このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

02 探索編

ミラ「……パスタ!」

ユウラ「……うーん、俺はやめとこう……嫌な予感がする。開けちゃったし、コンタ食べるか?」
フリス「えー!ならあたしがもらう!」
ユウラ「え?うん……」
さらにもう一つフリスが食べてしまった!
フリス「えへへー、おいしいね」

+

雷兎「………どこにある?」

剣太郎「でもまぁ、シラ食わんでよかったわ。……カノジョさん、酒大丈夫なんか……?」
シラ「お酒、とはどのような味なんでしょうか……?」

+

ミラ「んーと……わかんない!でも親子丼ならわかる!」

フリス「んー、そういえば初めてかもしんない!でもなんともないし大丈夫じゃないかな!」
ユウラ「酒は……味よりも頭にくる感覚が……。とりあえず店を出ようか」

+

雷兎「………」
適当に食べるとこ探してる

剣太郎「途中で暴れやんといてな〜!」
シラ「お酒というものはヒトを凶暴化させる力もあるんですか………」

+

ミラ「確か宿の近くだったかな……。雷兎は普段どんなの食べるの?」

ユウラ「うーん……人によるんじゃないかな?酔いやすい人もいれば、全然酔わない人もいるな」
フリス「そうだよねーディルは結構お酒飲むっぽいよー……あれ?」
ちょっとだけふらつく
ユウラ「……フリス、大丈夫か?だいぶ覚束ない足取りだけど……」
フリス「おかしいねー?」

+

雷兎「………肉……」
宿の方に行ってる(つもり)

剣太郎「兄ちゃん酒に弱そうよな〜!……おいおい、絶対酔うてるやろそれ…」
フリスちゃん支える
シラ「フリスさん大丈夫ですか……!どこかで休んだ方が……」

+

ミラ「お肉好きなの?私はねー、シチューに入ってる鶏肉が好きかな!」

ユウラ「そーだな、強くはないな……。俺飲んだあとの記憶が曖昧なんだよな」
フリス「んー、これ酔ってる感覚なのかあ。えへへコンちゃんごめんね!」
支えられてる
ユウラ「さっきの店で水もらってこよっか?」

+

雷兎「………そうか……」

剣太郎「酒飲んだことないんやな……せやな頼むわ兄ちゃん…」
シラ「酔うとふらふらするんですね……」

+

ミラ「雷兎は……?」
さっきよりもおなかが鳴っている

ユウラ「フリスも結構酔いやすいんだな……わかったちょっと待ってな」
ユウラは戻ってった
フリス「んーー、えへへ、ごめん!」
コンちゃんの腕にべったりくっついてる

+

雷兎「………何でも……」

剣太郎「はいはい、分かったからしゃんとしいや」
シラ「どこか座るところないですかね……」
きょろきょろ

+

ミラ「……そっか!なんでも食べれるのはいいことだっておばさまも言ってたよ!」
ミラの言うおばさまとはフェオの母親のこと

フリス「コンちゃん!」

+

雷兎「………」
なんか店見つけたので適当に入る

剣太郎「も〜、なんやねん〜」
フリスちゃんの頭がしがし

+

ミラ「わあーいい匂い!……なんのお店?」

フリス「えへへ……」
そしてそのままコンちゃんの顔を自分の方に寄せて、その頬に自分の唇を重ねすぐさま頬を重ねた
フリス「コンちゃんあったかーい!好きー」
端から見ると抱きついているように見えるのですが

+

雷兎「………」
何も分からずに入った。
ちなみに寿司屋

剣太郎「…………!?」
シラ「あれ………剣太郎さん顔がちょっと赤いですよ……?」
剣太郎「だ、大丈夫や!!……はぁ、タラシおらんでよかった…」

+

『!』
ラビーが寿司を握っている
ミラ「……ここは……。なぁ大将、適当に握っておくれよ」
変なスイッチが入った

フリス「……?どうしたの?」
コンちゃんの顔をじっと見つめる。フリスの顔もほんのり赤い(お酒のせい)
フリス「あ!シラちゃんのことも好きだよ!」
しばらく見た後離れてシラちゃんにもギューしにいった。

ユウラ「水持ってきたけど……。どうした……(尻尾の毛が立ってる……なんで?)」

+

雷兎「……」

シラ「はわわわ……!!嬉しいですが……く、苦しいですフリスさん!」
慌ててる
剣太郎「あ……チャラチャラいびられユウラくん遅いわ!!!次からチャラチャラのろのろいびられユウラくんって呼ぶからな!!」

