静寂の住人
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翌日ーーー
雲雀は応接室に愛結華を呼び出したが余計な人物が居て眉を寄せる。
「僕は愛結華・フォードを呼び出したんだけど?」
「悪いな雲雀。愛結華はボンゴレ十代目だから護衛を付けているんだぞ。」
愛結華の護衛としてリボーン、獄寺、山本、了平が応接室に入ってきた。
「・・・。取り敢えず愛結華・フォードと赤ん坊以外は出て行ってくれる?」
「ふざけんな!」
「愛結華の護衛なのな!」
「愛結華の側を離れたら極限に護衛が出来ないではないか!!」
雲雀は苛立ちトンファーを出すとリボーンが雲雀が暴れ愛結華が巻き込まれたら不味いと獄寺達を応接室から出した。
「愛結華・フォード。君は沢田綱吉に嫌がらせをされたんだよね?」
「はい。愛結華怖くてぇ~。」
涙目になる愛結華に雲雀はトンファーで殴りたいのを我慢する。
「嫌がらせをされた日を言ってくれる?調査するから。」
てっきり味方になってくれると思った愛結華は調査と聞いて愛結華は真っ青になる。調査されたら自分の嘘がバレる可能性があると愛結華は慌てて何とか誤魔化そうと雲雀に言った。
「それでまたツナ君に暴力振るわれるのは怖いから調査なんてしなくて良いですぅ。」
体を震わせ泣いている愛結華を慰めるリボーンを見て雲雀は茶番劇を終わらせようと机をダンッと叩く。
「調査しないと君はずっと嫌がらせを受けることになるんだよ?」
「でもぉ~。」
「僕は風紀を乱されて腹が立っているだよ。さっさと言いな!」
愛結華は雲雀の睨みに恐怖で負け適当に嫌がらせをされた日を言っていく。(雲雀が腹を立てている本当の理由は愛結華だが。愛結華が気づくわけもなかった。)
「ええと確か~○月▲日は放課後で時間は15時30分くらいだったかしらぁ?ツナ君に呼ばれて裏庭に行ったら殴られましたぁ。○月●日も放課後屋上に呼ばれて死ねって言われて愛結華凄く怖かったですぅ。」
「他の日は?覚えている範囲で良い。」
「○月☆日の放課後は公園で鉢合わせしちゃって怒鳴られましたぁ。○月★日の休日の午前中に並盛商店街の雑貨店の前でツナ君に平手打ちされてぇ、○月◇日は登校中に後ろから髪を引っ張られて、○月◆日は朝から待ち伏せされてお前のせいだって蹴られて、○月□日も待ち伏せされてナイフで切りつけられそうになりましたぁ~。でもその日は使用人が気付いて愛結華を守ってくれたから大事にはならなかったんですけど怖かったです~。」
涙を溜めながら話す愛結華を雲雀は軽蔑に満ちた目で見ていた。それに気付かない愛結華とリボーン。
「後は風紀委員会で調査するからもう出ていって良いよ。」
雲雀はもう用はないと書類にサインをし始めるがリボーンが愛結華の守護者になれと言ってきて雲雀は遂に切れた。
バキィッーーー
雲雀は愛結華の目の前でトンファーで机を真っ二つにした。
「ヒィッ!!」
「何で僕がその女の守護者になって群れなきゃいけないの?そんなの御免だよ!」
「しかし!雲雀は雲の守護者だろーが!」
雲雀はボンゴレリングを外しリボーンに渡した。
「それなら辞めるからこれは返すよ。」
「な!?」
雲雀はさっさと出ていけと愛結華の腕を掴み追い出した。
「赤ん坊はあの草食動物の護衛なんでしょ?さっさと出ていってよ。」
「・・・また来るからな。ボンゴレリングは雲雀に持っていて貰いてえから置いていくぞ。」
リボーンはこれ以上言っても無駄だと日を改めることにし退室した。
「これ本当に要らないよ。」
雲雀はボンゴレリングを机の引き出しに無造作に入れた。
ーーーー
愛結華は調査される前に何とかしないと不味いと思いながら教室に向かっていると校内に防犯カメラが設置されていることに気付いた。
「プライベートの侵害とか言ってリボーン君に壊してもらおう!愛結華って頭良い~♪」
後日リボーンは並中の防犯カメラを壊していった。
それを撮影されているとも知らずに。
「クロームちゃん撮れた?」
「撮れた。」
「ボクチンも撮ったよ。」
幻術師のクロームとジュリーが姿を隠し撮影していた。