最悪のあとの出来事
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翌日ー。
夏海は学校へと向かう。
(4組の教室が今は遠いなぁ。)
怪我が治りきっていない夏海にとって、歩くのでさえ苦労している。
教室に入ると、新しいクラスメートは、まだ数人しかいなかった。
「吉野さん、おはよ。」
神は『昨日の怪我、まだ痛むの?』と続けた。
「擦り傷もそうだけど、打ち身が酷くてね…。」
「できる範囲で俺、手伝うよ。」
「ありがとう。」
その日を境に彼は夏海の手伝いを率先して始めた。
掃除の時や移動教室の際はだいぶ助かっていた。