+

次々と寿司が運ばれてくる
ミラ「……」
無言でそれを食べるミラ
ミラ「光りものは最初に頼むのはマナーがなってねぇぜ?」
何故かドヤ顔

ユウラ「……」
コンちゃんを白い目で見てる。
ユウラ「なんでだよ、不都合なことあったら人の呼び名増やすのやめときな……ほらフリス、シラが困ってるから離れろ」

フリス「そっかぁごめんねシラちゃん。あ、ユウさんー!」
ユウラにも抱きつく
ユウラ「水飲んどけ」
フリス「うーん……?大丈夫だよ?」
その手にコップ握らせる

+

雷兎「…………」
食べてない

剣太郎「もう兄ちゃん嫌いー!ばーかばーか!あーほあーほ!」
シラ「………ふぅ……フリスさん、全然大丈夫じゃないですよ……」

+

ミラ「あんさん、食べねえのかい?こちとら新鮮な魚しか扱ってないぜ?」
目の前に来た寿司を雷兎くんの前に置く(多分サーモン)
ミラ「……おいしいよ?」

ユウラ「はいはい。ま、とりあえず飲んどけ」
フリス「……むう」
お水飲んだ

+

雷兎「……」

コンタ「………落ち着いたか?途中でねたりしやんといてくれや〜」
ミラ「食べないのー?」

フリス「…………」
ユウラ「フリス?」
フリス「……えへへ」
ユウラに再び抱きついてきた
ユウラ「……こりゃ酔いが覚めるのはもうちょいかかりそうだな」
呆れながらも笑ってる

+

雷兎「………」
食べた

剣太郎「そんなんで宿まで戻れるか……?」

+

ミラ「おいしいでしょ?」

ユウラ「さあ……まあゆっくり歩いて行けばいいんじゃね?」
フリス「…………」
ユウラ「……うーん、こういう時くらい甘えてもいいのにな」
フリス「……」

ユウラ「……つかチョコをコンタに渡したの、やっぱりルヴェじゃね?」

+

雷兎「……」
無言で頷く

剣太郎「ワイ酔わせようと突っ込んだんか……」
シラ「イタズラですかね……?ルヴェさんがお酒苦手だからとか……?」

+

ミラ「えへー、よかった!大将サーモン頼むぜ」
『!』
ラビーは気合い入っている

ユウラ「恐らくは自分にとって不都合だから、誰かになすりつけたかったのかなぁって。……たまたまコンタに渡しやすかったのかもな?あいつは酒に弱いわけでもなさそうだし……。……フリス?」
フリスはユウ兄に抱きついたまま眠そうだ!
ユウラ「……そもそもルヴェはなんでそんなものを持ってたんだ?あいつが自分から好物を悪戯用に改装してまで売り渡すようには思えないんだけどな……」

+

雷兎「………」

剣太郎「渡しやすかったってなんやねん……ワイも酒ら好んで飲まんわ……。おいおい、寝やんといてくれや?」
フリスちゃんの耳引っ張る
シラ「好物……ということはルヴェさんはチョコが好きなんですか……?改装しないってことは、ルヴェさんも誰かに貰ったんですかね」

+

ミラ「頼んだらいっぱい運ばれてくるね!ここは食べ放題なのかな!」

フリス「……うぇ?」
ユウラ「まあ、抱きつかれたままは歩きづらいから運んじゃった方が楽っぽいけどな。そうそう、あいつ結構チョコ好きなんだよ。……誰かからもらった、のが近いかもな?まるで見当もつかないけど」

+

雷兎「………自分で払えよ……」

剣太郎「アカンなこりゃ……ほれ」
フリスちゃんの前で屈む。
シラ「……イタズラ好きの方なら何人か思い当たります…」

+

ミラ「……?あ、そういえばお金……、ユウ兄に預けたままだった!」

フリス「……?」
ユウラ「おぶってくれるってさ」
フリス「はーい」
コンちゃんの背中に持たれかかる
フリス「……お兄ちゃんみたい」
そしてそのまま目を閉じた
ユウラ「ありがとなコンタ。ルヴェを凌ぐほどのイタズラ好きか……厄介だな」

