cocktail
明日への期待
幼かった3人はもう20才を過ぎていた。そしてその3人はfirmamentの前に立っていた。
「ここにいるんだよね。」
3人の中で年上の男性が言うともう一人の男性と女性は頷いた。
「やっと会えるもんね。」
「はい。」
「それじゃ入ろう。」
3人はfirmamentへ入って行くと閉店間際なのか客は居なかった。
「時間まだ大丈夫ですか?」
年上の男性が聞くとツナは笑顔で接する。
「大丈夫ですよ。お好きな席にどうぞ。」
ツナに言われて3人はカウンター席に着いた。
「ご注文は?」
3人はピコン&グレナデンを注文した。
ツナはアメール・ピコンとグレナデンシロップと炭酸水をシェイクした。
「ピコン&グレナデンです。」
カクテルを出された3人はカクテルを少し見つめてから飲むと年上の男性がポツリと呟いた。
「何であの時、信じなかったんだろう?」
悔やむ男性。年下の男性も悔やみ女性は涙を流している。
「本当に馬鹿だったもんね。」
「いつも遊んで貰っていたのに。」
血の繋がりはないが兄として慕っていたのに。何故簡単に慕っていたことを忘れたんだろう。3人は空になったグラスを見て思った。
ピコン・グレナデンのカクテル言葉。
慕う心
3人は頭を下げて謝る。
「ツナ兄本当にごめんなさい!マフィアに追われていたところを助けてくれたのに信じなくてごめんなさい!」
「いつも遊んでくれたのに本当にごめんだもんね!」
「ごめんなさい!いつも優しくしてくれたのに本当にごめんなさい!!」
涙を流し謝罪する3人を見てツナは声を掛けた。
「顔を上げて。フゥ太、ランボ、イーピン。大きくなったね。」
顔を上げるフゥ太とランボとイーピンにツナは優しい声で話をした。
「謝ってくれたからもう良いよ。それにあの頃は3人共まだ子供だったから回りに流された部分もあると思うんだ。」
謝罪したから許すと言ったツナにフゥ太とランボとイーピンは許してくれてありがとうと言ってまた泣き出しツナは苦笑した。
一頻り泣いて落ち着いた3人は今の自分達のことを話した。
「僕は児童施設でボランティアしてるんだ。」
「俺っちはあの後ボスに怒られてボスだったツナを裏切ったのはマフィアの掟を破ることだからボヴィーノには戻れなかった。今はフリーターしながらフゥ太と一緒にボランティアしてるもんね。」
「私は師匠に物凄く怒られて破門されました。今は働きながらケアマネの資格を取る勉強をしてます。」
裏切った償いを考え、辿り着いたのが人の役に立つことだった。
ツナは少し待っててねと言うとカクテルを作り出した。
「カイピロスカです。サービスだから気にしないでね。」
出されたカクテルにフゥ太とランボとイーピンは一口飲んで美味しい!と口々に言った。
「ツナ兄美味しいよ!」
「美味しいもんね!」
「凄く美味しいです!」
ツナは素直に感想を言う3人に言った。
「花言葉みたいにカクテルもカクテル言葉があるんだ。カイピロスカの意味はね。」
明日への期待
「フゥ太とランボもイーピンもマフィアとはまた違う世界で生活していて不安もあるかなって思ったんだ。でも償いを自分で考えてそれぞれの道を選んだ。そんなフゥ太とランボとイーピンに俺は期待してるね。頑張って!」
「ありがとうツナ兄。」
「俺っち頑張るもんね。」
「頑張ります!」
エールを送るツナに3人は力強く頷いた。
フゥ太達が会計を済ませfirmamentを出ていくとツナは後片付けをして2階の部屋に行きある人物達に話し掛けた。
「難しい顔をしないでもう許して上げたらどうですか?」
ランボがいたファミリーのボスとイーピンの師匠がツナの自室にいた。2人は眉間にシワを寄せて口をへの字にしていたがツナに言われて暫し考える。そして考えた結果を出した。
「沢田さんがあの子達を許してくれた以上私も許しましょう。」
「私もドン・ボヴィーノと同感です。」
穏やかに言うドン・ボヴィーノと風だがお互いに手元に戻すことはしないと話した。
「ランボを許しますがマフィアの掟を破ってしまったのは事実。ファミリーには戻すことはしません。それにあの子はマフィアの世界より償いとはいえ表社会で生きていくのが良いでしょう。」
「償いが前提ですがイーピンはケアマネになる夢を追っています。その邪魔をする気はありません。」
ランボのボスとイーピンの師匠は子供だった3人のこれからを心の中で応援することにした。
ドン・ボヴィーノと風はfirmamentを出るとツナが見送りに来た。
「大丈夫だとは思いますが気を付けて下さいね。風さん。後ドン・ボヴィーノ、ボヴィーノのボスによろしくお伝え下さい。」
ドン・ボヴィーノが影武者だと分かっていたツナ。風とドン・ボヴィーノの影武者は流石だと苦笑した。
「影武者だということも簡単に知られてしまうとは。」
「超直感は侮れませんね。だからこそ我々を呼んだのですよね?」
「はい。」
ツナは超直感でフゥ太達がfirmamentに来ることを知り風に連絡を入れた。(風の連絡先も超直感で知った。)
連絡を貰った風はドン・ボヴィーノに知らせてfirmamentに来た。
ドン・ボヴィーノ本人は自分が本部を空けている間に敵対ファミリーが攻めてきたら危険だという理由で影武者を日本に渡らせ、通信機でことの成り行きを聞いていた。
ツナは今度は飲みに来て下さいねと風とドン・ボヴィーノに言うと二人はいつか必ずと言い、最後に許してくれてありがとうと伝えfirmamentを後にしたのであった。
