自由を望む大空
ボンゴレを譲れと言われ拒否した瞬間、アリスンに嵌められた。
リボーン達は「ツナにレイプされた。」と泣きながら言ってきたアリスンにまんまと騙されツナを制裁と称した暴力を振るい、奈々はツナの育児放棄、ビアンキ達はポイズンクッキング、餃子拳、手榴弾、ランキング能力を応用して物を投げつける等の暴力を振るい罵った。
更に「妊娠しちゃった。」と泣きじゃくるアリスンを見たリボーン達はツナを武器で制裁してボンゴレリングを取り上げた。
アリスンはリボーンと守護者の獄寺、山本、了平を侍らせて渡されたボンゴレリングをツナに見せつけるように指にはめた瞬間。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ザンザスの時の様にアリスンの全身から血が吹き出した。
「なっ!どういう事だ!」
「アリスンはボンゴレの血筋ではないのか!?」
慌てるリボーン達はコッタファミリーの調査をし青ざめた。
コッタファミリーとアリスンは表社会、裏社会の両方で悪事の限りを尽くしていた。そして家系図を改竄しボンゴレの血筋と偽っていた。
それを知ったリボーン達はアリスンを制裁し、アリスンに騙された奈々達は罵った。
そしてアリスンがついた嘘の内容を知り家光、奈々、九代目はツナを信じなかったこと、調査をしなかったことを後悔した。
《ツナがアリスンを襲って妊娠させ堕胎させた!》
リボーンはツナがアリスンに暴力を振るい、苛めをしていると報告していた。
家光、奈々自分の息子がレイプをしたと知ったらショックを受けると気遣ったからだ。
ツナの性別は女 。ボンゴレの血筋を敵対ファミリーから守る為に男として生きてきた。
女が女をレイプし妊娠など出来る筈がない。
ツナの性別を知ったリボーン達は無実のツナに暴力を振るったことを棚にあげ「何故、本当の性別を言わなかった!」とツナを責めた。
ツナからしたら言える訳がない。言ったら最後、「自分達を騙したのか!」と更に暴力を振るわれる可能性があったからだ。
コッタファミリーはボンゴレが殲滅し、ボンゴレリングの拒絶とリボーン達の暴力でボロボロのアリスンは復讐者に付き出された。
永遠に続くと思われた生き地獄は終わりを迎えた。