+

雷兎「………」

剣太郎「すぐ寝たやん……」
そのままおんぶする
剣太郎「(兄ちゃんおんのか…)」
シラ「八咫さんかキキさんだと………」

+

ミラ「後で返すねー!」
といいつつまだ食べてる

ユウラ「……なるほど?」
二人のことをよく知らない
ユウラ「ま、よく寝てなかったんだろうよ。宿でゆっくり過ごせばいいんじゃね?」

ちょっとだけ時間戻って……女子部屋
ヴァニラ「……さすがに、いい匂いがしてくると腹の虫もうるさくなるな」
小さくお腹がなった

+

雷兎「………」
お金確認してる

剣太郎「なかなか寝付けやんかった言うてたしな」
シラ「じゃあ……戻りましょうか」

ブラン「あーお腹空いたー」
倒れてる

+

ユウラ「そうだな」

レンカ「あーもう、何だらしねぇ格好してんだよ!」
スープを運んでくる
ヴァニラ「仕方ないだろう、何も食べていないのだから。……これは?」
フェオ「トマトとレンズ豆のコンソメスープ。あとパンだよ!」
レンカ「冷めねえうちに食べてくれ。あとツェザがこれじゃバランスわりぃってんでなんか作ってる」
フェオ「僕とってくるー!」
ヴァニラ「ありがとう……とても美味しそうだ」

+

ブラン「うわぁ……美味しそう……!」
飛び起きた
ブラン「匂いだけでも美味しいです!」
※シャルロは寝てます

+

レンカ「匂いだけじゃ腹は満たせねぇぞ?ま、先食っとけ」
ヴァニラ「……ではありがたくいただこうか」
レンカ「はいよ」

+

ブラン「いいんですか?……じゃあ、いただきます…!」
スープ飲んでる

+

ヴァニラ「……」
ヴァニラは幸せそうだ!
レンカ「そういや、シャルロ寝てんだな……」
ヴァニラ「部屋についた時から微動だにしないな。生きてるのか怪しいな」
レンカ「そりゃ困ったなカルロに言って燃やしてもらねーと」

フェオ「はーい!持ってきたよー!って先食べてるの?」
ヴァニラ「すまんな、我慢は無理だった」
フェオ「まあいいけどー!僕も食べる!これ、コールスローサラダっていうんだって!」
レンカ「お、いいな!アタシにも一口くれ!」
フェオ「いいですよー!」

+

ブラン「ものすごく美味しいです……!!ちょっ、生きてますし燃やさないでくださいっ!……へぇ、サラダ!料理得意な人は羨ましいなぁ」

+

レンカ「バカ、冗談に決まってんだろー」
ヴァニラ「ブランは料理しないのか?」

カズトたちはエレベーターのような乗り物の中に入る
カズト「……ここに通行証をかざす」
ディル「こうか?」
ボタンの下にある光る輪に通行証をかざす、するとエレベーターが動き出した。
『二番町へ参ります』

+

ブラン「よ、よかったぁ……。うーん、料理はたまにするくらいかなぁ。お菓子ならよく作るよ!」

カルロ「うお………この部屋自体動くんだな……すげぇ……」
感動してます

+

ヴァニラ「そうか。わたしも……自分の分しか作らないな」
レンカ「お菓子作れんのか!ならいつか作ってくれねーか?ブランの手作り食ってみてぇわ!」
フェオ「僕も作りたい!」

ヴァニラ「……。そういえばあいつは?」
フェオ「ツェザのこと?んー?まだ何か作ってんのかな?様子見てこよっか!」
レンカ「フェオは食べてな。アタシが見てくる」

ディル「すっげ!すっげ!!これなんていう乗り物!?」
テンション上がってる。
『到着致しました。二番町はスポーツとアミューズメントのエリアとなっております。お楽しみください』
しばらくの移動の後、エレベーターは止まった

+

ブラン「えぇ、俺のなんか食べて大丈夫ですか!?……今度作ってみます……!フェオはお菓子作りも得意なの……?」



カルロ「あ、止まった………スポーツとアミューズメント?」

+

ヴァニラ「別に死にはしないだろう(フェオのでなければ)」
フェオ「得意ではないけど、好きだよ!」
ヴァニラ「……わたしは遠慮しておく」
フェオ「えっなんで?」
ヴァニラ「…………サラダも美味いな」
フェオ「おいしいよね!」