幼かった3人はもう20才を過ぎていた。そしてその3人はfirmamentの前に立っていた。
「ここにいるんだよね。」
3人の中で年上の男性が言うともう一人の男性と女性は頷いた。
「やっと会えるもんね。」
「はい。」
「それじゃ入ろう。」
3人はfirmamentへ入って行くと閉店間際なのか客は居なかった。
「時間まだ大丈夫ですか?」
年上の男性が聞くとツナは笑顔で接する。
「大丈夫ですよ。お好きな席にどうぞ。」
ツナに言われて3人はカウンター席に着いた。
「ご注文は?」
3人はピコン&グレナデンを注文した。
ツナはアメール・ピコンとグレナデンシロップと炭酸水をシェイクした。
「ピコン&グレナデンです。」
カクテルを出された3人はカクテルを少し見つめてから飲むと年上の男性がポツリと呟いた。
「何であの時、信じなかったんだろう?」
悔やむ男性。年下の男性も悔やみ女性は涙を流している。
「本当に馬鹿だったもんね。」
「いつも遊んで貰っていたのに。」
血の繋がりはないが兄として慕っていたのに。何故簡単に慕っていたことを忘れたんだろう。3人は空になったグラスを見て思った。
ピコン・グレナデンのカクテル言葉。
慕う心
3人は頭を下げて謝る。
「ツナ兄本当にごめんなさい!マフィアに追われていたところを助けてくれたのに信じなくてごめんなさい!」
「いつも遊んでくれたのに本当にごめんだもんね!」
「ごめんなさい!いつも優しくしてくれたのに本当にごめんなさい!!」
涙を流し謝罪する3人を見てツナは声を掛けた。
「顔を上げて。フゥ太、ランボ、イーピン。大きくなったね。」
顔を上げるフゥ太とランボとイーピンにツナは優しい声で話をした。
「謝ってくれたからもう良いよ。それにあの頃は3人共まだ子供だったから回りに流された部分もあると思うんだ。」
謝罪したから許すと言ったツナにフゥ太とランボとイーピンは許してくれてありがとうと言ってまた泣き出しツナは苦笑した。
一頻り泣いて落ち着いた3人は今の自分達のことを話した。
「僕は児童施設でボランティアしてるんだ。」
「俺っちはあの後ボスに怒られてボスだったツナを裏切ったのはマフィアの掟を破ることだからボヴィーノには戻れなかった。今はフリーターしながらフゥ太と一緒にボランティアしてるもんね。」
「私は師匠に物凄く怒られて破門されました。今は働きながらケアマネの資格を取る勉強をしてます。」
裏切った償いを考え、辿り着いたのが人の役に立つことだった。
ツナは少し待っててねと言うとカクテルを作り出した。
「カイピロスカです。サービスだから気にしないでね。」
出されたカクテルにフゥ太とランボとイーピンは一口飲んで美味しい!と口々に言った。
「ツナ兄美味しいよ!」
「美味しいもんね!」
「凄く美味しいです!」
ツナは素直に感想を言う3人に言った。
「花言葉みたいにカクテルもカクテル言葉があるんだ。カイピロスカの意味はね。」
明日への期待
「フゥ太とランボもイーピンもマフィアとはまた違う世界で生活していて不安もあるかなって思ったんだ。でも償いを自分で考えてそれぞれの道を選んだ。そんなフゥ太とランボとイーピンに俺は期待してるね。頑張って!」
「ありがとうツナ兄。」
「俺っち頑張るもんね。」
「頑張ります!」
エールを送るツナに3人は力強く頷いた。
フゥ太達が会計を済ませfirmamentを出ていくとツナは後片付けをして2階の部屋に行きある人物達に話し掛けた。
「難しい顔をしないでもう許して上げたらどうですか?」
ランボがいたファミリーのボスとイーピンの師匠がツナの自室にいた。2人は眉間にシワを寄せて口をへの字にしていたがツナに言われて暫し考える。そして考えた結果を出した。
「沢田さんがあの子達を許してくれた以上私も許しましょう。」
「私もドン・ボヴィーノと同感です。」
穏やかに言うドン・ボヴィーノと風だがお互いに手元に戻すことはしないと話した。
「ランボを許しますがマフィアの掟を破ってしまったのは事実。ファミリーには戻すことはしません。それにあの子はマフィアの世界より償いとはいえ表社会で生きていくのが良いでしょう。」
「償いが前提ですがイーピンはケアマネになる夢を追っています。その邪魔をする気はありません。」
ランボのボスとイーピンの師匠は子供だった3人のこれからを心の中で応援することにした。
ドン・ボヴィーノと風はfirmamentを出るとツナが見送りに来た。
「大丈夫だとは思いますが気を付けて下さいね。風さん。後ドン・ボヴィーノ、ボヴィーノのボスによろしくお伝え下さい。」
ドン・ボヴィーノが影武者だと分かっていたツナ。風とドン・ボヴィーノの影武者は流石だと苦笑した。
「影武者だということも簡単に知られてしまうとは。」
「超直感は侮れませんね。だからこそ我々を呼んだのですよね?」
「はい。」
ツナは超直感でフゥ太達がfirmamentに来ることを知り風に連絡を入れた。(風の連絡先も超直感で知った。)
連絡を貰った風はドン・ボヴィーノに知らせてfirmamentに来た。
ドン・ボヴィーノ本人は自分が本部を空けている間に敵対ファミリーが攻めてきたら危険だという理由で影武者を日本に渡らせ、通信機でことの成り行きを聞いていた。
ツナは今度は飲みに来て下さいねと風とドン・ボヴィーノに言うと二人はいつか必ずと言い、最後に許してくれてありがとうと伝えfirmamentを後にしたのであった。