開かない
フェオ「……中に獣がいるかもしれないのに躊躇いなく開けようとするんだね」
ヴァニラ「!?」
フェオ「あ、気付いてなかった感じ?……よかったね開かなくて」
ヴァニラ「なら次に行こう」
フェオ「はやっ」

+

ブラン「たしかに、相手がもふもふしてるかもしれないなぁ………ってやっぱり諦めるんですね」
シャルロ「ねぇ………そろそろ扉壊し時じゃない……?」

+

ヴァニラ「馬鹿やめろ。もしも、もふもふが襲いかかってきたらどうするつもりだ」
フェオ「(すごい必死……)」

+

シャルロ「……大丈夫です、オレが止めますよ………」
ブラン「(しかも心配なのそっちか……)」
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