エレベーターから出てみる
ディル「うお、なにここ……すげえ楽しそうだな!」
そこにはゲームセンターの入り口とスポーツルームの入り口の二つに分かれていた
カズト「……飯」
ディル「あーはいはい、探してこいってことっすね!よし行くぞカルロ!」
ディルは楽しそうだ。カルロ兄を引っ張ってく

+

ブラン「と、得意じゃないのか……なるほど……」
ヴァニラさんの様子見で察した



カルロ「おいおい、ここ飯ないんじゃないか?三番町に行ったほうが………っておい!引っ張るなよ……!」
そのまま引っ張られてく

+

ヴァニラ「この後は何かするか?」



カズト「……三番町?断る……」
一人で精霊と会話してる。一人でに鈴が鳴ったら、カズトは嫌そうな顔をする
カズト「…………三番町へ続く道まで案内しろ、そして失せろ」
カズトも歩き出した

ディル「うーん?ここはどうやって遊ぶんだ?コインが入らないな?」
UFOキャッチャーの前なう

+

ブラン「特に決めてないですけど……」



八咫「あれ〜、勇者サマは遊べへんの〜?飯食べたいんか?それともその鈴か〜?」
髪つついてる



カルロ「お前何しに来たんだよ………。こんなもんケースごと壊せば出てくるんじゃねぇか?」

+

フェオ「ヴァニラは何かしたいことあるのー?」
ヴァニラ「いや、特にこれ……ということは無いんだが。占いの結果は聞きたいと思ってな……殴り込みに行くのもありかと」
フェオ「殴り込みって……。でも確かに気になるなぁ」



カズト「……」
オール無視!



ディル「あ?わかってるっつの!お前つっまんないやつだなー!こんなの壊したらなんも面白みもないだろー!……んー?張り紙張ってある」

『御用の方はこのベルを鳴らしてね☆』という手書きの文字。そしてスイッチ
ディル「どう思う?」

+

ブラン「そういえば……忘れてたなぁ。リディアさん探しに行きます?」



八咫「あ〜ん!無視しやんといて〜!」



カルロ「………どうでもいいから適当に押しとけ」
躊躇なく押した

+

フェオ「行こうか?暇だし!」
ヴァニラ「……まあ、それもあるが……、せっかく二番町や三番町に行けるようになったんだ。探索してみるのも悪くないだろうと思ってな」

カズト「……うざい」
どうやら相当機嫌が悪い

そしてけたたましいサイレン音が鳴り響いた
ディル「お前そんな躊躇いなく!?つまんねぇ!」

リディア「どうかしましたか!?たった今ここにUFOキャッチャーを破壊して景品を手に入れようとする輩がいると通報を受けてきたんですが、あなたですか!?」
リディアが現れた!リディアはカルロ兄の手首を掴んでいる

+

ブラン「そうですね!……レンカさん達はどうするんでしょうか……?」

八咫「も〜、なんでそんなに機嫌悪いんよ〜」

カルロ「つまるもつまんねぇも知らねぇよ………!?いつの間に……離せ!破壊するわけないだろ!」

+

ヴァニラ「さあな……にしても仲良いなあの二人は」
フェオ「ツェザー、レンカさんー。この後どうするの?」
フェオ聞きに行った
ヴァニラ「……フェオもあの二人によく懐いているな」



カズト「……」
やっぱり無視



リディア「それを聞いてわたくし安心しました!!」
でも離してくれない。ディルは笑ってる
リディア「それで、何の御用改めでしょうか!」
ディル「そうだ!えっと……このゆーふぉなんちゃらってどうやるの?」
違う

+

ブラン「人見知りって聞きましたけど………いつの間にあんなに仲良く……」



八咫「はぁ〜、寝よ」



カルロ「離せって………」
腕振ってる

+

ヴァニラ「わたしの知らない間に何かあったのだろうな……。わたしもフェオのことを詳しく知っているわけではないがな」



カズト「……」
先ほどより古めかしいエレベーターの前にくる。そしてカズトも壁に寄りかかって寝はじめた



リディア「んーとね!これにはメダルが必要なの!メダルはあたしの部屋にあるからー!取りにきてー!」
ディル「なるほど」
二人ともカルロ兄を気にしていない

+

ブラン「………そうなんですか……」



カルロ「………はぁ」
ため息ついてる。色々諦めた

+

ヴァニラ「ただ……フェオの作る菓子はやめておいた方がいい。……ごちそうさま」

フェオ「二人は後から来るってー!ヴァニラもう食べたの!」
ヴァニラ「ああ。フェオも食べろ」
フェオ「うん!」



ディル「そうだリディ姉!オレら食べれる場所探してんだけど……」
リディア「あー、二番町に小さいけど食べる場所あるよー?でもせっかくだし一緒に食べよーよー!あたし部屋でパーティの準備するね!」
ディル「よし行こう」
ディルは即答だった

