生徒手帳
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「土屋! これ、さっきのおちびちゃんのやないか?」
緑色のカバーのかかった冊子は、生徒手帳のようだ。
おそらく夏海のものである。
学校の住所が神奈川県になっていた。
「たぶんな…。俺がそれ預かるわ。」
見てはいけないと思っていても、土屋は中を見ていた。
練習試合の日程や彼女のプライベートな予定がビッチリと書かれていた。
(さっきのおちびちゃんは、吉野夏海。平凡な名前やな。)