フォトグラフ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日はいよいよ中学校の卒業式。
この3年間、あっという間だった。
3年生になってからの1年は特にである…。
「村田さん、卒業おめでとう。」
「不二君こそおめでとう。」
「高校は内部進学だよね?」
「そうだよ。村田さんもだよね?」
卒業式の後、不二は夏香を呼び出した。
夏香は彼のファンに逢わないように約束の場所へと向かった。
「村田さん、ここで写真撮ろうよ。」
「えっ?」
「ダメかな?」
「自分でいいの?」
「君と一緒がいいんだ。」
『ダメかな?』と続ける不二の困った顔は綺麗だった。
「…体育祭の時も思ったけど、不二君ってちょっと強引なこところあるよね。」
「…そうかな。」
「写真、撮ろう。せっかくだし。ね?」
「ありがとう。じゃ…。撮るよ。」
『村田さん、よってよって。』という不二に近づいた。
夏香は至近距離になった不二の横で、自分の心臓の音がやけにうるさく感じていた。
「僕さ、村田さんのこと好きなんだよね。」
「えっ?」
「だから卒業アルバムの撮影に便乗して君とのツーショット撮ってもらったんだ。」
「不二君、最後くらいそんな冗談やめてよ。」
「冗談だったら、君とこうして写真撮ろうとしないけどな。それで君の返事を聴かせてほしい。」
「…不二君、自分で良ければいいよ。」
「やった!シャッター押すよ!」
二人は笑顔で写真を撮った。
中学の同級生達は、まさか二人が新たな関係になるなんて知りもせずに中学校を後にしていった…。
この3年間、あっという間だった。
3年生になってからの1年は特にである…。
「村田さん、卒業おめでとう。」
「不二君こそおめでとう。」
「高校は内部進学だよね?」
「そうだよ。村田さんもだよね?」
卒業式の後、不二は夏香を呼び出した。
夏香は彼のファンに逢わないように約束の場所へと向かった。
「村田さん、ここで写真撮ろうよ。」
「えっ?」
「ダメかな?」
「自分でいいの?」
「君と一緒がいいんだ。」
『ダメかな?』と続ける不二の困った顔は綺麗だった。
「…体育祭の時も思ったけど、不二君ってちょっと強引なこところあるよね。」
「…そうかな。」
「写真、撮ろう。せっかくだし。ね?」
「ありがとう。じゃ…。撮るよ。」
『村田さん、よってよって。』という不二に近づいた。
夏香は至近距離になった不二の横で、自分の心臓の音がやけにうるさく感じていた。
「僕さ、村田さんのこと好きなんだよね。」
「えっ?」
「だから卒業アルバムの撮影に便乗して君とのツーショット撮ってもらったんだ。」
「不二君、最後くらいそんな冗談やめてよ。」
「冗談だったら、君とこうして写真撮ろうとしないけどな。それで君の返事を聴かせてほしい。」
「…不二君、自分で良ければいいよ。」
「やった!シャッター押すよ!」
二人は笑顔で写真を撮った。
中学の同級生達は、まさか二人が新たな関係になるなんて知りもせずに中学校を後にしていった…。