+

ブラン「あ、やっぱり………ごちそうさまでした………」
シャルロ「ふああ………」
起きて伸びしてる



カルロ「おいおい……俺は勘弁だぜ。一人で行ってこい……自分で探すから」

+

フェオ「あ、シャルロ起きた」



リディア「マーくんのいけずぅ!パーティなんだから皆でおいでよー!!というか!あたしの部屋を探し出したらメダル枚贈呈するわよ!今決めた!明日からここの通貨はこのムーちゃんメダル金銀銅にするわ!」
ディル「そーだそーだ!かっこわるいぞカルロ!」

+

シャルロ「………おはよう……」
ブラン「(1日に何時間寝てるんだろこの人)」



カルロ「はぁ!?そんな不便なことすんなよ……かっこ悪いも何もねぇだろ」

+

ヴァニラ「おはようシャルロ。このスープおいしかったぞ?いるか?」
フェオ「なんで急にスープ……」



リディア「……じゃあシャルくんも呼んでこよー。ディルくんまたねー!今カズくんが三番町入り口の前にいると思うから、一緒に来てあげてー!それじゃ」
リディアは消えた

+

シャルロ「スープ………でも、ヴァニラさん達のじゃ……」
ブラン「(ヴァニラさん相当このスープ気に入ってる)」



カルロ「は?なんでシャルロ……あ、おい!!……はぁ」

+

ヴァニラ「きっとレンカに言えばくれるだろう」
フェオ「(ヴァニラなりの優しさなのか、オススメなのか)」



ディル「……そういうわけだから、リディ姉に会いに行こうか。三番町の入り口?さっきの動くちっちゃい部屋かな?」
歩き出す

+

シャルロ「………そういえば、レンカさんとツェザーリは……?」



カルロ「やっぱり行くの確定なんだな………」
ついてく

+

ヴァニラ「多分、まだ台所にいると思うが」
フェオ「(でもやっぱり自分からは台所行こうとしないね……)」



ディル「物憂げだなぁ。これから女性の部屋に遊びに行くってのにー」

+

シャルロ「………まぁいいか…」
ブラン「レンカさんに言わないんですか?」
シャルロ「……うん………」



カルロ「俺は女性の部屋に行きたかねぇんだよ」

+

ヴァニラ「いいのか?……そうか」
ちょっと残念そう
フェオ「えーとこれから三番町に行ってみようかなーって思うんだけど、シャルロもどう?」



ディル「ウブかよ。いいじゃん!こういうのは慣れとくもんだぜ!……へえすごいな!飴がいっぱい入ってるぜこれは……キカイか?」

+

シャルロ「………三番町……?……オレも行こうかな……」
ブラン「シャルロさんは占いやってないですよね?」
シャルロ「………占い……?」



カルロ「別に慣れてもいいことないだろ……。ホントだ……飴が取れるんじゃないか?さっきのなんちゃらなんちゃらみたいに」

+

フェオ「そー、僕たちね温泉街で占いしてきたの!」
ヴァニラ「カラーボール渡されただけだがな。夢見が悪いからこれから結果を聞きに行くところだ」



ディル「慣れた方が絶対自分のためになるだろうけどなー。うはーすげえ!後でやろうぜ!」

+

シャルロ「へぇ………」
ブラン「ってことで、行きますか三番町!」



カルロ「………普通に買った方が早いし安くねぇか?」

+

ヴァニラ「ああ」
フェオ「……あ、食器戻します!」
フェオは食べ終わった食器を持ってった

フェオ「じゃあ行こう!」



ディル「ちっげえよ、確かに値段的にはそうかもしんないけど……この飴をいかにとるかっつーのが面白いんだろ、多分!」
楽しそうに他のゲームも見てる
ディル「せっかくハメ外してんだからさ、楽しまないと損だぜ?……とりあえず、カズトさんはどこにいるんだろ?」

