一方通行の恋
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あの日、彼は同じ大学に通う後輩の子に恋をした。
すぐにでも体育館で練習したい気持ちが強く、出入り口で後輩の入学式が終わるのを待っていた。
彼女が体育館の入り口に来た際、きっと気持ちが動いていたのかもしれない。
(俺、あの子のこと、けっこう本気やったんやけどな…。)
彼女にとって『兄貴みたいだったのかな』と今になって感じていた。
「土屋? 元気ないね。どうした?」
「振られたで、俺…。」
「いつも話してる、あの後輩ちゃんのこと?」
「せや。」
「告白したの…?」
「したようなもんや。」
バスケ部の休憩時間。
彼は体育館の隅でマネージャーの夏海と話す。
『あの子、きっと想い人がいる』という彼女の言葉が身にしみる。
「俺の入り込む隙なんてもともとなかったのかもな。」
「かもね。新しい恋が始まるといいね…。」
今日から前に進むために、新しいこと始めようかと思う彼だった。
すぐにでも体育館で練習したい気持ちが強く、出入り口で後輩の入学式が終わるのを待っていた。
彼女が体育館の入り口に来た際、きっと気持ちが動いていたのかもしれない。
(俺、あの子のこと、けっこう本気やったんやけどな…。)
彼女にとって『兄貴みたいだったのかな』と今になって感じていた。
「土屋? 元気ないね。どうした?」
「振られたで、俺…。」
「いつも話してる、あの後輩ちゃんのこと?」
「せや。」
「告白したの…?」
「したようなもんや。」
バスケ部の休憩時間。
彼は体育館の隅でマネージャーの夏海と話す。
『あの子、きっと想い人がいる』という彼女の言葉が身にしみる。
「俺の入り込む隙なんてもともとなかったのかもな。」
「かもね。新しい恋が始まるといいね…。」
今日から前に進むために、新しいこと始めようかと思う彼だった。