気になる気になる君
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その場にいた全員が無言になる。
まさか本人登場もあるが、いつも落ち着いているJが動揺した姿を見せたからだ。
(こいつ、さては…。)
口を開いたのは梓だった。
「言いたくないなら、言わないでいい。」
「……。」
授業開始のチャイムが鳴りみんなが席に着く。
先生が話をしている中、二人はこっそり話をする。
「J、さっきの話さ…。あの子達が聴けって言うからさ…。」
「…うん。分かってるよ。」
この日の授業が終わると放課後となった。
二人は家が同じ方向のため、同時に下校する。
「梓ちゃんさ、僕のこと泣き虫って言ってたよね?」
「…事実じゃん。根に持った?」
「ううん。毒舌なのが梓ちゃんだからね。」
「休み時間のあの反応だと、いるんだね?」
「…まぁ。いるよ、好きな人。」
「さすがに教えてくれないよね?」
「…うん。でもいつかその子に伝えられたらいいなって思ってる。」
梓は『伝えられるといいね。』というと彼女の家の近くでJと別れた。
(…梓ちゃん、僕の好きな人は君なんだよ。)
Jは"いつの日か彼女に想いを伝えられたら…。"と思いながら、研究所まであと少しの道を歩いて行った。
まさか本人登場もあるが、いつも落ち着いているJが動揺した姿を見せたからだ。
(こいつ、さては…。)
口を開いたのは梓だった。
「言いたくないなら、言わないでいい。」
「……。」
授業開始のチャイムが鳴りみんなが席に着く。
先生が話をしている中、二人はこっそり話をする。
「J、さっきの話さ…。あの子達が聴けって言うからさ…。」
「…うん。分かってるよ。」
この日の授業が終わると放課後となった。
二人は家が同じ方向のため、同時に下校する。
「梓ちゃんさ、僕のこと泣き虫って言ってたよね?」
「…事実じゃん。根に持った?」
「ううん。毒舌なのが梓ちゃんだからね。」
「休み時間のあの反応だと、いるんだね?」
「…まぁ。いるよ、好きな人。」
「さすがに教えてくれないよね?」
「…うん。でもいつかその子に伝えられたらいいなって思ってる。」
梓は『伝えられるといいね。』というと彼女の家の近くでJと別れた。
(…梓ちゃん、僕の好きな人は君なんだよ。)
Jは"いつの日か彼女に想いを伝えられたら…。"と思いながら、研究所まであと少しの道を歩いて行った。