+

ブラン「ありがとう、フェオ………って三番町までどうやって行くんだろ?」



カルロ「楽しみたいのは山々だけどなぁ、腹が減って楽しいもんも楽しくねぇよ……。あいつなら三番町へ行こうとしてるんじゃないのか?」

+

フェオ「うーん?どう行くんだろう?とりあえず歩いてみよっかー?」



ディル「……うん、それは確かに」
ディルの腹の虫も結構うるさく鳴いていた
ディル「そういや三番町の入り口にいるって……、入り口どこ?」

+

ブラン「そうだね……」
シャルロ「……ふあぁ………」
あくびしてる



カルロ「さっきみたいな変な部屋がもういっこあるんじゃないか?……分からねぇけど」

+

『ムィー』
その時突然ムーちゃんがフェオの頭の上に現れた
ヴァニラ「っ!!??」
フェオ「わー!僕ごと撃たないでねー!?」
反射的に魔導書を構えたヴァニラを慌てて止める
ヴァニラ「この毛むくじゃら何しにきた!?不意打ちなど……まるでこちらのことを考えていないその素振りに虫唾が走る!」
フェオ「言いすぎ言いすぎ……」



ディル「わーー!また迷子かよー!!リディ姉ーーー!!」

+

シャルロ「ムー……?」
ブラン「あ………いつか見た羊………とりあえず、ヴァニラさんから離そう……」
ムーちゃん抱えて遠くに置く



カルロ「さっきのスイッチ押したら来るんじゃないか?」

+

『ムィムィ!』
遠くに置かれても一行の前に出てくる
ヴァニラ「……」
フェオ「大丈夫だから!!とりあえず魔導書おろして!!……ムーちゃん、もしかして案内してくれるの?」
『ムィムィー♪』



ディル「なるほど!!……スイッチどこだっけ?あっちの方だっけ?」

+

ブラン「そんなに羊苦手なんですね………」
シャルロ「……案内してくれるって……」
ムーちゃん撫でる



カルロ「こっちだな……」
歩きだす

+

ヴァニラ「羊もそうだが、ダメだ。毛のある動物はどうしても拒絶反応を示してしまうんだ……」
フェオ「ムーちゃん、ありがとう!」
『ムィムィ!』
ムーちゃんは先に飛び出した



ディル「よし任せようー」
ついてく
ディル「あ、待ってこっちのゆーふぉちゃーでかいな!フリスが好きそうこのぬいぐるみ……」

+

ブラン「なるほど………?よし、ついて行こう!」
ムーちゃん追いかける



カルロ「おいおい、ぬいぐるみは後にしろよ……」

+

ディル「へいへいー。でもリサーチは大事なことだぞ?……こういうキラキラしたのはアエリアちゃんとかミナちゃん好きそうだなぁ、こっちのお菓子取り放題はミラとかシフォンちゃんっぽいな。……見たことないものは全部新鮮で飽きないな!まあ……さすがに今は空腹が勝つ……」



リディア「ヤタちゃーん!」
寝ているカズトと八咫さんの元に飛び込んできた
カズトはその前に剣をリディアにむけていた
カズト「…………」
リディア「うえーん、こわいよカズくーん!ヤタちゃん、カズくんがリディアさんを三匹の子豚的にいじめてくるー!そしたら三匹のムーちゃんになるのかしら?」

+

カルロ「お前やっぱ女のことしか考えてねぇな!……お、あったぞスイッチ」



八咫「あ、リディアちゃ〜ん、今日も可愛いなぁ〜!ほんまに悪いオオカミ勇者サマやで〜」

+

ディル「当たり前だろ!!女の子の笑顔はオレの活力だ!……あったあった、ポチっとな」
ディルはスイッチを押した。しかし、リディアは現れない
ディル「あれ……?故障か?」



リディア「えっへへー、さすがヤタちゃんわかってるねー!そこに水平のごとし美少女ってつくと109点だわ!」
カズト「食いもんをよこせ」
リディア「いやんノリ悪いわよカズくーん!そこはハイスピードジャーニー、って言うのよ!」
カズト「…………」
リディア「うーん、キーちゃん特製ほわとろチョコレートならあるけど……ヤタちゃん、どうしたらいいかな?」
5/18ページ