静寂の住人
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ハルの話を聞いて愛結華・フォードは一般人のハルに手を出したのかとアーデルハイトは眉間に皺を寄せた。
「アーデルハイトさん!ツナさんは無事なんですか!ハルは心配でたまりません!」
「場所は極秘だけどある場所で守っているから安心して。」
ツナの無事が分かり胸を撫で下ろすとハルは改めてアーデルハイトを見る。
「アーデルハイトさん!ハルに出来ることは有りますか?」
「三浦さん?」
「愛結華ちゃんやマフィアは怖いですけどそれでもハルはツナさんを助けたいです!」
ハルはアーデルハイトを真っ直ぐ見て言い、アーデルハイトは一般人のハルを危険な目に合わせるわけにはいかないが案を出した。
「そうね、それなら愛結華・フォードの電話の内容とメールの内容は全て保存して。それから後でボイスレコーダーを渡すからそれをいつも持っていて。それが有れば愛結華・フォードが苛めをする人間だと言う証拠になるかもしれないから。それと念のため誰か護衛に付けるようにするわ。」
「はい!よろしくお願いします!」
アーデルハイトはハルを自宅まで送り雲雀に話した。
アーデルハイトはハルの護衛を誰にしようかと考えていると炎真の提案でハルの友人であるクロームが護衛に付くことになった。
クロームは快く護衛を引き受けアーデルハイトから渡されたボイスレコーダーを持ってハルの自宅のチャイムを鳴らすとハルが出た。
「クロームちゃん!」
「ハルちゃんこんばんは。」
ハルは護衛がクロームであること安心し自室に招き入れた。
「クロームちゃん、ツナさんに一体何があったんですか?」
「フォードさんはボンゴレの血筋らしいんだけどボンゴレ欲しさにボスを陥れたの。」
「そんな!欲しいなら正々堂々とツナさんと戦えば良いはずです!」
「多分あの人は超直感も炎も無いから卑劣な手を使った。例え能力があっても鍛えて使えるようにしようとも思わない人格みたいだし。」
愛結華は楽してボンゴレの財で贅沢したいだけだからと言うクロームにハルはふざけていると怒りを隠さずに言った。
「ふざけてます!ツナさんはマフィアになりたくないけど努力して力を付けたのに!」
「フォードさんは努力せずにボンゴレの力と財力を欲しがった。おまけに嵐の人と雨の人と晴の人と京子ちゃんや学校の生徒、それからボスの両親と居候はあの人に簡単に騙されてボスを裏切ったの。」
悔しそうなクロームにハルは獄寺達まで裏切ったのかと悲しくなった。
「ボスの味方は私とハルちゃんと雲の人と炎真君とシモンファミリーだけ。」
そして心の中で瞳子を浮かべるクローム。
「雲の人ってデンジャラスな雲雀さんですか!?」
ハルは雲雀も味方という事実に驚きしかなかった。
「クロームちゃん。明日からよろしくお願いします。絶対にツナさんを助けましょう!」
「うん。ボスには笑って欲しいから頑張る!」
「打倒!愛結華・フォードです!」
「打倒!裏切り者!」
クロームとハルは愛結華が最低な人間だと示す証拠を掴んでやると誓い合った。